僕と猫のブルーズ

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ハンバートハンバート 「ハンバート家の平日 2019 Final」@中野サンプラザ

2019年12月23日 | オトの記憶(CD、ライブ)

金曜日は中野サンプラザでハンバートハンバートのLIVE。
ボクが行く今年最後のLIVE。会社を出るのが遅れて開演ギリギリで会場に到着。

ハンバートは今年のLIVEは平日のみ開催で土日休日は行わない方針。
でも、その分普段行かない様々な土地にLIVEに行けたそう。
この日のLIVEはその1年間の集大成。是非見たかった。


LIVEはディズニーの「Hi-Ho」のBGMが鳴ってスタート。遊穂と良成の2人が入場。
今回は「ミサワホーム」で無くコレかい\(T▽T)/
先ずは「がんばれお兄ちゃん」からスタート。以降バンドスタイルで演奏。
選曲は主に「Folk」「Folk2」「WORK」の収録曲を中心に展開。
そんな中「バビロン」が歌われたのはホントに嬉しかった。
傑作「まっくらやみのにらめっこ」1曲目のロックナンバー。
ハンバートは度々LIVEで歌ってるみたいだけどボクが行くライブでは演奏されず。
大好きな曲でずっと生で聴きたかったので嬉しかった。
「信じ込む 裏切る」「手をつなぐ 殴り合う」「愛し合う 殺し合う」
優しいコトバと残酷なコトバが互いに突き放し睦み合い絡み合う。
優しいけど毒満載。これぞハンバートの真骨頂。
この1曲だけで此処に来た甲斐があった。


後半は大好きな歌が並ぶ。
「小さい声」「邂逅」「ぼくのお日さま」「虎」。
痛みで大きな声を出せない。遠く離れて永い間、逢えない。巧く話せない。敗けてばかり。
そんな奴等の側にハンバートの歌は居る。
励まさないし力づけない慰めもしない。まして代弁もしない。
ただ横にチョコンと座って一緒に前向てるだけ。だからこそ泣ける笑える。


後半は「おいらの船」「ホンマツテントウ虫」で盛上る。
最後はメンバー全員ステージを練り歩き「Hi-Ho」を奏でる。(T▽T)
もう笑った笑った。楽しすぎる~♪

アンコールは「Farewell Song」そして「喪に服するとき」。
ツアーのFinal、クリスマスムードたっぷりの中に歌うのは「喪」。
でも歌の内容は「生きていこう」というメッセージ。温かいキモチで終われた。
最後は撮影タイム。唯ワシの携帯ではキレイに撮れずユーレイ状態(^_^;

この1年の締めくくりに2人のウタを聴けてホントに良かった。


この週は元春LIVE2本にハンバートと平日に3つものLIVEを入れた。
どれも愉しく充実した内容だった。
12月は他にCocco、高野寛、寺尾紗穂と魅力的な面々のLIVEがあった。
どのアーティストのLIVEも行ったら絶対楽しめた。悩んだが行くのはやめた。
仕事でバタバタしてる中、そんなにあれこれLIVEを詰め込んだら後に響く。
そして何より、そんなに沢山のLIVEを楽しむココロのキャパは現在の自分には無い。

時間もお金も限られている。その中で誰を視るか、視ないか。よく考えて選ばないと。
惰性で聴いたり見るのはアーティストに失礼だ。そうなったら離れる。
それは自分にとって「リアル」じゃないから。

今年LIVEを視たアーティストは自分にとってすべてリアルだった。
ステキなオンガクに逢えたことに感謝。
来年もリアルなオンガクに出逢えることを期待☆

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