冷蔵庫のトラブルでブログの記事が後先になってしまいましたが、先週末に箱根に
行ってきました。
森の中に建つポーラ美術館
目的はポーラ美術館の企画展「ピカソとシャガール」。
20世紀の芸術を牽引した全く作風の違う2人の作品を同時に観ることのできるこの企画は、
とても興味深く面白いものでした。革新的で奇抜な絵を描くピカソと柔らかな色彩と表現
のシャガール。2度にわたる世界大戦を経験した二人の作品は、愛と平和という不変のテー
マの中に独自の世界観を観ることができました。
常設展では、西洋絵画を中心に観て回りましたが、こちらはほとんどの作品がカメラでの
撮影がOKでした。(ピカソとシャガール展は撮影禁止でしたが)
クロード・モネ「睡蓮の池」
ルノアール「レースの帽子の少女」
マティス「リュート」
都内の美術館と違い、人も少なく、好きな絵の前では急がされることもなくゆっくり観るこ
とができ、とてもよかったと思いました。
園内の広い敷地内は遊歩道となっていて、小鳥のさえずりなど聞きながら気持ちのいい森林浴
ができるようになっていました。
まさか自宅では冷蔵庫の中の氷が溶けだしているとはつゆしらず、ひさしぶりにゆっくりと過
ごしました。
帰りに、箱根湿性花園にも寄ってみました。さすが高原の植物園、こちらはすでに初秋の
趣さえ感じ、これからの厳しい暑さを忘れさせる風が吹いていました。
ミソハギ、ギボウシ、オカトラノオ、桔梗、シモツケ、カンゾウ、カワラナデシコ
ミズカンナ
コオニユリ
仙石原のススキも若葉色