用宗駅は、静岡県静岡市駿河区用宗城山町にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅です。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。2・3番線が本線、1番線が副本線です。ただし、2009年3月改正ダイヤでは、定期列車の1番線への発着は設定されていない。この他、保線車両留置用の側線があります。2つのホームは跨線橋で繋がっています。
駅構内の東側、単式ホームの1番線に隣接して駅舎があります。東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、静岡駅が当駅を管理しています。
駅舎内にはみどりの窓口などが設置。駅の営業時間は7:00~19:00(途中窓口閉鎖時間帯あり)そのため、早朝・夜間は無人となり、近距離きっぷも購入できない(車内または着駅での精算となる)TOICAによる改札の通過は始発から終電まで可能です。
単式と島式の複合プラットホームですが日本の国鉄や日本統治時代の台湾の鉄道駅、国鉄の影響を強く受けた鉄道路線に多くみられ、線路配線としては「国鉄型/JR型配線」とも呼ばれます。多くの場合、単式側に駅本屋があります。
・複線の路線。上下線のどちらか一方のみ待避可能となる。内側が本線、外側(分岐側)が待避線となることが多い。
・上下線の間に渡り線を入れ、中線として両方向の列車待避や折り返しに使う場合がこの構造。外側を本線とする例も存在します。
・島式1面を相対式2面で挟む特殊な例。二つの複線路線が合流する駅、列車の折り返しや運転系統の分離を行う駅などに見られます。
用宗駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 (旅客扱いとしては予備ホーム) 貨物列車通過待ちの場合あり
2 ■東海道本線 下り 浜松・豊橋方面
3 ■東海道本線 上り 静岡・沼津方面
かつては、駅北にある巴川製紙所静岡事業所や住友セメント用宗サービスステーション(閉鎖)への専用線がありました。セメント包装所は、工場で生産されタンカー・鉄道貨車・タンクローリー等により持ち込まれたバラ積みセメントを、敷地内のサイロに一時的に貯蔵し、バラのままもしくは袋に包装し需要家へ配送する機能を持つ施設です。単に包装所とも呼ばれることもありますが、現在はサービスステーションと呼ばれることが多いようです。一般消費者への小売は行わず、契約特約販売店の名称が印字された各セメントメーカーの出荷伝票で決済して販売します。
1909年(明治42年)11月1日 - 開業。一般駅。
1974年(昭和49年)4月6日 - 専用線発着を除く貨物の取扱を廃止。
1984年(昭和59年)2月1日 - チッキの取扱を廃止。
1986年(昭和61年)11月1日 - 車扱貨物の取扱を全廃。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
2008年(平成20年)3月1日 - TOICAのサービス開始。
2011年(平成23年)9月30日 - 駅改札外にあるKIOSKが閉店。
電報略号 ムネ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 1,667人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1909年(明治42年)11月1日
備考 業務委託駅(夜間無人駅)
みどりの窓口 有
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