野菜通信@畑の中心で愛を叫ぶ・・

長崎県・西海無農薬やさいの会生産者の一人、
フッチーが気ままにつづるブログです。

石木ダムー最近の長崎新聞の投書欄より(その17)

2018年09月17日 21時44分45秒 | お知らせ

久しぶりに石木ダム推進の投稿が長崎新聞に載りました。

といっても、少し前に紹介した、清水氏の「石木ダム問題 直接対話望む」と題した下記の投稿に、長崎県の河川課長・浦瀬俊郎氏が回答したものです。

私も、県に「地権者と会うという約束はいつ果たすんだ~!」という趣旨のメールをしていましたし、あちこちから突かれて仕方なく回答したんでしょうか?(笑)

 

以下、浦瀬氏の回答文です。



前段も突っ込みたいところですが今回はスルーして問題は、「第三者を交えず忌憚のない話ができるのであれば」(面談に応じる)としているところです。


土地や家屋の強制収容もできる(現在、強引に手続きが進行中)、やろうと思えば行政代執行さえ可能なほど絶大な権力を持った側が、小さな集落に住む立場の弱い住民に対して、要するに「代理人弁護士もマスコミもだめ。非公開の密室でしか会わないよ」と言ってるのと同じです。

呆れるばかりのパワハラ感覚、上から目線の最たるもの。

地権者がせっかく「計画を白紙に戻すという前提ではなく、現状や将来について話を聞いてほしい」と言ってきているのですから、いろいろと条件を付けず素直に正々堂々と公開の場で会って話を聞けばいいじゃないですか。

いったい何を恐れているのか中村知事!



 

 

 


8・9長崎新聞論説「事業ありきの不振拭えずー石木ダム訴訟」

2018年08月04日 21時33分26秒 | お知らせ

2018.8.1 長崎新聞論説です。

権力に忖度する裁判所と違ってなかなかいいこと書きますね。
「強権的な手法は論外。対話で解決すべき」という長崎新聞の論説は一貫していてぶれないのがいい。

まあ、「事業ありきの不信拭えず」ということですが、石木ダム建設の目的は石木ダムを建設することそのもの。
「事業ありき」そのものなんですけどね。

 


映画「ほたるの川のまもりびと」完成試写会in佐世保

2017年11月25日 21時29分46秒 | お知らせ

首を長くして待っていた映画「ほたるの川のまもりびと」の上映が始まります。
全国上映に先立って無料試写会が開催されますよ。たくさんの方々に見てもらいたいすばらしい映画です。
って、まだダイジェスト版しか観てないですけど・・。私は月曜日の①に行く予定です。

「ほたるの川」のほとりに住む住民の方の挨拶もあるようです。

<ゲスト>
27日㈪
13:30上映後「松本美智恵さん(石木川まもり隊隊長)」
19:00上映後「松本好央さん(こうばる住民)」
28日㈫
13:30上映後「石丸穂澄さん(こうばる住民)」
19:00上映後「石丸穂澄さん(こうばる住民)」

 

佐世保市内で、毎月1回ドキュメンタリー映画を中心にお届けしている市民団体CINEMA CONNE 99のFBページから拝借して紹介します。

 

 

 

【特別試写会のお知らせ】

毎月1回ドキュメンタリー映画を中心にお届けする市民団体CINEMA CONNE 99、今月末に特別試写会の開催を協力することになりました!

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映画「ほたるの川のまもりびと」完成企画
佐世保先行無料試写会

日時:11月27日(月)①13:30 ②19:00
   11月28日(火)①13:30 ②19:00
1日2回上映(計4回)、入場料無料、年齢制限なし
(映画86分。上映後関係者よりご挨拶20分程度を予定。※ご鑑賞のみでも大丈夫です)

定員:各60名
(混雑が予想されます。確実に観たい方は予約でお席の確保をおすすめいたします。)
予約TEL:0956-76-8266(てとて舎)

会場:BlueMile(※旧エクラン東宝:長崎県佐世保市栄町7-5エクランビル2F)

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多くの方が待っていた映画がついに完成いたしました!
長崎県東彼杵郡川棚町に約50年前から続く「石木ダム問題」と、美しい里山に暮らす13世帯を巡るドキュメンタリー映画です。
長崎県北エリアは、私どもの会場にていち早く開催いたします!
しかも無料の試写会となります。
長崎県内各地で、無料の試写会が今月から来年1月ころにかけて開催されます。それ以降は、全国の映画館での有料上映という流れになり、県内での上映が開催されるかはまだ未定です。
ぜひこの機会に、お誘いあわせのうえご来場ください!


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映画「ほたるの川のまもりびと」

<”ごく普通の暮らし”を、ごく普通にしたい。>
朝、子どもたちが学校に行く、父と娘がキャッチボールをしている、季節ごとの農作業、おばあちゃんたちがおしゃべりをしている。それは一見、ごく普通の日本の田舎の暮らし。昔ながらの里山の風景が残る、長崎県東彼杵郡川棚町こうばる地区にダム建設の話が持ち上がったのが半世紀ほど前。50年もの長い間、こうばる地区の住民たちは、ダム計画に翻弄されてきました。現在残っている家族は13世帯。長い間、苦楽を共にしてきた住民の結束は固く、54人がまるで一つの家族のようです。ダム建設のための工事車両を入れさせまいと、毎朝、おばあちゃんたちは必ずバリケード前に集い、座り込みます。こんなにも住民が抵抗しているのに進められようとしている石木ダム。この作品には「ふるさと=くらし」を守る、ぶれない住民ひとりひとりの思いがつまっています。

<石木ダム問題とは?>
石木ダムの建設計画は、約半世紀前の1962年から始まりました。事業の主体は、長崎県と佐世保市。ダムの目的は利水と治水。利水とは水道事業。人口減により水需要が年々減少しているにも関わらず、佐世保市は数年後に「水の需要は増加する、だから必要だ」と主張している。また治水の面では、ダムによって川棚川の下流域の洪水を防ぐとしている。しかし、石木川は、注ぎ込む川棚川の流域面積の9分の1にすぎない。その川にダムをつくることで果たして治水に有効なのだろうか。地域住民はダム建設の根拠について、もう一度検証すべきとしています。みなさんはどう考えますか?

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プロデューサー:山田英治、辻井隆行、江口耕三 監督:山田英治 撮影:百々新 編集:豊里洋、野崎健太郎 編集監修:安岡卓治 音楽:青空 制作:NPO法人Better than today. 2017年/日本/86分/デジタル/16:9/ドキュメンタリー 配給:ぶんぶんフィルムズ


第30回”こうばるほたる祭り”に行ってきました。

2017年05月28日 12時38分52秒 | お知らせ

”こうばるホタル祭り”に行ってきました。

今年もたくさんの人出で賑わっていました。

帰り際にはホタルもちらほら飛んできれいでしたが、イベントの時は車のライトなどが邪魔して
きれいなホタルの写真は撮れないんですよね~。ほたるの写真はまた後日出直しです。

それにしても、ほたる祭りは、こうばるの地元の方が地元の食材を使った手料理などで心を込め
てもてなしてくれる最高の地域おこしです。しかも行政の力を一切借りず。(まあ行政は、石木
ダム建設推進ですから最初から無視ですけど・・)

今度ダム事務所が、著名人を読んで「ダムを活用した地域おこし」なる講演会を企画しているよう
ですが、こんな素晴らしい場所をダムの底に沈め、こんな素晴らしい地域おこしを自ら計画する力
を持った人達を追い出して、何が地域おこしか!と言いたい。