めっきり春らしくなった先週金曜日(3月30日)、第4回目の多摩川ウォークを決行しました。メンバーは、スタート時5名でしたが回を重ねるごとに友だちの輪は広がり10名にもなりました。
ただこの日は南寄りの風が強く、花粉症の私にはなかなか辛いものがありました。
スタートは、青梅線の昭島駅からです。自宅を出たのは6時50分、昭島駅に下り立ったのが9時30分でした。随分遠くまで来たものです。
この日のスタート地点「拝島橋」までは、歩いて45分ほどかかりました。
今まで多摩川の土手沿いに、たくさんの桜並木を見てきたので、桜の花を期待したのですが、桜並木は薄っすらとピンクがかって見えましたが、開花はまだ数日先のように見えました。
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拝島あたりから、JR青梅線と奥多摩街道、多摩川と玉川上水はほとんど平行に走り、私たちは左に多摩川を右に玉川上水のせせらぎを感じながら、豊かな水を育んだ土壌は多くの雑木林を抱えていて、気持ちのいいウォーキングを楽しむことができました。
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JR八高線やJR五日市線の鉄橋に架かる短い車両が、昔子供の頃見た懐かしい風景のように思えます。すでに多摩川をだいぶのぼってきた感じがしました。
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長い煙突の造り酒屋が見えてきました。ここ多摩地区には地酒の造り酒屋も多いようです。
さっそく建物の中を見せてもらい、まだ道半分、荷物になることに迷いはあったのですが、お土産用にと銘酒を背負うことになりました。
いよいよ羽村堰がみえてきました。この堰は、多摩川をせき止めて、水道用の原水を玉川上水路に引きいれるために造られたもので、河川敷も広く、河原に下りてスケッチしたり、子供たちが遊んだりしている様子が見えました。
玉川上水は、江戸の飲料水供給のために造られたもので、当時はここ羽村取水堰から新宿区の四谷大木戸まで43Kmの上水路が完備されたというのですから、このインフラ整備はたいへんなことだったと思います。現在でも小平監視所まで約12Kmが上水路として利用されているそうです。
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この日、道は多摩川岸から少し離れ、生垣が昔のまま残る古い家並みの路地裏を抜け、羽村堰の上流にある小作(おざく)堰まで進めました。
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ついに河口から53Km地点に到達することができました。