観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

伏見稲荷駅 京阪電気鉄道京阪本線

2020-08-20 05:30:00 | 京阪電気鉄道

伏見稲荷駅(ふしみいなりえき)は、京都府京都市伏見区深草一坪町にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH34。伏見稲荷大社への最寄駅のひとつで、正月三が日は臨時出札口、臨時改札口が開設される駅です。

伏見稲荷大社へは駅から5分程度の距離にある。なお稲荷大社へはJR奈良線の稲荷駅の方が近い(徒歩すぐ)。

駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。上下ホーム別々に改札がある上に構内地下道が備えられていないため、改札内で互いのホームを行き来することはできない。

上下線とも、通常改札口はホーム丹波橋寄りに、臨時改札口はホーム中ほどに設けられている。トイレは上下線ホームとも改札内にあり、下りホームにはオストメイト対応の多目的トイレも設置されている。

駅のホームの柱や柵は朱色に塗られている。淀屋橋方面切符売場にはタッチパネル式の券売機が2台とICカードチャージ機が1台設置されています。一方、出町柳、那岐方面切符売場にはタッチパネル式の券売機が3台です。

2007年6月の運行管理システム更新に合わせる形で、急行停車駅では最も遅く詳細放送が導入された。同時にLED式列車案内も設置されている。

新たに2017年7月より駅のリニューアル工事に着手し、12月末に完成した。淀屋橋方面駅舎は伏見稲荷大社の千本鳥居をイメージした朱色の列柱が配されています。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 ■京阪本線 上り 三条・出町柳方面


2 下り 中書島・枚方市・淀屋橋・中之島線方面
両ホームとも有効長は8両。但し当駅での緩急接続や待避はできないので、当駅停車列車は南隣の龍谷大前深草駅で待避のみ行っているが、現在は大幅に減少している。

当駅は急行停車駅であるが、当駅に停車する急行の運転は午前中・夜のみであり、主な停車列車は通勤準急以下の種別に限られる。ただし、正月期間では参拝客輸送をさばいて急行を終日運転する特別ダイヤを編成して利便性を確保している。なお、当駅への特急の臨時停車は例年行われていない。

また、JR奈良線稲荷駅でも同様に、正月三が日及び1月4日に限り、みやこ路快速を臨時停車させて乗客をさばいている。

駅周辺
伏見稲荷大社 全国にある稲荷神社の総本宮。
稲荷駅(JR奈良線):東へ徒歩5分ほど。
京都市立伏見工業高等学校
伏見稲荷郵便局
琵琶湖疏水

バスのりば
京阪伏見稲荷駅前には、バス路線は乗り入れていない。

最寄バス停:京都市バス稲荷大社前
稲荷大社前
バス停は駅前すぐではなく、駅から50メートルほど西の師団街道沿いにある
京都市バス
南5号系統:竹田駅東口・横大路車庫行/京都駅行
急行105号系統:竹田駅東口・横大路車庫前行/京都駅前行
京阪バス
6A号経路:醍醐バスターミナル行/京都駅八条口行
勧進橋
駅から750m西方の国道24号線上にある
京都市バス
81系統:横大路車庫前/京都駅前行

開業当時は伏見稲荷の表参道に近い現・龍谷大前深草駅が稲荷駅を称したが、当初の駅名にある新しい参道が神社に近かったことから1年経たない間にこちらが伏見稲荷の玄関口となった。非常に古い時期から伏見稲荷大社の千本鳥居にちなみ駅の柱を朱塗りにしていたが、太平洋戦争中の一時期・爆撃の目印になるという事で目立たない色に塗り替えられたことがある。

また、駅の南側にあった京都市電稲荷線との平面交差では1931年に800型(元琵琶湖鉄道汽船100形)801F2連の急行が木造の京都市電29号の側面に衝突して市電は全損廃車。1934年にも急行電車が京都市電の側面に衝突して20m以上引きずり死傷者20名以上を出す事故を起こした。1935年に「事故で廃車になった京都市電の事故車弁済として石山坂本線で使われていた80型 (初代)89号車が京都市電に引き渡された」とする記録もある。しかし、どちらの事故の代物弁済かは参考文献の鉄道誌によりそれぞれ1931年の事故、1934年の事故、と解説されており詳細は不明である。その後、大阪行き線路の駅ホームと伏見稲荷踏切の間と京都行き線路の平面交差と深草駅の間に脱線転轍機が設けられ、1960年3月には京阪電車が脱線して衝突を免れたことがあったが、1965年11月28日に信号機故障が原因とする京阪電車と京都市電との衝突事故が発生している[1]。 平面交差では絶縁区間もあって特急電車も時速25kmに徐行し、ダイヤ上のネックの一つとなっていた。

