前回のブログで先週の元春ライブでショックを受けた。
問いかけをつきつけられた、元春が怖くなった。答えを見つける、と書きました。
1週間経って色々考えて「見えてきた」ものがあります。
その前に、とりあえずライブレポをザッと書いて自分の見た事実を書きます。
ただ、曲名は書きません。でもライブの様子は分かるのでこれから行く方は要注意。
今回ツアーは横浜初日だけ。翌週お台場はコレマンスリーライブと重なって行かない。
嫁は「元春行けばイイじゃん」と言ったがコレ・ライブ6月はいつも行くと決めてる。それは変えない。
会場に着くと既に大勢の人。今回は指定席と立ち見。ボク等は立ち見。
で入場して気付いた。ボクは1階アリーナ(?)の前方に椅子席があって後方立ち見。
と思ってたら立見席はかなり後ろでギュウギュウ詰めで見るんですね\(T▽T)/
オレ、チケット取るときよく考えてなかった(゚゜)\バキ☆
おかげで嫁は人に挟まれてステージがよく見えなかったらしい。スマン嫁<(_ _)>
開演前から既に波乱の予感(^_^;
予定よりかなり遅れてライブスタート。先ずはバンドでインスト。
このバンド見るのは去年12月の恵比寿のイベント以来。あの時は藤田クンのギターが全然聴こえず。
でも今回はバッチリ。フカヌーのギター含め凄いソリッド。
元春登場。80年代~90年代のアルバムからロックナンバーを叩き出す。
アルバム「COYOTE」からも当然やる。藤田クンが入って違う色のサウンドに。
驚いたのは元春がほとんどギターを持たないこと。ハンドマイクで動き回る。
恵比寿で演奏したとき「???」だった曲もアレンジを変えてチャンとハマってる。
このバンド上手い!そして同時にハードでパンク色が強い。
中盤新曲が鳴る。「肯定、寄り添う」、凄いコトバが入ってくる。
嗚呼、オレって元春にこれを求めてるんだ。「肯定、寄り添う、何とかなる、前に行け」
ネガティブな人間で内省、傷み、暴力的なオンガクが好き。
でも元春にはそれは求めない。元春の歌を聴く、ライブに行くと「安心」する。
ここにオレは居ていい。そんな安心感、満たされた感情がある。それは他ではない。
勿論元春のハードな曲も好き。でもどんな歌でも根底になるのは「肯定」だ。
「TOKYO SICK」もそうだったし今回のNewSongもそうだった。
今日は凄いライブになるぞ。ワクワクしてた。同時にいつもの元春と違うものを感じてた。
いつもどおり楽しいんだけど何かキレる感じ?危ない匂い?よくワカラン。
で後半あの曲が鳴った。一気に場内はヒートアップ。
優しい楽しい元春が消えて・・・別のモノがステージにいた。
いつも楽しそうに散歩してるワンちゃんがいきなり牙を剥いて襲いかかってきた。
インテリのジェントルな紳士が実は地下で爆弾を作ってた。そんな感じ。怖い。
こんな「暴力的」な元春とサウンド。は今までのライブで見たことがない。
そして正直に言おう「この曲、聴きたくない!」そう思った。
色んな感情が巻き上がる。真っ白、混乱、怒りさえ湧いてきた。こんなのかってない。
「何で今更、311をネタにするのか!元春にそんなことしてほしくない!」
「攻撃より勇気をくれよ!」「いつもどおりの優しさと肯定を歌ってくれよ!」
一瞬仙台や石巻、いわきの荒れた海岸、街がフィードバックした。
いわきでの「ここは放射能は少ないけど山2つ向こうに原発がある」話を思い出した。
同時に別の感情があふれ出てとまらない。
「これは元春の歌だ。彼が歌うのは自由だろ?オレがどうのこうの言うことか?」
「周りの奴、何盛上がって拳振り上げて歌ってんだよ!これはそういう曲か?」
「やだ。この曲で盛上がるなんて真っ平ゴメンだ」
一瞬ここを出ようか、と思った。ここに居たくない。逃げ出したい。
冷静に振返るとオレ何様だ?人様がどう聴こうが盛上がろうが自由じゃん。
でも、あのときはそう思ったんだ。それがオレのホント。自分にウソはつきたくない。
出ようと思ったが、次に演奏された曲がホントに良かった。あの曲を聴いて落着いた。
ここに居ようと思った。元春のライブから「逃げ出す」なんて有り得ない。
後半のヒットメドレー。でもアレンジを変えていてトンガッテる。
苦手だったあの曲も一緒に歌えた。いつものあの曲の入り方もカッコよかった。
でも、どっかでさっきの曲のことを引きずってる。心底楽しめない。一歩引いてる。
アンコール、大好きな曲でスタート。ようやく息をつく。2曲目またアレンジが違う。
