野菜通信@畑の中心で愛を叫ぶ・・

長崎県・西海無農薬やさいの会生産者の一人、
フッチーが気ままにつづるブログです。

続・家畜市場再開!!

2010年06月27日 22時17分59秒 | 日記

今日は待ちに待った子牛市の開催日です。
うちの農協管内の子牛はいったん農協の集荷場に集められ、大型のトラックに積み合わせて平戸口の家畜市場まで運搬されます。

私も子牛を積み込んだあと、自家用車で平戸口へと向かいました。
約一時間半ほどかかります。

家畜市場の入り口に近づくと予想したとおりものものしい防疫体制でした。


うわーっ!!   早速消毒液の洗礼を浴びました。





入ってくる車両は入り口で念入りに消毒を受けます。






子牛の繋留場所に行くための関門です。消毒槽で長靴を消毒した後、
ミスト状の消毒液を体に拭き受けられます。






ここを通り抜けたら今度は防護服を着なければなりません。

       


遅れて到着したトラックからおとめを降ろし、所定の位置につなぎました。




子牛達にも消毒です。



  


報道関係のみなさんもたくさん来てましたね。







競り会場には今日は生産者は入れません。


でもちょっとドアがあいた隙に・・・。






ぴりぴりした防疫体制の中での子牛の競りでしたが、生産者の顔は総じて
安堵の表情でした。おとめは思ったほどの値段はしませんでしたが、新しい
飼い主が決まってほっとしました。

いい牛になってくれよ・・・。

次の市は7月の末です。また口蹄疫がどこかで発生して、延期なんてことにならないように願いたいものです。







家畜市場再開!!

2010年06月26日 19時35分23秒 | 日記

宮崎県で発生した口蹄疫の影響で延期になっていた長崎県内の家畜市場が相次いで
開催されることになりました。


私が子牛を出荷している平戸口中央家畜市場も明日(27)、明後日(28)の2日にわた
って開催されます。5月開催予定の家畜市場が一ヶ月以上も延期になり、いったいどうな
ることかと心配でしたがほっとしています。



*5月21日で印刷されていた子牛の名簿



明日の競りに出荷予定の雌牛のおとめです。
一ヶ月待たせる間にだいぶ大きくなってくれました。

今日は念入りに水洗いして汚れを落とし、ブラッシングしてやりました。
明日の夜には新しい飼い主の牛舎にいることでしょう。



お父さん、長い間お世話になりました・・・

なんて言うわけないよなー。




まだ安心できませんが、必死の防疫作業で口蹄疫も終息に向かいつつあるようです。
長崎県から防疫作業の応援として宮崎県に行った友人の県職員から次のようなメールが来ました。

 「・・・宮崎でのウイルス拡散防止対策は、思い通り徹底されていました。宿泊先のホテルからバスで役場に着いた後、専用のスリッパ、下着、靴下、防護服2枚重ねに着替え、専用バスで殺処分農場に出発します。農場から100mほど離れた場所でバスを降り、そこに準備してある運動会用のテントで、新品の長靴、手袋(軍手を含め3枚重ね)、ゴーグル、マスク、専用の帽子をかぶり、その帽子の上から防護服のフードを2枚かぶりました。その後、手首と足首はウイルスが入ってこないようにガムテープでぐるぐる巻きにして農場内へ歩いて移動です。作業終了後は、農場出口で噴霧器による全身消毒を受け、その場で、下着と長靴以外を埋却用のフレコンバックに脱ぎ捨て、下着のまま歩いて100mほど離れたテントまで戻りました。テントでは、下着を新品に着替え、新しい防護服を1枚着た後、長靴をスリッパに履き替え、送迎バスに乗り込みます。
 基本的に農場内で身につけていた物は、長靴も含め農場を出る際に全て廃棄となります。バスに乗り込む前にも足首から下の消毒がありました。バスで役場に着いてからは、①踏込み消毒槽による靴裏の消毒→②噴霧器による足首より下の消毒→③希釈酢による手首、手の平の消毒→④ヨード剤による手首、手の平の消毒→⑤イソジンによるうがい→⑥シャワーを浴びた後、更に下着を新しいものに変えて帰りのバスに乗り込みます。また、ホテルに帰るとすぐにシャワーを浴び、役場とホテルの往復に使った服とスリッパを希釈酢に漬け込み消毒後、洗濯を行いました。鼻からは希釈酢を吸い込んで、鼻の中を消毒し、耳は希釈酢で湿らせた綿棒で消毒しました。宮崎から帰省する際には、希釈酢の風呂に入り、帰省用に長崎で袋に密閉していた服と靴を身につけ、携帯と財布以外、宮崎に来る時の服や靴も含めて全てホテルで処分してもらいました。消毒漬けの毎日です。全国各地から1週間から10日毎に、600人もの作業員が、集まっては戻りを繰り返しているのですから、ウイルスを持ち帰らないためにもこの消毒にも納得できました。」

