先日の、「ほたるの里から長崎をかえよう!!千人のつどい」で、今本博健・京都大学名誉教授が紹介した佐世保市水需要予測の推移です。過去6回とも、なんと予測値と実績値の乖離の激しいこと!
今本氏は、「これは火山の噴火じゃないんです」と言って会場大爆笑、「とても予測などと言えるものではありません」と一刀両断。
これはいくらなんでも、これはいくらなんでも酷すぎる過大予測ですよね。民間ならありえません。こんなでたらめな予測をして会社に損害を与える担当者は即首でしょう。
過大予測の見本、これぞ過大予測、これが過大予測でなかったらこの世に過大予測なるものは存在しないくらいの過大予測ですが、長崎県の言い分では、「行政の広い裁量の範囲内で、なんら問題はない」そうです。
え~~~!?ですよね。これが許されるなら、どんな改ざん、隠蔽、ねつ造も許されてしまうんじゃないでしょうか。
「佐世保市の水需要は右肩上がりで増えていき、水源が足りなくなるので石木ダムが必要」という論理の破綻は一目瞭然です。