先週見た映画「ぐるりのこと。」
見て1週間経ったけど未だに・・・なにかが胸に残ってる。
映画の内容も素晴らしかったけど・・・オンガクもよかった。
この映画、ほとんどオンガクはならない。
唯一鳴ったのが・・翔子が絵を描くシーンと最後のタイトルバック。
そこで鳴ったのがAKEBOSHIの「Peruna」という曲。
このミュージシャン、アニメの「NARUTO」の挿入歌を歌ったりして
結構有名なヒトらしい。
この「Peluna」という曲、この映画のため書き下ろしたわけでなく
元々あった曲を使ったらしい。
橋口監督がAKEBOSHIにこの曲を使うことを熱心に頼んだらしい。
ずーっとこのメロディが離れず祥子さんのライブを横浜に見に行った
ときAKEBOSHIのベストアルバム「Roundabout」を購入。
当然「Peruna」も収録。
http://www.akeboshi.com/
収録曲はどれも雄大なメロディ。アイルランド風のアレンジが多い。
どこかU2やや古米地洋哉クンを思い出させる。
どの曲も歌詞が素晴らしくAKEBOSHIのハスキーな声がコトバを浮かび上がらせる。
でも・・やっぱり「Peruna」がすごい。この曲だけ違う世界を見せる。
ほかの曲も素晴らしいけど・・・これは1つ上のレベルに行ってる。
「ずっと見捨てないよ、奪い合うのに慣れ過ぎた世界に生きていても」
「君を離さないよ、 信じ合うには浅すぎる時代に生きていても」
「なれ合いのやさしさや、気分だけの絶望を拒否する力を持ち続けたいよ」
「教えて、人は今、何をすればいい?」
仕事で疲れた帰り・・・電車の中でこの曲を繰返し聴く。
「人は今」のフレーズに泣きそうになる。
「ぐるりのこと。」はコトバ少ない映画だった。
でも監督のメッセージをこの曲は雄弁に・・かつ静かに語っている。
何かの機会あればライブみてみたいな。
ボクはあるミュージシャンを好きになったらそれしか聴かず
それ以外はあまりチェックしない。
でも最近好きになったタテタカコさん、浜田真理子さんもそうだけどここ数年
「ココロのイタミ」を押し付けがましくなく静かに歌うウタウタイさんが
確実に増えていて・・・いろんなヒトが聴いていて
何かのきっかけにこういう素晴らしい曲に出逢えると本当に嬉しくなる。
映画「ぐるりのこと。」と同時に素晴らしいウタを「見つけた!」って思った。
いい映画やオンガクは確実に勇気をくれる。
そして・・今日夜はカーネーションのライブ♪
こちらも祥子さんと嫁を通じて「見つけた」素晴らしいバンド。
たっぷり暴れてきますV(^^)