天気の移り変わりの早さに春遠からじの感はありますが、
私の場合、春の気配は喉や目の痒みと大きなクシャミから・・・。
街にマスク姿の人が多くなり、テレビの天気予報に花粉飛散量マップが映し出される
ようになると、なるべく外出は避けたいところです。
が、そうもいかず口の中にはのど飴を、点眼薬と点鼻薬をつけ、マスク着用で外出します。
どこからともなく咲き出したクロッカスの花
そろそろ庭の手入れもしたいと思い、完全装備で庭に出て見れば、チューリップの芽が揃い、福寿草の芽も
土の中から三角頭を持ち上げ、木の芽も随分膨らんでいました。
白梅も咲きだして
咲きだした 寒あやめ 蕾をたくさん持っています
きっと植物たちは、冬の寒さを糧として、じっと時計の針をすすめながら春を待ち、芽を出してきたのでしょう。
だから、冬に戻るような寒い日があっても、一度出した芽は容易に土中に戻ることはせず、
それは植物の営みの確かさを感じ、力強ささえ感じます。
パンジーは冬から咲き続ける、庭の主役
それに引き替え、花粉症に翻弄されて、芽ぶきのいい季節、ほんとにもったいないことと思います。