秋分の日が過ぎ、田んぼの周辺などに彼岸花が綺麗な季節です。
アゲハ蝶は彼岸花が大好きみたいでいろんな種類のアゲハが彼岸花の蜜を吸いにやってきます。
その中でも私が狙っているのはナガサキアゲハです。
ナガサキと名前が付くからには長崎県内にはわんさかいると思いきや、これまでなかなか見つけ
られませんでした。ところがこの秋とうとう逢うことができました!!
ナガサキアゲハの♀(メス)です。
ナガサキアゲハは肩の赤い模様と、後翔に突起がなく丸くなっているのが特徴です。
ナガサキアゲハの♂(オス)です。↓
メスに比べて黒っぽいのでクロアゲハに似ていますがこれも、丸っこい後翔と肩の赤い模様で
判明。
昨年は撮ることができず、この周辺には生息しないのか、と諦めていたのですが、
ちゃんといたのです!!
石木川まもり隊のブログからお借りしました。
おなじ大渇水を経験した自治体でも、その後の取り組みは違いますね。
なんでこんなに差が出るのでしょう。
佐世保市民の一人あたりの水道使用量は現在190㍑のところ、ダムを造って207㍑まで
もって行きたいらしい。年平均の貯水率が90%を越えている状態が8年も続き、水道料金
さえ払えばふんだんに水を使える状況にあるのに使用量が増えないのはなぜか、考えが
及ばないのでしょうか。佐世保市民がべつにがまんしているわけではありません。190㍑
でもう十分なのです。うちでも6人家族で毎日2カ所でお風呂を沸かしても一人あたり160㍑
で十分足りています。
石木ダムができれば水道料金は確実に上がります。負担が増えれば佐世保市民は節水に
力を入れるでしょう。そうすると使用量は現在の190㍑からさらに減っていくことになりませ
んか?
佐世保市民の水使用を増やすためにダムが必要と言うのはまったく合理性がありません。
石木ダム建設問題で、長崎県は反対地権者13世帯のうち9世帯の家屋と土地などの収用裁決
に向けた測量調査に昨日から着手していますが、昨日、今日と反対地権者、支援者に阻止され
着手できませんでした。
共有地権者の一人でもある私は今日応援に行ってきました。
すでに、8月下旬に4世帯の農地が強制収用されています。
印鑑も押していないのに、お金の受け取りも拒否しているのに、不要なダム建設のためにたいせ
つな土地・家屋を無理やり取り上げられ、勝手に国のものに名義変更されてしまうのですからたま
ったものではありません。
県の強権的なやり方にもこうばるの地権者のみなさんは一歩もひるくむことなく、明るく、意気揚
々と、したたかにたたかっています。こちらが元気をもらうくらいに。
反対地権者の激しい抗議にダム事務所の所長もたじたじです。
長崎空港を造るとき、当時の久保知事が予定地の住民と膝をつき合わせて話し合いをし、
説得したのは有名な話です。
いちばんきついところを所長に押しつけて知事はいったい何をしているのでしょうか。
久しぶりのこうばるは、雨が上がって、石木川が力強く流れ、緑に覆われていて気持ちが良かったです。
田んぼの稲補も出そろっていました。
コスモス畑があるのですが、ちらほら咲き始めていました。
今度行くときが楽しみです。