久しぶりに少し離れたところにある山の中の田んぼに行ってみました。
電気柵を張ってあるのですが、イノシシに突破されてこのありさま・・・。
何か餌をさがしているのか、それともただ遊んでいるだけなのか・・。
この時期毎年同じような写真をアップしているような気がします。
もう少しするとトラクターで田興しをするのですが、こんなにぼこぼこにされると耕耘
しにくいのですよね~。
困ったものです。近くには箱罠も仕掛けているのですがなかなか入りません。
昨年春に狩猟の免許を取得し、猟友会にも入ったのですがまだ一頭のイノシシも捕獲
していません。ハンターとしての非情さが足りないのでしょうか(笑)。
ゲットしたら市中引き回しの上、猪鍋にしてやる~!!
マスコミの報道などもあり、石木ダム建設問題で県民の関心も高まっているみたいですね。
最近も長崎新聞の投稿欄に三つも石木ダムに疑問を投げかける投稿がありました。
1月26日の投稿↓
一方の当事者である佐世保市民の方からこういう投稿があると嬉しいですね。
地権者が半世紀近くダム建設に反対してがんばっているのはお金にかえられないたいせつな
故郷があるからです。知事はどうしても石木ダムが必要だというのなら、逃げ回らずきちんと
地権者と向き合い、とことん話し合いをするべきです。
2月22日の投稿です。↓
川棚川下流の水害対策のためというのも嘘です。県は地権者側弁護団とのやりとりの中で
今まで起きたような水害は河川の改修で防げると明言しています。
水害のためにダムが必要と言うなら、長崎県中ダムだらけになってしまいます(笑)。
1月21日の投稿です。↓
川は血管と同じで、停滞すると環境に悪い影響を与えます。スムーズに流れてこそ川です。
必要のないダムを造ってさらに大村湾の水質の悪化を促進することは許されません。
投書のほとんどは石木ダム建設に疑問や反対の立場からのものです。
内容も、普通に考えれば出てくる疑問ばかりで共感できます。
逆に賛成の立場からの投書はほとんどみかけません。なぜでしょう。
この事業がもはや推進している行政や政治家のメンツでしかないからです。
しかもその必要性を問われても長崎県も佐世保市もまともに答えることができません。
かれらは本音のところでは石木ダムが必要ないことを認識しているのです。
今月13日から行われていた石木ダム建設に反対している地権者の家屋や土地の収用裁決
申請に向けた調査が反対派の阻止行動によって断念を余儀なくされました。
1月16日長崎新聞の記事↓
14日の午後から反対地権者の応援にこうばるまで行ってきました。
県の職員を待ち構える地権者と支援者のみなさん。
マスコミもたくさん来ていました。↓
こんな小さい子も。↓
子供を巻き込まなくても・・・、と言うご意見もあるか思いますが、この子にとっては他人事
はないのです。お母さんの生まれ育ったたいせつな故郷が、遊びに行けば喜んで迎えて
くれるじいじとばあばのなじみのお家が、たたき壊されダムの底に沈められようとしている
のですから・・・。
午後一時半頃、ダム事務所の所長を先頭に、県の職員がぞろぞろとやってきました。
地権者は「土地は一坪たりとも売る意志はないので調査の必要はない!」と言っているのに
所長はただ「調査への協力をお願いします」と繰り返すばかり。
しばらくの押し問答の末に、諦めて帰って行きました。
それにしても、ただ「生まれ育ったふるさとにこれからもずっと住み続けたい」という気持ちで
ダム建設に反対している地権者と支援者に対して、まるで「お上に反対する不逞の輩」を威嚇、
監視、チェックするかのように県職員がビデオに撮っていました。
これも上からの指示なのでしょう。
反対地権者の意志は明確です。
しかしダム事務所の所長も職員も本当はこんな仕事はいやなのだろうと思います。
いやでもトップの指示に従わなければならないのが役人の悲しい定め。
知事はフランスへ外遊中。その間に汚れ役を務めなければならなかった職員にもお疲れ様と
言うべきか・・。
しかし一番お疲れ様なのはこうばるの反対地権者の皆さんです。
この4日間だけではなく、半世紀近く石木ダム建設に苦しめられているのですから。
佐世保市水道局さえまともに必要性を説明できないダム建設。
いったいいつまで地権者を苦しめるのでしょうか。
少し前に、野良猫から我が家の飼い猫としての道を選んだ子猫の「ピース」が何か変なもの
食べてあえなく昇天してしまいました。合掌。
最近また気になる2匹の猫が出我が家の周辺に出没しています。
一匹は黒猫。
この猫は警戒心が強くて手なづけるのはなかなか難しそうです。
もう一匹は強面の目つきの鋭いワイルドな猫です。
「いりこ」をちらつかせると近づいてきました。
いりこを食べているときは背中をなでなでさせてくれますが、首に手を回そうとしたら指を噛まれ
ました。
「俺は人間には媚びねーぜ」
そんな感じです。こういうの好きです(笑)。
はたしてこの猫を私の僕(しもべ)にすることができるか、それとも僕にされるか・・・。
駆け引きが続いています。
1月18日、アルカスSASEBOで
「今こそ考えよう石木ダムと強制収容~未来を決めるのは私たち」
のテーマで集会が開催されます。
第1部では今話題の映画「ダムネーション」が上映されます。
東京では1800円の映画がたった500円で観ることができますよ。
第2部では、弁護団長馬奈木弁護士の講演があります。馬奈木節で石木ダム建設を中止させる
ための現状、課題、展望を熱く語ってくれるものと思います。楽しみです。
そして、弁護団が石木ダム建設ががいかに必要性のない無駄な公共事業であるかを利水、治水
の面からわかりすく説明してくれます。
そして最後に、ふるさとこうばるをダムの底に沈めさせないために必死にがんばっている地権者の
みなさんからの訴えがあります。
強制収容もとりざたされ、県民の関心も高まっているなかで開かれる集会です。
ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。