僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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クレーと国芳

2011年07月17日 | Art・本・映画
昨日は東京国立近代美術館にパウルクレー展を見に行く。
「パウル・クレー おわらないアトリエ」 http://klee.exhn.jp/
実はどういうわけかウチには「クレーの天使」という本が3冊あります。
ボク自身が持っているもの、ボクが嫁に贈ったもの、嫁の友人が嫁に贈ったもの。
我が家に縁がある作家さん。で新聞の招待券が当たったので行く事に。

で前日まで開催場所を六本木の「国立新美術館」と勘違いしてました。
だって東京って「国立なんたら」って美術館多いんだもん(゚゜)\バキ☆

会場は盛況。結構多くの人が観に来てました。
時代順、テーマ別ではなく色んな観点で製作過程を見せる展示方法がオモシロい。

1枚の絵を半分に切って並び替えるという制作方法が斬新。
いわゆる抽象画。幾何学的な模様や記号の羅列。
作家の強烈なメッセージが迫ってくるって感じではない。
以前ここで見た岡本太郎がパンクロックならクレーは現代音楽って感じ。

強烈に揺さぶられる、感動するは無いけこの不思議な感じはオモシロい。
嫁も楽しんだ様子。
で、ついでに同美術館の所蔵展も見てきました。
美術史に残る数々の名作をこの目で実際に見るのは楽しい。
でもボクと嫁が一番エキサイトしたのは猫が鳥を咥えている彫刻ですが(^_^;

展覧会の後は上野に出る。馴染みの豚料理屋で晩御飯。
ちょうど「うえの夏祭り」が開催。賑やかな音楽と共に山車が登場。
山車を見たとき「獅子?猫?」と最初何を描いているのか?ワカリマセンでした。

で嫁が「あれ国芳の猫の寄せ絵をもじってるんじゃない!」と気づく。
そう、あの猫が沢山集まって別の絵になる奴。
しかも造っているのは東京藝大の学生さんらしい!すげえ!

嫁もボクも大興奮。クレーの印象は吹っ飛びました(^_^;
近くで見ると更に迫力。ぐいぐい迫ってくる。
山車を担いでいる学生さんも音楽を演奏してる学生さんもホント楽しそう。

すごいなぁ。学生さんが自分たちの力でこんな凄いモノを創り上げるなんて。
以前募金活動やゴミ拾いしてる大学生も居たけどホント素晴らしい。

豚料理を堪能した後、帰宅。
ヨモギはお腹を空かせていたらしく嫁が晩御飯を出すと「に゛ゃ~~~ん」と絶叫(^_^;
嫁に遊ばれてヘンな顔になって爆笑。キミは国芳の猫に負けないくらいオモロいよ(T▽T)

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