ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

【Welcome to yoshy's Garage ♪】

【Magazineー雑誌紹介(115)ー】

2023-09-28 | magazine(雑誌紹介)

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。

雑誌のご案内です♪

☆RACERS Volume69
いま振り返る往年のレーシングマシン
ひとつの時代を締め括った
'90年の8耐とYZF750のすべて
ーSPECIAL INTERVIEW
K・ロバーツ&E・ローソン
あの8耐参戦をいま振り返る
ーTECHNICAL REVIEW
勝利の鍵は前面改良
新設計となったOWB7
ーTHE SCENE from scenes
かくしてTECH21は
有終の美を飾った

鈴鹿8時間耐久レースにおける
YAMAHAー"TECH21Team"の歴史は、
衝撃的なニュースから始まった。
※TECH21は資生堂の商品名(商品ブランド)であった。
YAMAHA FACTORYを資生堂がスポンサードする形で、
1984年シーズン限りに
現役引退を決めたK・ロバーツと平忠彦とを組ませ、
1985年の鈴鹿8時間耐久レースに
参戦すると言うものであった。
ここから
1990年のE・ローソン/平忠彦組の
平忠彦8耐初優勝までの
"TECH21Team"の様々な軌跡は、
レースファンならば誰もが知ることだろう。

この号の巻頭に掲載されている、
[悔顧録1989]8耐優勝までの道程として
元YZF750プロジェクトリーダーの
北川成人 氏の話が掲載されている。
※悔顧録は"回顧録"の誤植ではないので、
是非紙面をご覧下さい。
K・ロバーツ&E・ローソンへの
インタビュー記事と合わせて読むと
より楽しめる内容となっている♬
K・ロバーツと平忠彦という
夢の様な組合わせで始まった
YAMAHAー"TECH21Team"は、
最終的には
YAMAHAの4CYCLERacerが
平忠彦のライディングで
8耐を獲る(勝利する)という
壮大なドラマの様な展開で幕を降ろした♬
この辺りの歴史を知らぬ世代の方々には、
(株)ウィック・ビジュアル・ビユーロウより
TECH21 VICTORY RUN
平忠彦・鈴鹿8耐 6年間の軌跡
というDVDが販売されているので、
ビジュアルとして楽しむこともできる♬

ー 日本を代表する伝説のライダー
平忠彦 TECH21の歴史を紐解く ー
RACERSを読みながら
このDVDを鑑賞すると、
さらにYAMAHー"TECH21Team"への
理解度が深まることだろう♬

余談ではあるが...
この後、
YAMAHAー"TECH21Team"の歴史は
実に数奇な運命を辿ることとなるノダ。
2019年(第42回)鈴鹿8時間耐久レースに
YAMAHA FACTORYは、
他メーカーに圧倒的な差を見せつけ
鈴鹿8耐4連覇と波に乗る"YZFーR1"に
"TECH21"カラーを身に纏わせたのである♬
しかし...
この年の鈴鹿8耐は最後の最後に
劇的なドラマが待ち受けていたのである...。
興味のある方は調べてみても面白いだろう♬

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪


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【Magazineー雑誌紹介(114)ー】

2023-06-23 | magazine(雑誌紹介)

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雑誌のご案内です♪

☆RACERS Volume68
2022 GSX-RR
スズキMotoGP、最後の格闘
新時代を構築していった技術的進化
ーTECHNICAL REVIEW
天塩にかけたGSX-RRの極み
2022年モデル「XRHA」
ーTHE SCENE from scenes
'20-'22青の肖像
王座獲得から有終の美へ
ーINSIDE STORY
かくしてGSX-RRは戦った
チーム関係者が語るマシン開発

この号を読むと
スズキのGPMachineにおける
開発のCONCEPT(構想・考え)が
良く分かる。
「More Power,but Easier」
スズキはいつの時代も
コレなんだろうなと思う。
※GP500からMotoGPとなっても
このCONCEPTは普遍なのかも知れぬ。
V型4気筒エンジンのGSV-Rから
並列4気筒エンジンのGSX-RRへと
移行するに辺り、
初期の開発ライダーを務めた
青木宣篤さんが目指したものが
巻頭にて語られている。
とても興味深い内容なだけに
是非読んでいただけたらばと思う。