これもイイ。ようやく楽しめてきた。
場内でデイジーレーベル創立記念のお祝いのプラカードがあがる。佐野クンうれしそう。
いつものフレンドリーな笑顔だ。
アンコール2回目。あのヒット曲。ようやく盛上がってきた。さぁライブはこっからだ。
次は何の曲だ?と思ったら終わり。え~!\(T○T)/
佐野クンは「このツアー横浜からスタートできてウレシイ」と笑顔。
呆然として外に出る。友人と落ち合う。あの曲について皆興奮。「待ってた」という意見も。
「聴きたくなかった」なんて思ったのはオレくらいだよな(^^;)ゞ
その後は呑み会。今日のライブについて激論。話してるうちに色々見えてきた。
でオレは言った。「もう1度このツアー行きたい。決着をつけたい」
みんな「新潟行ったら」と云う。
嫁「来週コレのライブ終わったらお台場行け」と云う。アンタそんなムチャな\(T▽T)/
帰り嫁と「あの歌を演奏した意味」について話す。
嫁は「311から1年経って佐野クンが出した答えじゃないか」と云った。
「答え」かぁ。オレは佐野クンに問いかけをつきつけられた気がした。
「ボクはこう思う。だから歌う。キミはどうだ?どう思う?何をするんだ?」って。
佐野クンに首筋にナイフをつきつけられたような・・・・そんな気がした。
佐野クンがアレを歌った意味は何となく見えてきた。
でも、何故オレがあのとき否定的な感情を持ったのか?
そして、佐野クンの問いかけに対してオレはどんな答えを出すのか。
それも・・・何となく見えた。長くなるので、それは後日。(゚゜)\バキ☆
上にも書いたが今回のツアー参加は横浜だけ。他は行けそうもない。
行けるとしたら最終日の新潟か?それとも関東圏で追加公演あるのを待つか?
でも、もう1度行きたい。現在(いま)のオレならあの歌に立ち向かえる。
佐野クンと「対決」できる。
そうか・・・オレ、佐野クンと「対決」したいんだ。ケンカしたいんだ。
こんな感情はじめてだ。
佐野クン、頼む。もう1度オレと勝負してくれ!オレに再戦のチャンスをくれ~!
ということで明日にでも「関東追加公演熱望」を「元春への伝言」に送ろう。
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆
問いかけをつきつけられた、元春が怖くなった。答えを見つける、と書きました。
1週間経って色々考えて「見えてきた」ものがあります。
その前に、とりあえずライブレポをザッと書いて自分の見た事実を書きます。
ただ、曲名は書きません。でもライブの様子は分かるのでこれから行く方は要注意。
今回ツアーは横浜初日だけ。翌週お台場はコレマンスリーライブと重なって行かない。
嫁は「元春行けばイイじゃん」と言ったがコレ・ライブ6月はいつも行くと決めてる。それは変えない。
会場に着くと既に大勢の人。今回は指定席と立ち見。ボク等は立ち見。
で入場して気付いた。ボクは1階アリーナ(?)の前方に椅子席があって後方立ち見。
と思ってたら立見席はかなり後ろでギュウギュウ詰めで見るんですね\(T▽T)/
オレ、チケット取るときよく考えてなかった(゚゜)\バキ☆
おかげで嫁は人に挟まれてステージがよく見えなかったらしい。スマン嫁<(_ _)>
開演前から既に波乱の予感(^_^;
予定よりかなり遅れてライブスタート。先ずはバンドでインスト。
このバンド見るのは去年12月の恵比寿のイベント以来。あの時は藤田クンのギターが全然聴こえず。
でも今回はバッチリ。フカヌーのギター含め凄いソリッド。
元春登場。80年代~90年代のアルバムからロックナンバーを叩き出す。
アルバム「COYOTE」からも当然やる。藤田クンが入って違う色のサウンドに。
驚いたのは元春がほとんどギターを持たないこと。ハンドマイクで動き回る。
恵比寿で演奏したとき「???」だった曲もアレンジを変えてチャンとハマってる。
このバンド上手い!そして同時にハードでパンク色が強い。
中盤新曲が鳴る。「肯定、寄り添う」、凄いコトバが入ってくる。
嗚呼、オレって元春にこれを求めてるんだ。「肯定、寄り添う、何とかなる、前に行け」
ネガティブな人間で内省、傷み、暴力的なオンガクが好き。
でも元春にはそれは求めない。元春の歌を聴く、ライブに行くと「安心」する。
ここにオレは居ていい。そんな安心感、満たされた感情がある。それは他ではない。
勿論元春のハードな曲も好き。でもどんな歌でも根底になるのは「肯定」だ。
