この数日の涼しさに「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、さすがにもうあの暑さのぶり返しはないものと思いますが・・・。40度に迫る暑さに決別できて秋を迎えることに安らぎを覚えます。明日は彼岸明け、日一日と日の入りは速くなり、あっという間に秋も深まっていくのでしょうか。
夏の名残のサルスベリ
百日紅と書かれるように、ほぼ夏の間3か月間ぐらい咲き続けます。
細かい花が咲いては散り、また新しい小花を咲かせて
灼熱の太陽の元でも元気に咲き続けていましたが
さすがに秋風と共に花の終焉を迎えています。
冷蔵庫の麦茶のボトルの減りが少なくなったり、エアコンに頼らなくても睡眠が快適になったり、日常生活もぐっと楽になりました。
グリーンカーテンとして大活躍だったゴーヤの最後を収穫しました。
寸詰まりや曲がったりと個性的な姿でしたが
ひと夏ゴーヤを買わずじまい、ご苦労様と頭を下げたい思いです。
庭には初秋の花、玉スダレやヤブランが咲き始めました。
玉スダレは彼岸花科なので、ほぼ彼岸花と同時期に咲き出します。
鎌倉の寿福寺の参道に
この玉スダレがビッシリ列に並んで咲いているのを思いだしました。
コロナ感染以来、しばらく鎌倉ともご無沙汰しています。
ヤブランは、どんな暑さにもへこたれない植物で
今秋も例年通り青紫色の花が鮮やかに咲き出しました。
本格的な台風シーズン
稲穂が黄金色に色づき、無事に稲刈りが終えることを祈るばかりです。