goo

童話の入口

2月4日(土)

凍てついた山中で山頭火読む夕暮れ

柔軟性がない。体がカタイ。5分でいいから毎日柔軟体操をしないとなぁと思いつつ、今に至る。なんとも情けない、ダメじゃ~んと自分をなじり、バカにすることで、反発力を養い、今日からスタートすることにした。5分も積み重ねれば、1年でかなりの時間になる。立春の決意だ(そんな大層な)。
午後からロケハン。山の中へ突入する。宮沢賢治の世界を求めて・・・。随分前だけれど、宮沢賢治の世界を写真集にしようという企画で、写真家、浅井慎平師匠と撮影の旅をしたことを思い出す。
今回は、あの風景に近い場所を見つけようと武田尾へ(水が出ないぞ、水道管が凍っていたぞ)。キーンと冷えた空気は、童話の世界へと導いてくれる。
どうせなら、温泉に入っていこうと(最初からスケジュールに入ってたんじゃないか)いうことで、ほっこり、ほっこり。温泉に入ったのだから、鍋でも食べますか、飲みますかと、予定はどんどん欲望に崩されていく。いいんだ、いいんだ、欲望開花が今年の目標である(目標は瞬時に生まれる)。
ネットがつながらない場所というのは、なかなかスリリングだ。日常から遮断された世界こそが、童話の世界ではないだろうか。ふむふむと頷きながら、熱燗を口に運ぶ。

☆写メモ


岩手?
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )