読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『正確な日本地図をつくった測量家 伊能忠敬』(小4・小6に読んだ本)

2017年12月09日 | 伝記
昨日の授業で、小4の生徒さんから
「この間の授業で、伊能忠敬の本を読んでくれてよかった~。あの後、学校で勉強したんだよ」と言われました。
伊能忠敬が、小6の国語教科書の題材になっているので読んだのですが、他学年のお子さんにも役立ってよかったです
さて、その伊能忠敬の本はこちらです。(11月第4週に読みました)
伊能忠敬―正確な日本地図をつくった測量家 (よんでしらべて時代がわかるミネルヴァ日本歴史人物伝)
クリエーター情報なし
ミネルヴァ書房

この本は、伊能忠敬の伝記絵本です。

最初は、北海道での測量の場面から。
先の見えない林の中を歩いたり、岩によじ登ったり。
道が切れて、海に落ちることも…。命がけの測量です。
忠敬は、この測量をもとに蝦夷地の地図を作りました。
この地図によって、蝦夷地は南北ばかりでなく、東西にも長いことが分かったのです。

こちらの本では、忠敬の生い立ちや酒造家の経営者としての側面も紹介されています。
特に、1783年の飢饉の際の対応は、素晴らしいです!

忠敬が地図作りを始めたのは50歳をすぎてから。
その後、全国を歩いて測量し、日本図を作り上げました。
歩いた距離は、実に35200㎞だったそうです!!

後ろのページには、忠敬の作った日本図の一部が載っています。
その精密さに、お子さんたちも驚きの声を上げていました!!

短い絵本ですが、伊能忠敬の偉大さを感じられる1冊です。
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