この秋は、冬型の気圧配置になって冷たい風が吹いたかと思うと、緩んで20度近い日が続いたりと、気温の急上昇と急降下を繰り返しています。
そんな空気は冷たいけれども真っ青な空に恵まれた一昨日、近所のウォーキング仲間5人と、「多摩川を河口から源流に向かって歩く138キロ」を決行しました。
この日は、東急線の二子玉川駅がウォーキングのスタート地点です。多摩川の土手沿いに桜並木が続き、サイクリングロードも整備されているのでしばらくは、このサイクリングロード沿いに歩くことができます。
丸子橋付近
対岸の川崎側に、堤防際までマンションが林立した風景は昔、合成洗剤の泡が飛び、水質が汚染されて、公害が大きな問題になっていた私の知っている多摩川と違い、とても豊かな自然に恵まれた川に生まれ変わっていました。
川には手に触ることができるほど鯉が近くを泳ぎ、人慣れたかもめは、えさでもねだってでもいるのでしょうか、低空を飛び交い、鴨ものんびり泳いでいました。
平日ということもあって、川原のグラウンドには人の気配もなく、のんびり竿を下ろしている釣り人、ボート乗り場にはボートも休み、川はゆっくりと蛇行をしていました。
登戸ポンプ場近く
二ヶ領上河原堰
鶴川街道にかかる多摩川原橋から
この日の行程は、南武線「矢野口駅」までおよそ12キロを歩きました。
次回は、多摩川の上流をどこまで行くことができるのでしょうか。四季折々の多摩川を楽しむことができそうです。