読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『夏の庭』(中学生向けブックトーク・テーマ「夏」)

2022年07月31日 | 命・人生について考える本
7月第4週の中学生国語クラスでは、ブックトークを行いました。
紹介した本は、こちらです。
 小学6年生の男子3人組は、その中の1人の祖母が亡くなったことをきっかけに、「人の死」について興味を持ち始めます。
そんなとき、近所にもうじき死にそうなおじいさんがいることを知り、その人が死ぬところを見ようと、その家を3人で観察することにします。

夏休みを迎え、3人は塾の夏期講習に毎日通いながら、おじいさんの家の観察をし続けます。そのうち、3人はおじいさんに気づかれてしまうのですが…

おじいさんと3人の距離は少しずつ縮まり、3人の存在によって元気になっていくおじいさん。そして、3人の少年たちはおじいさんから大切なことを教わっていきます。

3人の家庭は、それぞれ事情を抱えています。そんな少年たちは、おじいさんとの交流によって成長していくのです。

「死」を通して、生きることについて考えさせられる作品です。

クラスでは、「人が死ぬところを見たい」という好奇心で、おじいさんを観察し始めたという設定に、多くの生徒さんが驚いていました。そして、先月のブックトークで『西の魔女が死んだ』を読んでいた生徒さんは、こちらの本も読んでいることが判明!今回も「このお話もいいですよね!!」と熱く盛り上がってしまいました。
こちらの本は塾に置いてあります。貸し出しもしていますので、興味のある方は是非読んでみてくださいね!

ちなみに、このお話は映画化もされています。
 
人気ブログランキング ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪ 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ともだちのしるしだよ』(... | トップ | 『教室にウサギがやってきた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

命・人生について考える本」カテゴリの最新記事