だいぶ春めいてきました。
いつもなら冬場に2~3回は雪が積んでスキー場のゲレンデみたいになることのある
放牧場ですが、このまま雪が積むことなく春が来てしまいそうです。
本当は雪上を駆ける牛、を撮りたいのですが・・・。
やさいの会の決算が終わり、次は我が家の確定申告の仕上げです。
期限が迫っています。ブログにかまっている暇はありません。
私も突進しなければ(笑)。
鹿児島県の出水で越冬していたツルの北帰行が今月5日から始まったそうです。
ちょうど我が家の上空でよく見かけるので見逃さないように気をつけているのですが
今日は天気はよかったものの冷たい強雨が吹きすさぶとても寒い一日でしたので
まさかこんな日には飛んでこないだろうと思って牛舎の横で薪割りをしていると・・・・・、
午後4時35分ごろツルの編隊が懐かしい鳴き声と共に私の遙か頭上に
きた~~~~~~~~~~!!!!\( ~∇~)/
始めは綺麗な編隊でしたが、上空もかなりの風が吹いているらしく
もどされたりして編隊も乱れてしまいました。
約50羽ぐらいが佐世保の方に飛んで行きました。
佐世保市の船越では6時頃観測されたそうです。
直線距離で10キロぐらいのところをかなりかかっています。
強風に苦戦しているようです。
今夜は体力を消耗して疲労困憊状態かも知れません。
生月あたりで羽を休めているのかも・・。
明朝、また元気に飛び立ってもらいたいものです。
2月2、3、4の三日間佐世保市のアルカス佐世保で開催されたほーちゃんの「ダムのツボ」
出版記念展示会は盛況のうちに終了しました。
私は1日目の最初の頃と、最終日の終了間際に足を運んでみました。
マスコミなどでたびたび取り上げられたこともあり500人を超える予想以上の来場者があったそう
です。
一躍、時の人となったほーちゃんは来場者への説明や、マスコミの取材へ
の対応で忙しそうでした。
私もほーちゃんのサイン入り「ダムのツボ」をゲットしてきました(笑)。
「ダムのツボ」は石木ダム問題を漫画をつかってわかりやすく解説していてさまざまな疑問に
ずばり答えてくれますよ。
先日は川棚の方から次のような石木ダム建設の着工を要望する投書が長崎新聞に載っていまし
た。↓
要するに、65年も前に川棚川の氾濫でたいへんな被害があった。
天災はいつ来るか分からないから石木ダムを早く造って豪雨災害に備えよ。
というものですが、何か変ですよね。
石木川は川棚川の支流の1つで、流域面積も川棚川全体の約9分の1しかないのです。
そこにダムを造ってなぜ川棚川の氾濫から災害を防ぐことができるのか、その論証が
ありません。
これは治水の問題ですが「ダムのツボ」はその②で効果的な洪水対策も提案しながら
本当の治水とは何かわかりやすくに解説しています。
そもそも65年前の豪雨災害の後にはダムを造って災害に備えようなどという話は全く出ていない
のです。石木ダムの話が持ち上がったのはその14年後の1962年(昭和37年)、しかも治水の
ためではなく佐世保市の針尾工業団地に水を供給することが目的で計画されました。
しかし針尾工業団地は造成はしたものの企業誘致がうまくいかず現在は観光施設のハウステン
ボスになっています(1988年にハウステンボスに売却)。
ハウステンボスには海水の淡水化装置があり、多くの水を必要としていません。
その後目的は佐世保市の「渇水時の危機管理」のための水源確保になり、川棚川の治水目的が
正式に加わったのは1997年(平成9年)です。石木ダムは川棚川の治水のために必要というの
は石木ダム必要論を補強するための後付けの理屈なのです。
一度決めた公共事業は、当初の目的がなくなってもなんとか理由をこじつけて推進しようとす
るものなんですね~。
目的がもはや「ダムを造ること」そのものになってしまっているような気がします。
ほーちゃんのブログはこちらです。私のホタルの写真も紹介してくれていました。↓
「ダムのツボ出版記念展」ありがとうございました!http://hozumix.blog32.fc2.com/blog-entry-276.html