その内容は
ネタバレとなるので伏せておくが、
このCONCEPTは
私達の操る市販車を
"CUSTOMIZE"する際にも
どこか通ずるものがあるのではと
思わせてくれる。
※あくまでCONCEPTだけだろうが(笑)
兎に角、
2022年度限りで
SUZUKIのMotoGP撤退の発表は、
衝撃的であったし、残念であった。
そして、
2023年のMotoGPで
HONDA・YAMAHAは悪戦苦闘し続けている。
...私の目には
"喘いでいる"様にさえ感じられるノダ。
"急場凌ぎ"でこの状態を打開することは
とても難しことだとは思うが、
戦い続けてゆくのであれば、
良かろうが悪かろうが
"次"はかならず訪れるものなので
頑張っていただきたいと思う。
Team Suzuki ECSTARの
ラストレース(優勝)は真に有終の美と
言えるモノで感動したものだ。
このドラマの裏側の苦労を
この号で垣間見ながら、
今一度、
あの感動的なシーンを
思い起こしてもみるのも良いだろう。
EndingStoryでも書かれているが、
私からもこの言葉を送ろうと思う。
"スズキよ、いままでありがとう♬"
"そして、またいつの日か♬"
...私もそう信じていると。

では
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【Magazineー雑誌紹介(113)ー】

2023-03-26 | magazine(雑誌紹介)

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雑誌のご案内です♪

☆RACERS Volume67
2007ー2011
RC212V
ホンダMotoGP、
800ccの格闘
新時代を構築していった
技術的進化の裏側
ーTECHNICAL REVIEWー
勝利への進化は3段階
F1テクノロジーの効用
ーTHE SCENE from scenes
最高速競争の果てに
MotoGP戦国時代’07ー’11
ーINSIDE STORY
ケーシー・ストーナーは
なぜホンダに戻ったのか?

MotoGPMachineが
990ccから800ccへと変更された
2007年...。
ライダータイトルも
コンストラクタータイトルも
HONDA・YAMAHA・SUZUKI・KAWASAKIの
日本車勢を抑え
DUCATI(イタリア車)に乗る
"C・ストーナー"が奪取した。
翌2008年は、
YAMAHAに乗る
"V・ロッシ"がタイトルを取り戻し
日本車の優秀性を示した。
その後は
日本車優位が続いてきたが...、
昨今は欧州車(DUCATI・KTM)の
空力特性・エンジンパワー等の
性能向上により、
過去にあった
日本車の優位性が崩れた感が否めない。
レースレギュレーション
(競技規則・規制・制限)
の変更によるところも大きいとも感じるが...。
それにアジャストし切れていないのも
紛れもない事実ダ。
2023年の合同テストの結果を見ても
欧州車勢の強さは変らないようだ。
GPの歴史が物語っている様な
数年毎のタイトル獲得メーカーの
入れ替わりは
再び起こるのだろうか...。
誌末に
"結局、直線上等は基本なのだ"という
一文があるのだが、
遙か彼方まで直線が続いている様な
(最高速アタック的なコース)
場合ならいざ知らず、
MotoGPコースで計測される最高速度は、
”最高速度"計測地点までに
どこまで車輌を加速させてこられるか等の
複雑な要素が複合的に絡み合うのであろう。
もちろん最高速を記録した直後に
減速しコーナーに侵入せなばならぬ
のだろうし...
優位性を決定づける要素は、
(他社との優位性を得る要素は)
エンジンパワーなのか...
シャーシ(車体)の出来か...
サスペンション性能か...
タイヤのチョイスか...
電子制御技術か...
将又(はたまた)
ライダーの腕前(技術)か...
などとつまらぬことを考えてしまう。
...この手の話を続けると
深みに嵌まってしまうので
この辺りにしておくが(笑)
ま、私としては
タイトルを取るのが
日本車であれ欧州車であれ
レースが面白ければ
それで良いダケのことだ♬

この号では
HONDA(RC212V)の技術的進化も
(PVRSやSeamless Transmission)
細かく書かれているので、
興味のある方は
手に取ってみると良いだろう♬

