6月は年度末対応でバタバタ。何とか無事終了したが疲労困憊。
先週初めはエライさんと今年度プランを協議。無理難題を吹っ掛けられてアタマがバグる(^^:
そんな中、7月4日(火)夜にビルボード東京であった寺尾紗穂のLIVEに行って来た。
第1部のマヒトゥ・ザ・ピーポーとのジョイントは仕事で断念。
第2部の「夜にわかれて」のLIVEに参加。
自由席で申込んだので2階か3階でノンビリ見る物と思ってたら案内されたのは何と1階1列。
しかも寺尾さんのKeyセットの真ん前\(T▽T)/
おかげで歌、オトをジックリ堪能できました。
時間どおりメンバー登場。寺尾紗穂(Vo、Key)、伊賀航(bass)、あだち麗三郎(Drums、SAX)。
1曲目は「もうすぐ雨は」。大好きな曲。ゆったりとした曲だけど聴いてるとココロがざわめく。
そこからは最新アルバム「flow」から次々と繰り出す、
POPS、ロック、ジャズ全ての音楽の要素を網羅しつつジャンルを超えるオト。
3人とも演奏は自由奔放。そのオトに触れて音楽=オトが空間を震わせて鳴る様と実感した。
「舟を漕ぐ人」から切れることなく「There’s flow in flower」が鳴ったシーン、
近藤達郎さんが入っての「Girolamo」の広がるオト世界には鳥肌が立った。
激しい演奏ではないけどオト1つ1つが粒となって空間に広がる。
寺尾さんのソロとも違う。巧く言えないが(笑)。
寺尾さんも「Girolamo」終わった後「別の世界に行けた」と楽しそうだった。
中盤「flow」ラストの歌「朝焼け」が歌われた。
「私は考える 貴方が愛を知っていたか 私が愛を知っていたか」の繰返しに・・ココロが震えた😿
オレは・・・愛を知っているのか?知っていたのか?直ぐ家族と友人の顔が浮かんだ。
昔は愛なんぞ知らなかった。ずっと独りだった。独りで生きて独りでのたれ死ぬと覚悟してた。
でも、家族ができて・・・愛ってモノが確かにあるのだと・・・知った教えてくれた😢
「朝焼け」の最期、ステージがほんのり紅く輝いている様な気がした。
その様は・・・何か綺麗な夕焼けを視た様な気がして・・・涙が出て来た。
そして、そのまま「幼い二人」に繋がる。後ろの窓がオープンとなり夜景が広がる。
優しく穏やかな曲なのに聴いてるとココロの揺れがとまらなくなる。
泣き叫びそうになるのを必死に。。必死に抑えた。
歌には泣いたがトークは楽しい。寺尾さんが伊賀さん、あだちさんに話しかけて2人が怯えてる様に爆笑。
更に第1部のマヒトゥとのセッションで70分の予定が100分と大幅な予定オーバーになった話にも笑った。
第1部、どんな曲やったんだろう。誰かレポしてほしい。
後半、寺尾さんは「最近色んな事件が起きている。それは孤独、孤立が理由かもしれない」そう言って
「なんにもいらない」を歌った。何ともエモーショナルな声(少し泣いている様な気がした)
最後は「彷徨い」。
以前はLIVEに行ったら嫌な現実を忘れられた。でも最近はLIVEの中でも現代の世を考えてしまう。
入管法、LGBT、神宮前開発、ジャニーズ性虐待。最近でも色んな問題が山積み。
解決してない問題も山積みだ。統一教会、ジェンダー、貧困、沖縄基地、被災地支援。
元春や七尾クン、寺尾さんの歌は現代(いま)を独自に切り取って描く(とボクには見える)。
LIVEで彼等の歌に触れると唯愉しい!でいられなくなる。外の世界を想って色々考えてしまう。
オーラスは「優しさの毛布で私は眠る」。寺尾さんの優しい歌とピアノにやっとココロが一息。
帰り電車の中で寺尾さんの「歌が生まれる場所」を聴いた。このフレーズが響いた。
「世界が変わらないと信じる貴方に美しい夕焼けをあげたい」
聴いてて一気に涙が溢れた。オレは世界がよくなるとか信じられない世界は変わらない。
でも、今夜オレは綺麗な夕焼けを視れたかも。
「朝焼け」が鳴った後、ステージが光り輝いてた。
ウン、夕焼け視れた。そう信じてる(^_^)
仕事は更に大変になりそうだ。社会問題も自分なんぞに何かが出来るなんてとても思えない。
でも、兎も角生きてりゃあんな綺麗な夕焼けに逢える日が来るかもしれない。
とりあえず不機嫌は嫌だ。笑っていこう。な、もなちゃん🐱おはちゃん🐱
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