「・・・殺処分の現場では石灰や消毒薬による炎症が多数発生していました。新聞に発生件数が載っていますが、軽症で申告していない人も含めるとかなりの数になると思います。私も股のところが炎症になりました。防護服を2枚着ているのですが、作業中盤になると歩くたびに長靴がチャポチャポ音がするくらい汗が溜まります。防護服も汗と消毒薬でぐっしょりです。ウイルスの封じ込めには最後に大量の消石灰を人力で散布するので、その時に防護服についた石灰が溶けて染み込んでくるために炎症になるようです。初めは股ずれかと思って我慢していたのですが、防護服を脱いでから見ると炎症でした。同じ作業班の人には、釘を踏んで病院に行った人もいましたし、以前に目を蹴られた獣医さんは後遺症が残るような話しもされていました。6月一杯での殺処分終了を目指して、雨の日も無理して作業を行っているようなので、これ以上の怪我人が出ないことを願いたいです。」


宮崎に行っていたとはつゆ知らず・・・。
たいへんでしたね。ほんとにお疲れ様でした。
関係機関の懸命な努力が報われて、口蹄疫が終息してくれることを願うばかりです。


たぶん明日の家畜市場はものものしい防疫体制の中で行われるでしょう。
頭から消毒液を かけられるかもしれません。

しかし、そんなことより子牛を競りに持って行ける。その喜びは何にも勝ります。 

明日は午前3時に起きて、いざ出陣!です。


季節の花(5)・・・紫陽花

2010年06月24日 06時26分17秒 | 季節の花
この季節の花と言えば、なんと言っても紫陽花ですよね。
うちの庭のあちこちに紫陽花が植えてあります。


これは誰がなんと言おうと紫陽花です。




これは花びらが少ないタイプか。



                                 


雨よけハウスの横にもありますよ。



                                               
                                

中からのぞくと・・こんなもんか。






ハウスの中ではトマトが色づいてきました。
初物にかぶりついてみましたが、美味しかったです。本物のトマトの味がしました。





田植えは昨日で無事完了しました。
これからの管理を頑張らなくては・・・・・。




                         


                               


      




田植えラストスパート!

2010年06月22日 19時33分06秒 | 日記

昨日、山の中の田んぼの最後の一枚を植えてしまいました。
これで約95%の田植えが終わりました。





残るは最後の一枚。県道脇にある小さな田んぼです。
今日念入りに代掻きをしました。
みんなが見て通るので下手には作れません。



ここには餅米を植えます。
11月のやさいの会の収穫祭餅つき用のお米です。






*昨年の収穫祭の様子。子供達も楽しそう。
 僕にも、私にも、と杵の奪い合いです。




明日で今年の田植えも終了です。





今夜は前祝いに・・・・・・・・に出かけます。

 


田植え三日目

2010年06月19日 19時48分11秒 | 日記

今日の田植えは水曜日に植えた田んぼの隣です。面積も同じくらいの約15アール
このくらいの広さでも歩行型田植機ではけっこうきつい・・・。






今日は社長自ら、苗を運んだり、先日植えた田んぼの補植をしたり、手伝ってくれました。米代は社長の財布に入るし、少しくらい手伝わないとブログに何書かれるかわからないと心配したか・・・。

 

                                        



まっすぐ植えろよー!!  背後から社長の声が突き刺さります。

  


ブルーのTシャツで今日は 田んぼの中心で頑張れ日本と叫ぶ モードです。 

                          

 田植えが済んだら息つく暇もなく、月曜に植える予定の田んぼの代掻き。
夕方の牛のエサやりまで済ませて、今夜はワールドカップサッカー、対オランダ戦
ゆっくり見なくては・・・。







もうすぐキックオフ。

頑張れ日本!!