危険な暑さは今だ衰えを知らず、今朝などは朝から31度を越えていました。昼間の酷暑が思いやられます。
ただ夕方には、わずかな風に乗って秋の虫の音も聞こえるようになり、やっと散歩にでかけることができます。
この暑さで、道端の草も枯れてしまっているものが目立ち、雑草でさえもこの暑さに生き延びることが厳しいのでしょうか。
咲いているのはセンニンソウぐらい。他の草木に覆いかぶさるように蔓を伸ばし、勢いをつけています。ただこの植物は有毒植物で馬も牛も食べないところから別名「ウマクワズ」とも呼ばれているそうですが、ちょっと気の毒な命名だと思ってしまいます。
雑草の仲間にはほかにも、ヘクソカヅラやビンボウグサ、ホコリグサなど、雑草とは言えもう少し名前のつけようが・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。
ただ昨日の新聞にこんな記事がありました。コロナ禍では遠出も難しいので、身近な道端の雑草に目がいくようになって「雑草の花図鑑」に人気が集まって、ここのところ「雑草ブーム」になっているのだそうです。確かにこのセンニンソウもよく見ると、その造形はとても見事な細工で、ちょっとした驚きがあります。雑草の隠れた美しさが注目されているのも頷けます。
来週あたりは少し涼しくなって、道端にもまた違った花を見つけることができるようになるのでしょうか。
私のお気に入り!富士山の見えるビューポイント
(撮影時間18時06分)