京都精華大前駅(きょうとせいかだいまええき)は、京都府京都市左京区にある叡山電鉄鞍馬線の駅。叡山電鉄の中で最も新しい駅である。駅ナンバリングはE12。1990年に設置された新参駅です。
駅名の通り、京都精華大学の最寄り駅である。駅ホームから大学の通用門にアクセスでき、キャンパスの中心部は大学の正門からよりも近い。まさに大学のための駅となっている。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ無人駅。両ホームは全体が上屋で覆われており、ホームごとに上屋や柱・壁のデザインを変えている。駅全体は洋風なデザインです。それぞれのホームに出入り口がある。
基本は無人駅であるが大学の繁忙期(入学式や受験時)や朝ラッシュ時には係員が配置される。そのため係員の詰所が両出入口の脇にある。かつては鞍馬駅方面行ホームに自動改札機があったが現在では撤去されている。回数券の一部は大学構内の画箋堂で発売している。
両ホームと大学構内を結ぶ橋は「パラディオ橋」と呼ばれ、京都精華大学名誉教授の上田篤によって制作されたものである。
下りホームから住宅地、上りホームから大学正門付近へはスロープでバリアフリーに対応しているが、反対側への移動は「パラディオ橋」のみによっており、構内や隣接の踏切がないのでかなり迂回が必要。
のりば
■鞍馬線(上り) 宝ケ池・出町柳方面
■鞍馬線(下り) 二軒茶屋・鞍馬方面
ホームの幅は非常に広く確保されています。
駅周辺
京都精華大学のある山の斜面の裾部分に位置している。上りホームは一部山の斜面に接している。
反対側は狭い谷間の農耕地であった。2000年前後から住宅が増えてきているが、まだまだ農耕地や駐車場が目立つ。
森豊山更雀寺(雀寺)
円通寺(案内放送あり)
頼光橋
京都大学演習林
総合地球環境学研究所
バス路線
「京都精華大学前」バス停があり、京都バスの路線が乗り入れる。
40系統:京都産業大学行/地下鉄国際会館駅行
50系統:市原行/地下鉄国際会館駅行
52系統:貴船口・鞍馬温泉行/地下鉄国際会館駅行
国際会館駅・花園橋 経由 京阪出町柳駅行(土・休日1便)
1989年(平成元年)9月21日 - 開業。当初は仮駅による営業であった。
1990年(平成2年)
1月21日 - 駅舎が完成。
9月28日 - 当駅を含む、岩倉駅 - 二軒茶屋駅間が再複線化。現在の姿となる。
京都精華大前駅
きょうとせいかだいまえ
Kyōto-Seikadai-mae
◄E11 木野 (0.8km)(0.6km) 二軒茶屋 E13►
所在地 京都市左京区静市市原町871[1]
北緯35度4分23.13秒 東経135度46分8.37秒
駅番号 E12
所属事業者 叡山電鉄
所属路線 ■鞍馬線
キロ程 3.5km(宝ケ池起点)
出町柳から7.3km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 570人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1989年(平成元年)9月21日
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