夕方近くまでかかって屋根を張り終えました。
が、まだまだ細々したところが残っています。
屋根に登って見渡すとなかなかの絶景です。
針尾の無線塔、さらに遠くには、川棚の虚空象山が望めます。
この山の麓が、石木ダム建設予定地の川原(こうばる)地区です。
しかし、13戸70人の地権者がダム建設に反対していて計画から50年近くになろうとしているのにダムはできません。
「佐世保市も、県もいい加減あきらめればよかとに・・」と思いますが、なかなか簡単にはあきらめてくれません。
私も石木ダムには断固反対です。写真の、私が生まれ育ったこの集落がダムの底に沈むとしたらそれこそ命がけで反対します。
ふるさとはかけがえのないものです。暮れの紅白歌合戦にふるさとという言葉が数えくれないくらい出てきました。五木ひろしが歌ったのも「ふるさと」でした。震災や原発事故でふるさとを奪われた人達がふるさとを取り戻そうと必死に頑張っています。
自然災害や不慮の事故などではなく、人間の手で、行政の力でふるさとを奪おうとしているのですからとんでもないことです。
佐世保市は年々水需要が減少していて水は足りています。2050年には人口が今の70%になるそうですからなおさらです。「ダムはもはや必要なかとです」
だから今日は牛舎の屋根の上から、「岩下さん、お疲れ様でした~!!」と叫びました。
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石木川まもり隊 (石木ダム問題に関する情報の宝庫です)