ホタルの季節がやってきましたね~。
ホタルといえば”こうばるほたる祭り”
今年もこうばる在住のイラストレーターほーちゃんがすばらしいチラシを作ってくれました。
30回目というところがすごいですね。石木ダム建設という愚かな公共事業に抗してきた年月が
刻まれています。35回目あたりでは石木ダム建設はきっと吹き飛んでいることでしょう。
だいぶ遅れてしまいましたが、
2017年 あけまして おめでとうございます
今年は数年ぶりに、島原半島・雲仙普賢岳方向から上るきれいな初日の出を撮ることが
できました。
FBの方に力を入れすぎて、ブログの方は、
たぶん今年も思い出したようにしか更新しないかと思いますが、あまり期待せずに時々
立ち寄ってみて下さいませ。
昨年に引き続き、石木ダム問題は容赦なく発信していきます。
だって反論がなく、炎上することもなさそうなので(笑)
http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro0905/e/50bccf3d7b7bbd3e5ec8ee49b234b54c
「石木ダムー佐世保市長、佐世保市水道局とのやり取り」
上記からの続きです。
昨日(6月23日)、佐世保市水道局の担当・森さんから回答が届きました。
一か月近くかかってどんな内容の回答なのかと胸をときめかせながらメールを開けてみたの
ですが正直言って肩透かしでした。
前回の回答とほぼ同じ内容で私の質問に正面から答えていません。
以下回答全文です。
渕 康裕 様
佐世保市役所 水道局水源対策・企画課の森と申します。
お寄せいただいておりましたご意見について、次のとおり回答いたします。
まず、実績値と水需要予測の数値に関するご質問ですが、これまでご説明申し上げてきましたとおり、水需要予測とは水道施設の規模を決定するために行うものであり、需要そのものを予測しているものではありません。水需要予測における数値については、渇水や災害等のリスク等も考慮し、一定の基準にそって積み上げた数値であります。
このことは市議会におきましても、関係する数値も含めまして、一定ご説明させていただいているところであります。
またその際、実績値との関係についても併せて説明しているところですが、本来の需要に当たる有収水量で比較すると大きな差異は生じていないものと認識いたしております。
「一般的な受忍限度を超えている」との表現に関しましては、水の安定供給の責務を負っていながら、過去に幾度も給水制限を余儀なくされている実態と、その度に市民の水使用も低下し、他都市と比べても非常に少ない状況にあることを捉えて表現したものです。
また先ほども申し上げましたとおり、本来の需要である有収水量については予測と大きな差異は生じておりませんことから、現段階において平成24年度に行った水需要予測を見直す考えはありません。
最後に、これまで渕様からいただいたさまざまなご質問等に対し、本市の考え方を一定ご説明させていただいたところであります。
今後、同一主旨や類似の内容に関するご質問等をお寄せいただいた場合は、本事業に対するご意見の一つとして受け取らせていただきたいと思います。
これまでの貴重なご意見、ありがとうございました。
平成28年6月23日
水道局 水源対策・企画課長
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佐世保市役所 水道局水源対策・企画課(担当:森)
電話番号(内線):0956-25-1151(内3519)
E-mail:suigen@city.sasebo.lg.jp
このようなマニュアル的で形式的な回答にならないように、
なお回答につきましては、「石木ダム建設の必要性をわかってもらいたい」という熱意に満ち
あふれた「客観的・合理的」で、誰もが納得できるようなご回答を希望します。
とわざわざ念を押したのに・・・。
「一日最大配水量の予測値と実績値とのかい離の原因」について聞いているのですがなかなか
それには触れたくないようです。
しかし回答していただいたことには感謝しながら、「ご意見の一つとして受け取らせていただきた
いと思います」というお言葉に甘えて後日再度ご意見させていただきたいと思います。
話は変わりますが、佐世保市水道局の現業職員に知り合いがいる私の友人が、「漏水をなくせ
ば石木ダムは必要ない、て言ってたよ」と話してくれました。現場の職員が一番実情を知って
ますよね。
森さんも本音が言えなくてたいへんだな~。
今年も”こうばるほたる祭り”の季節がやってきました。
5月28日(土)午後6時~
すでに綺麗なホタルの乱舞が観察できるということですが、
仕事上がりの一杯の誘惑を断ち切れず、まだほたるの写真を撮りに行ってません。
(↑気合いが入っていない!!)
この上は、ほたる祭りで両方を片付けるしかないか・・・。
こちらはこうばる在住のイラストレーター”ほーちゃん”による宣伝チラシです。
8/26の長崎新聞の記事。
石木ダム建設予定地の一部が強制収容されたことについての報道部・豊竹記者の論評です。
正論だと思います。強権的な手法は「下策」と評しています。
私に言わせれば下の下の下策、愚の愚の愚策です。
「言うことを聞かなければ力づくで」という手法が今の世の中で実行されるのですから驚きです。
長崎県から強奪された畑には下のような看板が立てられています。
大切に守ってきた岩永さかえさんの畑を、必要のないダム建設のために、了解も得ずに強引に奪い取ったあげく、
「無断での使用を禁止します」とはよく言えたものです。
まさに暴君が、配下の悪代官と小役人を使って、罪もない民、百姓をいじめ抜く時代劇の構図ではありませんか。
さかえさんは印鑑も押してなければお金も受け取っていません。
こんな人権侵害が許されていいのでしょうか。
記事の最後はこう結ばれています。
強制しないと造れないのは「失政」を認めているようなものだ。