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補給艦「とわだ」型・1番艦 AOE-422 とわだ 海上自衛隊

2011-08-19 06:35:36 | 艦艇(自衛隊・保安庁・その他)

第1海上補給隊に所属している、とわだ(AOE-422)は、海上自衛隊の補給艦です。とわだ型補給艦の1番艦。艦名は十和田湖に由来します。

前型AOE「さがみ」の拡大改良型で、全補給ポストを艦橋の前方に配置し、煙突後方にヘリコプター発着甲板を設けた基本的なアレンジは変わりませんが、補給スピードの高速化や自動化が進み、特に艦内の移送システムはまったくの新機軸が採用されています。

船体は一般商船のタンカーに準じていますが、長船首楼型となったため艦内容積量のUPに繋がっています。

そして、搭載する補給物資は、船舶燃料、航空燃料、弾薬、ミサイル、修理部品、糧食、真水など極めて多岐にわたっています。

補給ポストは門型3基で、補給ステーションは両舷3ヶ所ずつ計6ヶ所あり、前部の1.2番、後部の5.6番ステーションが液体物資用、中部の3.4番ステーションがドライカーゴ用になっています。次世代の補給艦「ましゅう」型では、補給ポストにモノポール型を採用しています。

「とわだ」は、中期業務見積もりに基づく昭和59年度計画8,100トン型補給艦4012号艦として、日立造船舞鶴工場で1985年4月17日に起工し、1986年3月26日に進水、1987年3月24日に就役した後に自衛艦隊直轄となります。

1992年、自衛隊カンボジア派遣のためにカンボジア派遣海上輸送補給部隊を編成、9月に出港し途中で輸送艦「みうら」・「おじか」と合流し、10月2日にカンボジアのシハヌークヴィル港に入港した。12月に呉に帰港。

テロ対策特別措置法及び新テロ特措法に基づくインド洋給油活動にこれまで7回参加している。派遣実績及び同時派遣された艦艇は次のとおり。

2001年(平成13年)11月 - 2002年(平成14年)2月:護衛艦「さわぎり」
2002年(平成14年)6月 - 7月:護衛艦「せとぎり」
2003年(平成15年)7月 - 10月:護衛艦「はるな」・「あさぎり」
2004年(平成16年)3月 - 8月
2005年(平成17年)3月 - 7月:護衛艦「しまかぜ」・「ゆうだち」
2005年(平成17年)11月 - 2006年(平成18年)3月:護衛艦「まきなみ」
2008年(平成20年)11月10日、呉基地より出港。(同時派遣される護衛艦はありあけ 
 
 
 

基準排水量:8100t(ときわ・はまな:8150t)/満載排水量12100t(ときわ・はまな12150t)
主要寸法:全長167.0m×幅22.0m×深さ15.9m×喫水8.1m(ときわ・はまな8.2m)

エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:26000PS
速力:約22kt

船型:船首楼甲板型
乗員:約140名
主要装備:洋上補給装置一式


 
 電子戦・対抗手段  Mk137チャフ発射機(1999年以降追加)

レーダー OPS-18水上

艦載機 着艦スペース

 兵装 Mk15ファランクスCIWS × 2基

 

 

 

 

 


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