あーディラン

１月２７日（金）

サンキュー親父、210分のプレゼント噛みしめる

空手の稽古に行こうと６時過ぎに事務所を出る。ふらふら歩いていたら、１枚のポスターが目に飛び込んできた。『BOB DYLAN/NO DIRECTION HOME』？？なんだ、ディランのなんだ？？よく見ると映画のポスターだった。
そこは、イメージフォーラム。お正月ロードショーという文字が・・・。気がつけばチケットを購入し入場整理券を手にしていた。あれ？
置いてあるチラシをよーく見てみると、上映時間210分と書いてある。終われば１０時過ぎるではいか、空手どころの騒ぎではない。腹ごしらえもしていない。なんたって予定外の出来事なのだ。さすが、親父の命日である。親父が『これは観ておけ』と言っているのだろう。
休憩１０分を挟んでの２１０分。映画館を出たのは１０時３０分。ディランの話をゆっくりと訊かせてもらった感じだ。じぶんのなかのどこかに確実にディランの遺伝子が組み込まれたような…それは、ジワジワと自分自身を変化させてくれるかもしれない、ほんとうにじわじわと。感動ではないんだよなぁ、なんだろう、この歯ごたえがありそうでない、でも薄皮の無効に不思議（でも現実的な）な歯ごたえを感じる・・。わからん。親父の命日に親父からのプレゼント、それだけでいいのだ。サンキュー、親父！
遅くなったので、またまた松屋。ビビン丼とサラダ。こころが熱いとチープな食べ物もごちそうになる。
１１時３０分帰宅。少しだけぼーっとして寝る。BGMはクラプトンのブルース。「小説の自由/保坂和志」を読みながら眠る。
午前１時就寝。

朝：ヨーグルト、ミルクコーヒー（家）
昼：鮭おにぎり、ラーメン（外）
夜：松屋のビビン丼、サラダ、みそ汁（外）