野菜通信@畑の中心で愛を叫ぶ・・

長崎県・西海無農薬やさいの会生産者の一人、
フッチーが気ままにつづるブログです。

もみ殻燻炭(くんたん)製造機フル稼働中

2013年02月24日 19時27分02秒 | 日記


今年も我が家のドラム缶製もみ殻燻炭(くんたん)製造機は現在フル稼働しています。



「籾殻燻炭(もみがらくんたん)は籾殻を炭化した物でとても優秀な土壌改良資材です。
土に鋤込むことで土の排水性・通気性を改善させる他、土を良くしてくれる微生物の住処にもなります。
さらに土壌を消毒したり、酸度調整する中和剤の役割をしたり、野菜の耐病性を高める効果まであると言われています。
マルチがわりに敷けば雑草防止にも。
肥料分はありませんがミネラル成分の補給も出来、育苗土としても使える良い事づくめの資材。
使い勝手も非常に良く軽くて扱いが楽、有機資材とは異なり種蒔き当日や定植後に使っても大丈夫と、とても使いやすい資材でもあります。
こんな優秀な資材を使わない手は無い!」(ネットより)


作り方は至って簡単。上部を切り取ったドラム缶に籾殻を入れて中央部に新聞紙を埋めて火をつけ、煙突の着いたふたをかぶせるだけ。夕方点火して一昼夜するとできあがりです。





ドラム缶の中は下から10センチぐらいの所にステンレスの網が敷いてあり、小さな空気孔も開けてあります。

なかなか完璧なものはできませんが使えます。





 


ヒヨドリの襲来

2013年02月21日 20時03分41秒 | 日記

冬の畑のギャング、ヒヨドリがうちの畑にもやってきました。

まずは年老いた両親が植えて収穫を楽しみにしていたブロッコリーの葉を完食。

そんなに美味かったか・・・。


なぜか玉の部分は食べない。

 

現在は、出荷用の私の畑のブロッコリー、キャベツを連日のごとくつついています。

犯行現場の証拠写真。↓

 

 




キャベツも無残な姿に・・・。

 

これは犯罪です。無銭飲食、窃盗、老人への間接虐待・・・。

取り押さえたら即刻、市中引き回しの上獄門、はり付け、火あぶりで焼き鳥の刑に処します!!


針尾送信所建設90周年シンポジウム

2013年02月17日 19時33分48秒 | 日記

アップが遅れましたが、2月11日に、「針尾送信所建設90周年記念シンポジウム」~歴史を見つめ続けたシンボルタワー~という催しがあり、佐世保市コミュニティーセンターまで出かけてきました。

カメラを忘れたため会場の模様はアップすることができません、あしからず。

詳しい内容は佐世保市のホームページで見ることができます。

http://www.city.sasebo.nagasaki.jp/www/contents/1360821230597/index.html

毎日、うちの畑や牛舎から遠望できる針尾送信所の3本の無線塔。

365日、この風景と接しながら生活しているのでとても愛着があり、昨年暮れにはSASEBO「時旅」のツアーで、塔の内部や、通信局舎などの施設も見ることができました。

 

 

シンポジウムでは、講演、針尾小学校の児童達(6年生)による発表、パネルディスカッションとなかなか興味深い話を聞くことができました。

太平洋戦争の開戦暗号「新高山登れ1208」はここから発信されたといわれていますが、それを裏付ける資料は見つかっていないということです。

連合軍から接収される前に関係書類を海軍が焼却したのだろうということでした。


1997(平成9)年に役目を終えた無線塔は調査の結果、建設後90年を経てもなお堅固でひび一つなく、耐震強度も問題ないということで文化財として保護される方向で話が進んでいます。

もし解体するとすれば一基あたり約3億円の費用がかかるということでした。

ともかく、解体されなくてよかったです。


国から文化財として認定されれば、施設や周辺の整備がされるようです。

それがどのようなものになるのかわかりませんが、季節や天気の移り変わりの中でさまざま姿をみせてくれる3本の塔をこれからも遠望しながら生活できれば私は何もいうことはありません。


天に向かって凛とそびえ立つ無線塔。手前味噌ですがここからのこの眺めが最高です。




堆肥の切り返し

2013年02月09日 22時37分20秒 | 日記

堆肥が発酵するときの香ばしい匂いが好きです(笑)。



 

ショベルで切り返しをすると白い煙がもうもうと噴き上がります。別に燃えているわけではありません。微生物がさかんに牛糞の有機物を分解し、その熱で水分が蒸発しているのです。

有機農業に取り組んでいる生産者が10人いれば10通りのやり方があります。私の場合は繁殖牛を飼っており、その排泄物の堆肥を利用した土作りを長年やってきました。

繁殖牛の餌は牧草、野草、稲ワラなどの繊維質の多いものが主で排泄物にもそれが多く含まれています。家庭で出る生ゴミなども一緒に入れて発酵させます。さらに敷料にもワラ、籾殻、米ぬかなどを使っており有機物満載です。

切り返しを何回も繰り返して完全に分解させたものを野菜作りに利用します。
未熟な物を使うと病気や、虫がよってくる原因にもなります。

有機農業は土作りが基本です。

元気な土を作らないと、元気な野菜はできません。


放牧場の「ダル」

2013年02月08日 18時29分53秒 | 日記

自宅近くの牛舎にちょくちょく遊びに来ていた野犬の「ダル」(ダルビッシュ投手のファンの私が勝手に名付けました)。

最近見かけなくなったと思ったら今度は少し離れたところにある放牧場に姿を現すようになりました。

なかなか賢くて、役所が何回か捕獲を試みましたが、捕まえられず放置しています。


一定の距離を置いて私を観察しているようにも思えます。

私は別に敵対するつもりはありませんが近づくと逃げていきます。

 


 

野良犬にしては栄養状態はいいようです。

いったい何を食べているのやら・・・。