僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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リクオ 有料配信ライブ from 京都 一乗寺

2020年05月02日 | RIKUO

コロナウィルス感染防止のため行く予定だったLIVEが延期・中止となった。
元春、カーネーション、りんりんふぇす、清水ミチコ、そして香取慎吾。
残念だけど仕方ない。
その分、アーティストの配信番組を色々見てる。元春、ナンバガ、高野寛、七尾旅人諸々。
どれも愉しく見たが・・いずれも無料配信なのが引っ掛かった。
アーティストも霞を食って生きてるワケじゃない。LIVEが中止になって苦しい状況にある筈。
次回有料配信あったらお金を払おうと決めてた。
そんな中、リクオが4/29で京都でライブを行い有料配信をした。迷わずお金を払って見た。
https://twitcasting.tv/c:dop2020/shopcart/3661

リクオのLIVEを見るのはアルバム「グラデーションワールド」発売記念ライブ実に1年ぶり。
今回は密を避けての一人でピアノ弾語り。
リアルタイム配信時は大勢の人が閲覧した様だがボクは翌日・翌々日独りで見た。
これが良かった。
大勢で一緒に見ると他人のコメントや感情の動きに自分の感情も引きずられる。
1人でリクオの歌に向かい合う。集中して歌の世界に入り込めた。

LIVEの様子はライターの宗像明将さんが素晴らしいレポを書いているのでそちらをご覧あれ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/munekataakimasa/20200430-00175993/

ボクは久しぶりにリクオの生の音に触れて(アーカイブだけど^^;)その第一印象は、
歌が声が太く強くなったなぁということと・・ピアノの音がますます自由になったということ。
元々形式に囚われずピアノを自由に弾く人だが今回彼のピアノを聴いて益々解放されてると思った。

選ばれる歌はいずれも穏やかで優しい歌ばかり。
一番最初に「雨上がり」を歌われて一気に緊張していた気分がホッと一息つけた。
「希望のテンダネス」「ワンダフルワールド」は大好きな歌。
リクオは「声をあげろ!」とか「〇〇を叩け!」とか「我に正義アリ!」と言った
単純なアジテーションは歌わない。
大きな声に隠れてしまう声を出せない人の声に耳を傾ける。
頭でっかちの多様性で世界や他者をぶった斬りにしない。
その柔らかさ、優しい強さが好きだ。

後半も素晴らしかった。「満月の夕」のcoverは素晴らしかった。
HWから離れて、この歌を聴くことも無くなった。
でも今回久しぶりに聴いて、改めて素晴らしい歌だと思った。リクオまたcoverしてほしい。
ニックロウの「(What's So Funny'Bout) Peace,Love & Understanding」に
続いて歌われたのはリクオらしくないトガッた歌詞の歌。
何とブルーハーツの「青空」のcover。これも素晴らしかった!
こういう尖った歌もイイな。
上に「らしくない」なんて書いたがオレ(他人)が決める事じゃないなスマンリクオ<(_ _)>
そして「オマージュ:ブルーハーツが聴こえる」。
素晴らしい歌だが。。。オレには痛い歌だ(^_^;
ムダに齢取っちまった。他人に優しくするのが怖い。声を出そうとすると出なくなる。
大人なのに怖いことだらけだ。
リクオの歌はこんな情けない弱虫も優しく包んでくれる。気づくとPCの前で泣いてた(^_^;l

ラストは「永遠のロックンロール」で終わった。最近はこの歌で締めてるのかな?
これも良かった。
「ロックンロールが永遠」と信じる程オレは無邪気じゃないし音楽の魔法も信じてない。
でも、リクオがそれを歌うと・・信じてもイイかなと思う。
最後は「音楽サイコー!」のシャウトで終わった。思わず画面に向かって拍手してた。
最高の時間をくれたリクオ、スタッフの皆さんに感謝&拍手~♪

見終わった後、凄く満足感に包まれていた。
それは勿論LIVEが素晴らしかったこともあるが「お金をチャンと払った」事もあったと思う。
苦境の中で発信してくれてるアーティストやライブハウスにはチャンと酬いたい。
ライブハウス支援の色んな活動が起ち上っている。こちらにもそのうち参加しよう。

今回の配信を見て、リクオの歌あらためてイイなと感じた。
オレ、やっぱリクオの歌が好きだ。このヒトの歌が必要だわ。
コロナが終息したら久しぶりにライブ行って見るかな?

今日5/2はキヨシローが旅立った日。
リクオとキヨシローの共作「胸が痛いよ」を是非聴いてみよう。
おじちゃん天国デビュー11年目のお祝いだ。
ヨモちゃん盛大に祝おうな☆


(おじちゃん、おめでとう☆)

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