桜が咲き出しそうなほど気温が上がったり、そうかと思うと昨日みたいに冷たい霙が降ったり、最近のお天気はほんとに過激です。春一番とは思えない冷たい北風が吹き荒れた先週、門扉が強風で開いてしまい、もうすっかり老いて目も耳も不自由になった三四郎(犬)は、フラフラと(思うに)出ていってしまいました。捜索開始から3日目、隣の区の警察署より、保護しているとの連絡が入りました。こんな別れ方があっていいのかと悲しみに暮れ、門扉をちゃんと閉めなかった自責の念にかられていた矢先の朗報に、飛び上がらんばかりの喜びでした。発見者は小学生の女の子で、怯えるように歩いていたところをみつけ、そのお母さんと一緒に車に乗せて警察に届けてくれたのでした。車の中では女の子に寄り添って、すっかり力もなくなっていたそうです。ほんとに感謝の言葉もありません。昨日、女の子の家にお礼に伺ったら、三四郎の様子をとても心配してくれていました。なんとやさしい少女なんだろうと胸が熱くなりました。
さて、家に戻った三四郎ですが、どっと疲れがでたようで、寝てばかり!あらためて、この命を大切に守らなければと思いました。
さて、家に戻った三四郎ですが、どっと疲れがでたようで、寝てばかり!あらためて、この命を大切に守らなければと思いました。