11月もわずか、この週末にはもう12月の声を聞きます。ぐっと、年末が近くなり、なんとなく気忙
しくなってきました。
あの今夏の酷暑から自然災害が大きかった秋へと、この1年を振り返っても地球規模で自然の脅威を
感じるようになりました。つい最近のカルフォルニアの山火事もまだ記憶に新しいところです。
夏にもっとも勢いのいいアゲラタムの花がここにきてまた勢いを盛り返してきました。次から次へと
小花を咲かせ、夏の間はこの紫色が涼し気だと思っていたのですが、秋が深まってからこの花を見る
と、この柔らかなふんわりとした感じが毛糸玉のように見えてきます。
1年草なので、もちろん冬を越さずに枯れてくるとは思いますが、まだまだ楽しめそうです。
一方、菊の花は晩秋にいよいろ色冴えてきました。こちらもまだしばらく楽しめそうです。
この連休に、孫が1歳のお誕生日を迎えました。1歳のお誕生日は特別で、この時子供に背負わす
「一升餅」は、「一升」と「一生」を掛けて一生食べ物に困らないようにという願いを込めた伝統行
事です。最近ではお餅のかわりに2Kg近くのパンを背負うのですね。時代とともに背負うものは変わ
っても健やかな成長を願う家族の思いは、昔も今も変わらないようです。
あっちこっちから、子供を支える大人の手が伸びてきます。