僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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GLIMSPANKY@日比谷野音

2017年06月05日 | オトの記憶(CD、ライブ)
先週末から体調が悪い。医者に行ったら風邪との診断。
大事をとって週末予定していた南相馬ボラを欠席。
自分の都合でボラを止めたのは初めて。悔しい&情けない(-_-;
で土曜日はお出かけすることなく、ひたすら寝て体調回復に努めた。

日曜日朝も体調はイマイチ。ただ午前中寝てたらかなり善くなった。
ということでGLIM SPANKYのライブを見に嫁と日比谷野音に向かう。
ミニアルバム「I Stand Alone」発売記念ライブ。
場内は満員。色んな世代の人が居る。親子連れも多い。
客入れのBGM、
多分レミ嬢の選曲だろうが細野さんの「銀河鉄道の夜」が流れたのにビックリ。
ビートルズの「ベネフィット・フォー・ミスターカイト」も流れてたし。イイ趣味してる🎵

LIVEはアルバム1曲目ZEPPを彷彿させる「I Stand Alone」でスタート。
続いて「E.V,I」そして「褒めろよ」で一気に爆発!
亀ちゃんのギター益々凄い事になっている。変幻自在。華やか。
そしてステージングが巧くなってる!客を煽ったり派手なアクションをキメたり。
何処かコ―タローに通じるモノを感じた。
そしてドラムのかどさんのへヴィーなドラミングがひたすら素晴らしかった。
轟音のバンドサウンドを率いてレミ嬢は臆することなく歌いギターを鳴らす。
派手なポーズもせず煽りもしない。唯立っているだけなのにカッコいい。

ロックな曲だけでなく「闇に眼をこらせば」や「NIGHT LAN DOT」みたいな幻想的な曲、
「太陽を目指せ」や「月に唄えば」の様な解放感溢れるフォーク調の曲。
このバンドの音楽性、実に幅広い。色んな面を見せてくれて飽きない。

個人的に嬉しかったのはインディーズ時代のアルバム「ミュージックフリーク」から
沢山やってくれたこと。「ジプシー」が滅茶苦茶カッコ良かった。
そして、「夜風の街」!大好きな曲だけどライブでは全く演奏されない。
今回初めてライブで聴けた。
「キミのロックは東京では流行らない」「とぼとぼ歩いていく」の一節が響いた。
これを聴けただけでも今日来た甲斐があった!

後半はロックンロール大会。盛り上がる場内。ワシもムリしない程度に盛り上がる(^^;
本編ラストは「美しい茨」。この曲を主題歌にしてるドラマにレミ、亀2人がゲスト出演。
その際のエピソードに大爆笑。
亀ちゃん、ギター弾くとあんなにカッコイイのに喋ると何であんなにユルいんだ(T▽T)(笑)

アンコールは「大人になったら」と「ワイルドサイドを行け」。
レミ嬢は「ワイルドサイド~」の前にこう叫んだ!
「ロックって言うと激しいみたいに思われる。
 ワタシたちの中に怒りはあるけど、その怒りは愛とか平和を祈るキモチから来てるんだ!
 だから、世界に通じるバンドになりたいんだ!」

怖いもの知らずの若者の大言壮語だろうか。
いや、でもこの2人はホンキでそう想ってる。そう信じてる。
なら否定するより、その心意気に拍手したい。
そして、このバンドまだまだデカくなれる。まだ変われる。
オレは好きなバンドが演するハコの大きさには拘らないけど・・・
レミ嬢と亀ちゃんはもっと大きい場所で見てみたい。
それこそZEPPとか武道館とかで。そこまで辿りつけることが出来るバンドだと思う。

激悪だった体調もライブ中はすっかり元気に(^_^;
まだ体調万全とは言えないけど今週は期末対応で休めない。
オレの息子娘世代の2人があんなに熱く頑張ってるんだ。
オッサンも負けてられません☆


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