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字がたり 0801


気がつけば蝉の声エアコンの温度下げる


「冬に生まれ、夏に生まれ変わる」

 すべてを限りあるものとして目の前に存在すると意識すると(飲みものも、食べものも、風景も、みんな)、じわじわと感じ方が変化していくのではないだろうか。
 あたりまのことと言えば、あたりまえのことで、そんなことはだれでもわかっているのだろうけれど、あまり意識をしてこなかった。

 だいじにしてこなかったコトやモノが多かったなと、反省ではないけれど、もったいないことをしたと思っている。それでも、なかなか日々意識して暮らすことはむつかしいだろうけれど、少しでもできたら、気持ちに反したことはしなくなるだろうし、無駄だなと感じながらやっていることだって愛おしい時間になるように思う(人生に無駄はないということに対しては否定的である。無駄はあるのだ)。

 すべて限りあるものとして見るということを意識したい。そうすると、いろいろなしがらみからも少しは逃れられるんじゃないかな。潔く、「辞める」、「断る」、「終える」ということもできそうだ。だって限りあるもののなかに無限の要望は育たないでしょう。
 ようやく重い腰を上げられそうな、そんな雰囲気なので、ここに記しておこうと決めた。

 まだまだ答えというか、結論には達していない考えというか、テーマだけれど、じぶんに問いかけていきたい。そして、じわじわと浸透させたいのだ。
 なにかが変わることへの期待、しています、しています。このあたりでポインとの切り替えをして、わが行く道の景色をじっくりと味わいたいと、願っている。


<これ、もう一度食べたい>


こんどこそしっかりと味わいたい。
禁煙焼き肉。







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