では
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【Magazineー雑誌紹介(112)ー】

2022-12-11 | magazine(雑誌紹介)

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雑誌のご案内です♪

☆突っ込みハッチの七転び八起き/著:八代俊二
『かくして薩摩隼人は
プロのレーシングライダーになった』
ー八代俊二ー
1960年、鹿児島県生まれ。
'81年からロードレース活動を開始。
'82年にモリワキ入し、
その年の日本GPフォーミュラ3クラスで優勝する。
'83年は国際B級ライダーながらも、
国際A級と混走したスーパー1000クラスで
タイトルを獲得。
国際A級に昇格した'84年も連覇した。
'86年からは500ccクラスに転向。
同年、全日本で500cc初優勝を飾ると、
シーズン途中から戦いの場を
世界グランプリに移した。
'87年からは
HRC契約のファクトリーライダーとなり、
ロスマンズホンダの一員として世界を転戦。
同年ランキング9位。
'88年は13位。'89年からは全日本に戻り、
'90年に引退した。
現在はモーターサイクルジャーナリストとして
雑誌やテレビなど幅広い分野で活躍している。

'80年代のロードレースファンならば
誰もがその名を知るであろう、
"八代俊二"さんの自伝である♬
モリワキブルーをバックに
ゼッケン1の"MORIWAKI ZEROーX7"を駆る
著者がフロントタイヤを少し持ち上げなら
コーナーを立ち上がる姿が、
実に美しく装丁がされる。
そして"突っ込みハッチ"の...
という表題がまた絶妙ダ。
内容に触れることは、
"ネタバレ"となるので控えるが、
この著書を読み終えた時に、
多感な時期にロードレースに
"一喜一憂"して過ごした時の感情に
ひとつの答えを導きだせた様に思えタ♬
※私のオートバイに対する考え方にも
八代ファンならずとも
'80年代のロードレースファンは
必読の1冊だと言える♬

余談ではあるが...
今も昔(若い頃)も、
最高峰クラスのGP500よりも
80年代の"AMASuperBike"や
全日本"スーパー1000(後のTTーF1)"
に心が躍ル♬
いつの時代の発言かを失念したが、
八代さんが500ccにステップアップした
全日本GP初戦('86鈴鹿BIG2&4レース)での
NSRでの走りを荒削りで恥ずかしいと
後に仰られていていたのを記憶している。
そして、
その年の全日本GP最終戦('86年日本GP/鈴鹿)で
解説の片山敬済さんと根本健さんが
WGPを走ってきた経験が、
八代選手の走りを変えた(良くなった)な
と解説されていたのを記憶しているのだが、
私は荒削りの八代さんの走りが好みであった♬
'80年代にGPシーンを席巻した、
"Freddie Spencer""Wayne Gardner"
"Wayne Rainey""Kevin Schwantz"も
AMASuperBike時代の乗り方が好きダ♬
※走り方が良いという意味ではない。
車輌の特性(性能)で
その扱い方が違うことは必然ながら、
重たく旋回性に劣るオートバイを
力任せにねじ伏せながら走るスタイルへの憧れが、
ネオクラッシックモデル(ネイキットモデル)
と呼ばれる"Kawasaki/ZRX1100"に
私が拘り続けている理由の一つでもアル♬

このDVDは、
私がテンションアップの為に
月に1度は観ているものダ...♬
※特にTTーF1クラスの
八代選手の走りが堪らない。
(株)ウィック・ビジュアル・ビューロウ
ー MOTOR LAND PRESENTS ー
1985全日本ロードレース選手権総集編

八代さんの自伝を読み終え
手持ちのDVDを改めて観てみると...
実に面白い♬
1985全日本ロードレース総集編【復刻発売】
~MOTOR LANDプレゼンツ~ 


この著書を手にし、
その時代を生きた人の証言から
"それ(舞台裏)"を知り、
その時代をまた違った角度で
振り返えることができたことは幸せダ♬
そして同時に...
あの時代(若かりし日)の
自分自身に思いを馳せることも叶う...。
"温故知新"
幸せなことに、
私は今も、
あの頃の想いを胸に
オートバイを駆ル♬

