戦艦「金剛」「榛名」がヘンダーソン基地艦砲射撃(ヘンダーソンきちかんぽうしゃげき)に利用された砲弾です。1942年10月13日から14日、ガダルカナル島のアメリカ軍飛行場・ヘンダーソン基地への艦砲射撃をがおこなわれました。0時56分の「撃ち方・止め」までに、戦艦「金剛」は三式弾104発、徹甲弾(一式弾)331発、副砲27発の計462発。 戦艦「榛名」は零式弾189発、徹甲弾294発、副砲21発の計504発。両艦合わせて計966発の艦砲射撃を実施した。 第3戦隊の砲撃により、ヘンダーソン飛行場は火の海と化し、各所で誘爆も発生しました。
米軍側は、96機あった航空機のうち、54機が被害を受け、ガソリンタンクも炎上しました。滑走路も大きな穴(徹甲弾による)が開き、ヘンダーソン飛行場は一時使用不能になりましたが、この攻撃の少し前に、戦闘機用第2飛行場が既に完成しており、攻撃目標は第1飛行場のみであった為、ヘンダーソン飛行場の機能は半減したに過ぎなかったとあります。
さらに14日の夜間にも重巡・「鳥海」、「衣笠」が艦砲射撃をおこなっていますが、この際はあまり損害を与える事はできなかったとのこと。前記のように米軍は隣接した飛行場を用いたために、航空機と燃料タンクを除けば、日本軍による攻撃で航空基地の機能が全て停止することは無かったとか。日本海軍側の航空偵察も陸軍の上陸部隊偵察隊も米軍が建設していた隣接滑走路の存在を察知していなかったと記録にあります。
日本側は第一回砲撃で計画した飛行場への砲撃自体は成功したことを重視し、そのため連合艦隊は翌月再度飛行場砲撃を目的に艦隊を送り込んだが連合国軍の反撃を受けて戦艦 「比叡」「霧島」を失ってしまいました。(第三次ソロモン海戦)
米軍側は、96機あった航空機のうち、54機が被害を受け、ガソリンタンクも炎上しました。滑走路も大きな穴(徹甲弾による)が開き、ヘンダーソン飛行場は一時使用不能になりましたが、この攻撃の少し前に、戦闘機用第2飛行場が既に完成しており、攻撃目標は第1飛行場のみであった為、ヘンダーソン飛行場の機能は半減したに過ぎなかったとあります。
さらに14日の夜間にも重巡・「鳥海」、「衣笠」が艦砲射撃をおこなっていますが、この際はあまり損害を与える事はできなかったとのこと。前記のように米軍は隣接した飛行場を用いたために、航空機と燃料タンクを除けば、日本軍による攻撃で航空基地の機能が全て停止することは無かったとか。日本海軍側の航空偵察も陸軍の上陸部隊偵察隊も米軍が建設していた隣接滑走路の存在を察知していなかったと記録にあります。
日本側は第一回砲撃で計画した飛行場への砲撃自体は成功したことを重視し、そのため連合艦隊は翌月再度飛行場砲撃を目的に艦隊を送り込んだが連合国軍の反撃を受けて戦艦 「比叡」「霧島」を失ってしまいました。(第三次ソロモン海戦)