観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
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近海警備用護衛艦 「あぶくま」

2010-08-04 13:54:21 | 艦艇(自衛隊・保安庁・その他)
 近海警備用(地方隊配備用)DE「あぶくま」の一般公開に行ったときの写真です。退役が近そうなので最後の公開になるかもしれません。
 昭和61年度計画当初は「地方隊配備用DE」として計画、建造されましたが、2008年3月の海上自衛隊部隊組織改編に伴い地方隊所属から護衛艦隊直轄所属に変更されています。特徴は海上自衛隊の護衛艦で初めてステルス対策を導入し、船体の舷側には傾斜がかけられています。ただ上構は従来の護衛艦と変わらず垂直に立っており、マストも複雑かつ大型で実質的なステルス対策からは程遠く、護衛艦の総合的なステルス対策の導入は「むらさめ」型 からになります。
 居住性は以前のDEに比べて格段に向上し、科員居住区の2段ベット化が図られています。また兵装も強力で、「はつゆき」型DD に準ずる内容になっています。主機にCODOG方式(Combined Diesel or Gas Turbine)を採用した点は「ゆうばり」型DE や「いしかり」型DE と同様ですが、両者と異なり推進プラントは2組(高速用:スペイSM1Aガスタービン2基、巡航用:三菱S12Uディーゼル2基)から成っています


              

基準排水量:2000t/満載排水量:2900t 主要寸法:全長109.0m×幅13.4m×深さ7.8m×喫水3.8m
エンジン:ガスタービン2基・ディーゼル2基(CODOG)2軸 出力:27000PS
速力:約27kt
船型:長船首楼型
乗員:約120名
主要装備:62口径76mm単装速射砲×1 高性能20mm多銃身機関砲(CIWS)×1 ハープーンSSM4連装発射機×2 アスロックSAM8連装発射機×1 3連装短魚雷発射管×2



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