
1987年、クモヤ22形1両をイベント用として使用するために、旅客用に改造したものである。落成日は3月31日で、国鉄最後の改造落成車である。番号は、前述のクモハ12040に続くクモハ12041と付番された。外観上は、クモヤ時代とほとんど変わりはなく、扉の自動化や吊革の再設置を行なった程度である。民営化後は、JR東海に引き継がれ、初期の予定どおり、飯田線のイベント列車「ゲタ電」号や、ロングシートであることから床面に畳を敷いて簡易お座敷車としても使用された。
しかし、2000年(平成12年)12月17日に京福電気鉄道越前本線で発生した列車衝突事故により、ブレーキの多重系統化などの対策指示が国土交通省から出されたが、これに対応できない本車は使用を中止され、2002
クモヤ22形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車です。車体長17m級の事業用制御電動車に与えられた形式で、18両が1960年(昭和35年)から1970年(昭和45年)にかけてモハ10形、クモハ11形およびクモニ13形の改造または改番により本形式に編入されました。
最初の2両がコンテナ輸送試験車であったのに対し、残りの16両は牽引車でした。
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