「TOKYO SICK」もそうだったし今回のNewSongもそうだった。
今日は凄いライブになるぞ。ワクワクしてた。同時にいつもの元春と違うものを感じてた。
いつもどおり楽しいんだけど何かキレる感じ?危ない匂い?よくワカラン。
で後半あの曲が鳴った。一気に場内はヒートアップ。
優しい楽しい元春が消えて・・・別のモノがステージにいた。
いつも楽しそうに散歩してるワンちゃんがいきなり牙を剥いて襲いかかってきた。
インテリのジェントルな紳士が実は地下で爆弾を作ってた。そんな感じ。怖い。
こんな「暴力的」な元春とサウンド。は今までのライブで見たことがない。
そして正直に言おう「この曲、聴きたくない!」そう思った。
色んな感情が巻き上がる。真っ白、混乱、怒りさえ湧いてきた。こんなのかってない。
「何で今更、311をネタにするのか!元春にそんなことしてほしくない!」
「攻撃より勇気をくれよ!」「いつもどおりの優しさと肯定を歌ってくれよ!」
一瞬仙台や石巻、いわきの荒れた海岸、街がフィードバックした。
いわきでの「ここは放射能は少ないけど山2つ向こうに原発がある」話を思い出した。
同時に別の感情があふれ出てとまらない。
「これは元春の歌だ。彼が歌うのは自由だろ?オレがどうのこうの言うことか?」
「周りの奴、何盛上がって拳振り上げて歌ってんだよ!これはそういう曲か?」
「やだ。この曲で盛上がるなんて真っ平ゴメンだ」
一瞬ここを出ようか、と思った。ここに居たくない。逃げ出したい。
冷静に振返るとオレ何様だ?人様がどう聴こうが盛上がろうが自由じゃん。
でも、あのときはそう思ったんだ。それがオレのホント。自分にウソはつきたくない。
出ようと思ったが、次に演奏された曲がホントに良かった。あの曲を聴いて落着いた。
ここに居ようと思った。元春のライブから「逃げ出す」なんて有り得ない。
後半のヒットメドレー。でもアレンジを変えていてトンガッテる。
苦手だったあの曲も一緒に歌えた。いつものあの曲の入り方もカッコよかった。
でも、どっかでさっきの曲のことを引きずってる。心底楽しめない。一歩引いてる。
アンコール、大好きな曲でスタート。ようやく息をつく。2曲目またアレンジが違う。
これもイイ。ようやく楽しめてきた。
場内でデイジーレーベル創立記念のお祝いのプラカードがあがる。佐野クンうれしそう。
いつものフレンドリーな笑顔だ。
アンコール2回目。あのヒット曲。ようやく盛上がってきた。さぁライブはこっからだ。
次は何の曲だ?と思ったら終わり。え~!\(T○T)/
佐野クンは「このツアー横浜からスタートできてウレシイ」と笑顔。
呆然として外に出る。友人と落ち合う。あの曲について皆興奮。「待ってた」という意見も。
「聴きたくなかった」なんて思ったのはオレくらいだよな(^^;)ゞ
その後は呑み会。今日のライブについて激論。話してるうちに色々見えてきた。
でオレは言った。「もう1度このツアー行きたい。決着をつけたい」
みんな「新潟行ったら」と云う。
嫁「来週コレのライブ終わったらお台場行け」と云う。アンタそんなムチャな\(T▽T)/
帰り嫁と「あの歌を演奏した意味」について話す。
嫁は「311から1年経って佐野クンが出した答えじゃないか」と云った。
「答え」かぁ。オレは佐野クンに問いかけをつきつけられた気がした。
「ボクはこう思う。だから歌う。キミはどうだ?どう思う?何をするんだ?」って。
佐野クンに首筋にナイフをつきつけられたような・・・・そんな気がした。
佐野クンがアレを歌った意味は何となく見えてきた。
でも、何故オレがあのとき否定的な感情を持ったのか?
そして、佐野クンの問いかけに対してオレはどんな答えを出すのか。
それも・・・何となく見えた。長くなるので、それは後日。(゚゜)\バキ☆
上にも書いたが今回のツアー参加は横浜だけ。他は行けそうもない。
行けるとしたら最終日の新潟か?それとも関東圏で追加公演あるのを待つか?
でも、もう1度行きたい。現在(いま)のオレならあの歌に立ち向かえる。
佐野クンと「対決」できる。
そうか・・・オレ、佐野クンと「対決」したいんだ。ケンカしたいんだ。
こんな感情はじめてだ。
佐野クン、頼む。もう1度オレと勝負してくれ!オレに再戦のチャンスをくれ~!
ということで明日にでも「関東追加公演熱望」を「元春への伝言」に送ろう。
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