新水前寺駅(しんすいぜんじえき)は、熊本県熊本市中央区白山二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である。電車通りを跨ぐ築堤上に開業した小さな駅でしたが、市電との乗換駅のため今では県内2位の乗降客数があります。
新水前寺駅が設置された理由は、JR豊肥本線の水前寺駅と熊本市電水前寺線の水前寺駅通電停が500メートルほど離れており、乗り換えに不便であったためで、熊本県道28号線(通称「電車通り」)沿いの高校・大学などの増加による水前寺駅の混雑を解消する目的もあった。
当駅の設置以降、熊本市電の水前寺駅通電停(旧称)は新水前寺駅の乗換駅となり、電停名と実際の機能が一致しなくなっていたため、2011年(平成23年)3月1日に「新水前寺駅前」へ改称された。
熊本県は市電とJR豊肥本線のアクセスを向上するため、新水前寺駅前電停と新水前寺駅を連結させることとした。2008年(平成20年)7月6日に、旧駅舎の反対(南東)側に設置された仮ホーム・仮駅舎へ移行。2010年(平成22年)6月19日には新設された高架橋上の新ホームの供用を開始し、県道28号線をまたぐ旧線路・鉄橋は同年8月までに撤去された。2011年4月には新駅舎・新電停が完成し、新駅舎と新電停を直接つなぐ歩道橋も2011年7月に供用開始された。
単式ホーム1面1線を有する高架駅。今の駅舎は2011年に新築された橋上駅舎です。バリアフリー化された駅でエレベータも設置されています。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスが設置されている。2012年12月1日よりSUGOCAが利用可能となったが、当駅に自動改札機の設置は行われず ICの読み取り機のみ設置しています。改札口の頭上には液晶式の発車案内、切符売場にはタッチパネル式の券売機が1台されています。待合室は改札内に設置されています。
水前寺駅とは600mしか離れていないため、双方の駅ホームから一方の駅ホームが見える。当駅の旧ホーム(1988年-2008年)は駅舎より約10メートル程度高い築堤上に設置されていた。その線路を挟んだ南東側に仮ホーム(2008年-2010年)が置かれ、現在は新設された高架橋上の新ホームが使用されている。
のりば
1 ■豊肥本線 (上り) 熊本方面
(下り) 武蔵塚・肥後大津方面
1面1線だが、駅の案内表記には「1番線」と表示されている。
1914年(大正3年)6月21日 - 宮地軽便線(現在のJR豊肥本線)熊本 - 肥後大津間が開業、水前寺駅が設置された。
1924年(大正13年)8月1日 - 熊本市電水前寺線が開業、水前寺駅前電停が開設される。
1935年(昭和10年)2月 - 水前寺駅前電停が水前寺駅通電停に改称。
1988年(昭和63年)3月13日 - 新水前寺駅を九州旅客鉄道(JR九州)が開設。
2008年(平成20年)7月6日 - 新水前寺駅、陸橋架け替え及び交通結節強化事業のため仮駅での営業開始。
2010年(平成22年)6月19日 - 新設された高架橋上の線路へ切り替えが完了、新ホームの供用開始。
2011年(平成23年)
3月1日 - 水前寺駅通電停が新水前寺駅前電停に改称。
4月1日 - 新水前寺駅の新駅舎が供用開始・新水前寺駅前電停が移設。
7月20日 - 駅舎と電停と道路北側を結ぶ歩道橋が供用開始。
2012年(平成24年)12月1日 - 交通系ICカードSUGOCA導入。
電報略号 シセ
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 3,403人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1988年(昭和63年)3月13日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
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