僕と猫のブルーズ

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だから私は歌った

2006年06月23日 | コトバの杜

Coccoが語ったニューアルバム「ザンサイアン」にこめた想い

東京でショックだったのは、こないだ名護市が
(米軍基地の移設に)合意したときに、新聞でね
「悲願の普天間返還、今が絶好のチャンス」
って見出しに書かれてたわけ、
それを見て、あっちゃん声出して泣いてから、
もうレコーディング中トイレでわんわん泣いた。
ショックだったわけ。
 
だって返還って次の移設なわけさ、
だれかが背負っていかないといけないわけ。
それを東京の人は「絶好のチャンス」と書きよったわけ。
こんなの沖縄の人が読んだらどんな風に思うんだろうって。

そのときにこのアルバムを早く出したいと思ったのと、
でも同時に絶望もした。
歌なんて歌ってたってしょうがないと思ったし。

何を言って反対して主張しても、
ハイ次あなた、ハイ次あなた、とだれかに回っていくだけで、
何も変わらない。

でも、多分そんな問題知らない人いっぱいいるわけ。
実際に今からあっちゃんたちが具体的になくすものっていっぱい
あるから、それを自分でも忘れちゃいけないと思う。

何か´あった´ということ、´この海がちゃんと存在してた´
っということを残したかった


ロックだとか、カッコいいとか・・そういうのを超越してる。
ひたすら正しく強い。

Coccoは8月15日終戦記念日にオキナワでライブをする。

 ぴあ6.29号インタビューより




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