1910年(明治43年)
4月15日 - 稲荷新道駅として開業。
12月16日 - 稲荷駅に改称。
1916年(大正5年)4月1日 - 急行停車駅となる。
1928年(昭和3年)11月5日 - 濃霧により京都市電稲荷線と平面交差で衝突事故発生。
1931年(昭和6年)7月19日 - 京都市電稲荷線と平面交差で衝突事故、負傷者多数・市電大破廃車。
1934年(昭和9年)7月2日 - 京都市電稲荷線と平面交差で衝突事故、死傷者20名以上・市電大破廃車。
1939年(昭和14年)12月25日 - 稲荷神社前駅に改称。
1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。
1946年(昭和21年)2月15日 - 急行の運転が再開され急行停車駅。
1948年(昭和23年)1月1日 - 先に官幣大社稲荷神社が伏見稲荷大社と改称したことに伴い、伏見稲荷駅に改称。
1949年(昭和24年)
8月1日 - 急行停車駅が整理され、急行通過駅になる。
12月1日 - 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
1951年(昭和26年)4月2日 - 戦後一時期通過となっていた急行の停車を再開。
1965年(昭和40年)11月28日 - 京都市電稲荷線と平面交差で信号機故障を原因とする衝突事故発生。
1970年(昭和45年)4月1日 - 駅の南方の京都市電稲荷線と平面交差を稲荷線廃止に伴い廃止撤去。
1986年(昭和61年)6月 - 駅舎改築工事、ホーム屋根の延長工事が竣工。
1987年(昭和62年)6月1日 - 8連化のためのホームを北側へ延伸、急行が8連化使用開始。
1989年(平成元年)4月 - 京都行きホームの屋根152m化。
2001年(平成13年)10月18日 - 大阪行きホームに「オストメイト用流し」付き多目的トイレを設置。
2007年(平成19年)
3月31日 - 伏見稲荷駅バリアフリー化工事完了(スロープ改良・車イス対応券売機・幅広自動改札機・点字運賃表と点字構内図、多目的トイレ、駅事務所にAED設置)。
12月 - 翌年の正月期に間に合うように、3代目おけいはんのCM撮影に使用される。
2008年(平成20年)10月19日 - 中之島線開業に伴うダイヤ改正により当駅停車の急行が大幅に減少し、準急停車駅とほぼ大差ない停車本数に。
2012年(平成24年)9月24日 - ホーム異常通報装置を設置運用開始。
2016年(平成28年)
3月19日 - ダイヤ改正で日中の普通電車の運用が無くなり、準急のみ停車する時間帯が生まれた。
6月11日 - 自動定期券発行機を廃止(代替として深草駅に同日設置。)。
10月31日 - コンコースに旅客案内ディスプレーを設置。
2017年(平成29年)
4月5日 - 中書島・枚方市・淀屋橋方面駅舎にいなり寿司専門店「伏見稲荷 千本いなり」がオープン。
12月22日 -京阪の駅構内に外貨自動両替機を設置。
12月末 - 駅舎のリニューアル工事竣工使用開始。


伏見稲荷駅
ふしみいなり
Fushimi-inari
◄KH33 龍谷大前深草 (0.5km)(0.6km) 鳥羽街道 KH35►
所在地 京都市伏見区深草一坪町33番地
北緯34度58分7.54秒 東経135度46分9.58秒
駅番号 KH  34
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 ■京阪本線
キロ程 44.6km(淀屋橋起点)
電報略号 伏稲(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 11,166人/日
-2017年-
開業年月日 1910年(明治43年)4月15日
乗換 稲荷駅**(JR奈良線)
* 改称経歴
- 開業8ヵ月後 稲荷新道駅→稲荷駅
- 1939年 稲荷駅→稲荷神社前駅
- 1948年 稲荷神社前駅→伏見稲荷駅
** 公式な乗換駅ではない


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