仁保駅(にほえき)は、いわゆる「仁保地域」の西端に位置しており、宮野地域との地域境となる峠(仁保地峠)の頂上に近く、周辺の人家等は比較的少ない。仁保地域の中心であり、施設が集まる井開田地区は仁保駅から国道376号を経由して約2km東になる。所在地は山口県山口市仁保中郷、西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線の駅です。
隣の篠目駅の間に25パーミルの急勾配(篠目駅に向かって登り坂)が連続しているため、臨時快速列車「SLやまぐち号」も下り(津和野行き)に限り停車する、撮影スポットとしても有名です。SL「やまぐち」号が、その急勾配を力をこめてのぼっていく、往路の”山場”なので。仁保駅では、その坂道をのぼるための準備をします。石炭の山を機関室からとりやすい位置に移動したり、給水したします。
仁保駅では約6分と、他の駅より長めに停車するので、乗客もSLと記念撮影したり、機関士さんたちのお仕事を見学したりと、楽しむ事ができます。
島式ホーム1面2線で、交換設備を有する地上駅。ホーム上に待合室があるのみの無人駅(山口地域鉄道部管理)です。
旧駅舎は既に解体され、駅舎・便所はありません。列車接近案内が設けられている。上り線東側の益田寄りにある屋根の無い跨線橋から直接ホームに入る形になっている。自動券売機等も設置されていない。
仁保駅プラットホーム
ホーム路線方向行先
1(入口側)■山口線上り山口・新山口方面
2(反対側)■山口線下り津和野・益田方面
※実際には上記ののりば番号標はない。上記の番号は列車運転指令上の番線番号である。
1917年(大正6年)7月1日 - 山口線の山口駅 - 篠目駅間延伸により開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
キロ程20.2km(新山口起点)
電報略号ニホ
駅構造地上駅
ホーム1面2線
乗車人員
-統計年度-43人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日1917年(大正6年)7月1日
備考無人駅
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