読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『めっきらもっきらどおんどん』(小2に読んだ本)

2017年10月29日 | 想像の翼を広げる本
小学生国語クラスでは、「朝日小学生新聞」の本の紹介コーナーを定期的に読んでいます。
お子さんたちが気になる本があれば、それをクラスで読むこともしばしば。
10月最終週に読んだ本は、お子さん自身が選んだ1冊です。
めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)
長谷川摂子・作 ふりやなな・画
福音館書店

神社まで来たのに、遊ぶ友達が誰もいない主人公のかんた。
しゃくだから、めちゃくちゃな歌を歌いました。

ちんぷくまんぷく
あっぺらこのきんぴらこ
じょんがらぴこたこ
めっきらもっきらどおんどん

すると、どどーっと風が吹き、奇妙な声が聞こえてきました。
「よお よお、ええうた ええうた」
「こっちゃこい こっちゃこい、こっちゃきて うたえ」
耳を澄ますと、どうやらその声は穴の中から。
かんたがのぞきこんだそのとたん…


妖怪(?)3人組が、明るくて楽しくて、でも異界の雰囲気がちょっと怖い…。
小さな子どもの頃に、この絵本に出合っていたら、きっとはまってしまいそう

今、ブログを書いていたら、長男(高1)がやってきて…
「『めっきらもっきらどおんどん』だ…。昔、読んだな。怖いやつ…。
と、つぶやいていきました。
どうやら当時はとっても怖かった覚えがあるそうで…

私も、『おやすみなさい フランシス』という絵本が、子どもの頃にすごく怖かった覚えがあります。
今読んだら、なんてことなくて、拍子抜けしました…。
子どもの頃のあの感覚って、子どもだけのものなんですね。

子ども時代の感性で、児童文学を再読したいと思うけれど、今読んだらちょっと違うんだろうなぁ、やっぱり。
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