僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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真夏の散歩

2009年08月12日 | 日々の泡(日記)
夏休み1日目。午後から嫁とお散歩。
いつも北千住には行ってるけどその先は行ったことないので目指すことに。

尾竹橋経由で歩く。途中サンドイッチと鳥のから揚げを隅田川河原でランチ。
水気の無いB級の食感がイイ感じ♪


暑いけど湿気が少なくて風が吹いていてイイ感じ。
北千住について、このまま進めば堀切に行くことが判明。
堀切は以前行ったので折角なので綾瀬を目指すことに。
計画性の無いふたりでスンません(^^;)ゞ

西綾瀬の住宅街を抜けて綾瀬駅に向かう。
昼顔やヒマワリの色とりどりの花がとおりを飾っている。


そんなキレイなとおりを歩きながらボクと嫁は
「如何に自分がゆがんだ人間か?」を自慢しあう(^_^;)
嫁は竹を割ったような真っ直ぐな気性の人間と思っていたら
「縄をねじり曲げて、曲げすぎて結果、真っ直ぐに見える」とのこと。
更には「マイナスの連想ゲームが好き」とのこと。

このヒトはホントにオモシロいヒトだ\(T▽T)/

ちなみにボクは「歪んで曲がって真っ直ぐがわかんなくなって」ます(^_^;
お互い一体何を競争し合ってんだか?(^_^;
ま、意味なくポジティブなヒトより疲れないですけど、ね☆

綾瀬に着いて、ワシの希望で電車でアリオ亀有に向かう。
ウインドーショッピングして楽しむ。
帰りは町屋で寿司を調達。

今日1日でいろいろな場所に行きました。無計画、行き当たりばったり。
そういうお散歩もイイものです。

なんか悩んでたこと、嫁と人生談義して、歩いたら気が晴れました(苦笑)
さ~て、あすのお休みは何処行こうかな~?



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「無言歌」再考

2009年08月12日 | 鈴木祥子
先週見た祥子さんの映画「無言歌」。
前も感想を書いたけど、書き足りなかったので再度書きます。
相当、重い内容になってますが、ご容赦(^_^;

映画の中で取り上げられるのは「女であること、音楽、恋愛、父親」。
どれも過去の祥子さんの作品やライブで何度も繰り返されたテーマ。
決してあたらしくはない。
でも・・・こんな重いテーマに向かい合い隠すことなく曝け出す祥子さんは・・
凄いと想う。これは「女性」だからだろうか?

映画の中で印象に残ったコトバが幾つかあった。共感をおぼえた。
「音楽にも恋愛にも以前ほどのめり込まない。充足感が無い」
「父親が死んで、創作のモチーフを失ってしまった」
「どこに行けばイイのかワカンナイ。だれか正しい方向に導いて欲しい」

最近、ボクも似たようなことを考えてしまう。

祥子さんのニューアルバム、最近のライブは明るく楽しい。
以前のライブだと力が入りすぎて重すぎたり、ファンに逆切れしたりしてた。
でも最近はイイ感じに力がぬけている。ファンは楽しんでいると想う。
祥子さん自身がどう想おうと。

ボク自身も昔は100%全開で仕事をやってた。必死だった。
いろんなアイディアを出して手間をかけて問題提起した。
他人から非難されてもはねつけた。自分はそれだけやってるって自信があった。

でも昨年から「迷惑だ」と云われ、いろいろ批判もあり少し手をぬいた、
レベルを下げた。
とたんにほめられた。「バランスがよくなった」等々。

周囲はそりゃイイだろう。手間へって楽だし。
オレは最低限のことしか云ってないし。
ほめられても別にうれしくない。むしろ「妥協した」という欠落感の方が大きい。

でも、他人がどういおうとオレはオレのやり方でやる!というほど頑張れなかった。
そこまで仕事にのめりこめなくなった。
おそらく原因は2年前、父が亡くなったこと。

今の会社に来て10年、必死に頑張ってきた。
それは・・・おそらく父を見返したかった、いや認められたかったから?
あ、別にファザコンじゃないし、親子関係が悪かったわけじゃないけど。
いつも父に対して劣等感や引け目があった。
前の会社ではかなりダメダメ社員だったしね、(^^;)ゞ

父には、「オレはチャンとやってる」というのを見せたかったのかも知れない。
だけど、父が亡くなって、頑張った仕事の結果も決して善くなくて・・・
なんか空しくなった。バカバカしくなった。以来仕事に対して冷めてしまった。

正直、今後、どこを目指せばイイのかワカンナイ。
誰か教えて欲しい、導いて欲しいと思う。「どこに行けばいいのか?」を。
でも、そんなヒトはいない。みんな言うこと、それぞれ違うし。
自分で決めるしか、自分で選ぶしか・・・ない。

いや、どっかを目指す必要も無いのかも。
毎日、ただ流れるまま生きていればイイのかも。
とりあえず、目の前のこと片付けて生き抜けていればイイのかも。

なんか、思い切り・・・語っちゃいましたね(^^;)ゞ
祥子さんの歌やライブや映像に触れると・・・いろいろ考えてしまう。

祥子さんは「自分」から逃げてないから。何度でも痛みに向かうから。
いっぽう、自分はいろんなものから目をそらしてきた、逃げてきた。
だから祥子さんの歌に触れると、隠していたもの、誤魔化してたものが
表にでてきて苦しくなる、痛くなる。

でも、目をそらしたもの、逃げたものもチャンと見てあげないと。
じゃないと可哀想。昔の自分が。
そして「見てあげないと」先にも進めないだろう。

今日から夏休み。特に予定は無いけど・・・
とりあえず嫁と北千住を「目指して」お散歩します(゚゜)\バキ☆

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