今年のスギ花粉の飛散量は例年の1.8倍とか、2月に入ってすぐに花粉症の薬を処方してもらって飲み始めた私にも、花粉症の洗礼は容赦なく降り注ぎます。どこに姿を隠していてもすぐに居所のわかるほどの大きなくしゃみの連発と目の痒み、こんな鬱陶しいなかで、冬の終わりの中に明るい春の光を感じるのはちょっと残念なことと思います。
裏庭のフキノトウがいつの間にか開き、若い葉をすっかり持ち上げています。
その初々しい若葉はまさしくウグイス色!
そういえば暖かだった先日、近くの公園で鶯の初音でしょうか。ホーホケキョと端正な鳴き声というのにはまだ少し足りなかったけれども、その鳴き声にまさしく春の訪れを感じました。
ただ、鶯の姿はなかなか見つけにくいと聞きます。この春を告げる鶯の羽の色こそウグイス色と思いきや、本来の鶯の羽の色は灰色がかった緑褐色だといいます。
ウグイス色は春の色、それはわたしにとって初々しいフキノトウの色であり
和菓子の黄緑色のきなこのかかった鶯餅の色こそ
春の訪れを感じるウグイス色だと思うのですが・・・。