では
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【ご自由にご覧下さい♪ - 111 -】

2022-10-06 | magazine(雑誌紹介)

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雑誌のご案内です♪
〇1冊目

☆RACERS Volume65
THE SCENE from scenes
伊藤真一と宇川徹が証言する
'97ー'99鈴鹿8時間3連覇の内側
TECHNICAL REVIEW
両持ちスイングアーム採用の経緯と
あくなきハイパワー追求の足跡
INSIDE STORY
そこには明確で巧妙な戦略があった
元LPLが語るRC45の修羅
INTERVIEW
本田技研工業 常務執行役員
二輪・パワープロダクツ事業本部長
元RVF/RC45エンジンPL
野村欣滋

HONDA/RVFの最終章となる。
1983ー1999年までの
ホンダV4マシンの進化と変遷が
事細かに書かれている♬
RVFといえば
WSBでの活躍というよりもやはり
鈴鹿8時間耐久レースでの活躍と
片持ちスイングアームの採用が
私の記憶に残る。
この時代の車輌にもライダーにも
とにかく華があったように感じる。
WGPライダーとWSBライダー、
そして
全日本ライダー達の真剣勝負が
そこにあった。
今でも鈴鹿8時間耐久レースは
日本の各メーカーにとって重要な位置づけ
なのだとは思うが、
日本の車輌に乗って
MotoGPに出ている
ライダー達にとっては...
世界耐久選手権(EWC)の車輌は
"俺たちには関係ないぜ"とでもいった
感じなのだろうか。
欧州のメーカーからすると8耐は
日本のお祭りなのだろうか...。
二輪車であっても
MotoGPとEWCの車輌とでは
ライダーが操る領域が違い過ぎるので、
シーズン中の短い期間でアジャストするのは
難しい時代になったのかも知れないな。
GP500という
世界最高峰のMachineを操るライダー達が
なにもかもに慣れてもいない
"耐久仕様の車輌でレースに勝つ"
これが私の8耐が好きな理由だっただけに
少し寂しさを感じるのだ。
RVFから話が逸れてしまったが(笑)
華やかなる時代を彩る
HONDA/RVFの進化と変遷を
紙面で追いながら、
思わず感傷に浸ってしまった。
あの時代が好きな方は
是非買いの一冊である♬

【関連記事】
【ご自由にご覧下さい♪ - 108 -】<2022.9.27更新>
【ご自由にご覧下さい♪ - 109 -】<2022.3.24更新>

〇2冊目

☆Heritage&Legends Vol.41
快適水冷ネイキッドを楽しめ!
ZRX1100/1200/DAEG
アクティブ
☆話題のパフォーマンスダンパーを装着試乗
T.G.ナカガワ
☆エンジンと車体をバランス良くチューン
しゃぼん玉
☆最新お勧めパーツと手法で魅力を増す
☆魅惑のカスタムマシンショーアップ
ノジマENG/ベビーフェイス
☆最新パーツ情報

愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2に
関係する内容なだけに書店にて手に取り、
仲間の車輌が紹介されていたので
購入することにした♬
目を引く部品としては
アクティブから販売された
DAEG用の
"パフォーマンスダンパー"だ♬
ネイキッドモデルは
"車体づくりがキモである"
というのが
私の"Modify"の信条だからである。
パフォーマンスダンパーを
試したわけではないので
善し悪しまでは分からないが、
興味を引く部品であるのは
間違いない。
現時点でZRX1100用の
設定がないのが残念ダ。
戦争の影響もあり、
社外部品の
納期や受注に滞りが出ている様ダ。
納期未定や受注中止等で
社外部品の入手が困難な昨今、
取り付けた部品が
気に入らないからといって、
簡単に買い換えとはいかないので、
ジックリと
必要な部品を見極めるには、
今号のHeritage&Legendsは
お勧めの1冊であるのは
間違いない♬

【関連記事】
【ご自由にご覧下さい♪ - 100 -】<2019.10.3更新>
【ご自由にご覧下さい♪ - 104 -】<2020.7.28更新>


では
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