ヨッシーの道楽趣向-別冊-【yoshy's Garage】

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【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ! 礼文島上陸編 ♪ -】

2012-07-31 | TOURING

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

2012年の夏旅(ロングツーリング)
北の大地は「北海道ツーリング」の
ツーリング紀行第4夜の始まり

これから上陸する礼文島には
最北限の地「スコトン岬」があります。
日本最北端の岬は「宗谷岬」であることは
皆さん良くご存知かと思います。
しかし...
日本最北端の岬「宗谷岬」と
最北限の岬「スコトン岬」との最大の違いは、
その岬への「到達感」だと思っています…。
この最北限への「到達感」というものを、
この記事を読んで
感じていただければ幸いと感じます。
さぁ...
いよいよ
「礼文島」へ上陸の時を迎えました。(*^-゜)v♪

今宵(第4夜)は、
礼文島上陸から
礼文島を離れるまでをお届けします♪

7月15日(渡道3日目)
AM10:10-
「利尻島」を離れたボレアース宗谷は
定刻通りに「香深港(礼文島)」に着岸

ここ「礼文島」は、
利尻島とは違い島を1周する道は無く
南北へ伸びる道道40号は
礼文線(約25.8km)を行った帰ったとなります。
島の南方に位置する港より
北を目指し向かったのが...。
ゴロタ岬です♪
『ゴロタ岬』
ここは礼文島を散策する
「愛とロマンの8時間コース」の中でも
随一の展望を誇っている岬で、
海抜176mの山全体が岬となっており、
その山頂からは
360°の大パノラマを望む事ができる
絶景ポイントとなっています。


ヨッシーは、
8時間もトレッキングはしたくありませんので(笑)
ゴロタ岬北側の
標高50m程度の麓にある、
ちょっとした駐車スペースから
登山道を登る事にしました♪
なぁーんだ!
ゴロタ岬の頂上までは
たったの600m...と思うでしょ(笑)
登山道の様な道を
ライディングシューズで登るには
600mという距離でも厳しいので...、
この為に持参した
「トレッキングシューズ」に履き換えて
登ることにしました♪
画像は中腹より撮影しています。

ゴロタ岬(山頂)に到着♪
礼文島はかつて発生した山火事や、
その厳しい自然環境から
視界を遮る高い木がほとんど存在しせず、
ゴロタ岬の頂上への登山道も含めて
周囲は高山植物が咲き誇っており、
まるで天国にいるような感覚を
味わうことができる。

岬の山頂に立って辺りを見渡せば…
視界を遮る物が何も無い360℃の眺望が開け、
鮑古丹湾の先にスコトン岬、
久種湖とその先に金田ノ岬、
そして鉄府浜より
礼文島西岸の山並みと、
晴れていれば利尻山(利尻富士)を
見ることもできる。

ゴロタ岬から観る眺望の美しさを、
ある旅人が
「天国に一番近い岬」と例えたのだとか...。
確かにこの岬からの眺望は
その例えに見合うだけの美しさでした。

ゴロタ岬を後にし向かったのが...
スコトン岬です♪
『スコトン岬』
「須古頓岬」と漢字で表記されることも多い。
晴れた日には樺太(サハリン)を
望むことはできる。

ここスコトン岬は
最北端の岬ではないのですが、
宗谷岬(最北端の岬)とは違い
海に突き出した様な形状の岬なので、
この先に「続く道無し」といった
趣きがあります。OK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆

『最北端と最北限』
宗谷岬は北緯45度31分22秒、
スコトン岬は北緯45度27分51秒。
よって、
宗谷岬の方が約3分31秒(約6,541m)北に位置する。
以前は共に「最北」を名乗っていたが、
測量の結果宗谷岬が「最北端」と判明した為、
スコトン岬は「最北限」を名乗るようになった。
しかし、
日本国政府の実効支配の及ぶ範囲内での最北端は、
宗谷岬北西方にある弁天島(北緯45度31分35秒)であり、
更に日本国政府が
領有権を主張する範囲内での最北端は、
択捉島のカモイワッカ岬(北緯45度33分28秒)である。

スコトン岬の先端には
「最北限の地スコトン岬」の地碑があります。
スコトンとはアイヌ語で
「ス-コタン=夏の集落」という意味なのだそうです。
この場所は、
また後からまた出てきますから
覚えておいて下さいね♪

礼文島には
美しい岬が数多くあります。
美しい道を走り
次に向かったのが...

『澄海岬(スカイ岬)』
礼文島は花の浮島との異名を持つほど、
高山植物や固有種の花々が
咲き誇ることで知られていますが、
一方で、
青い海の鮮やかさも
人々の心をひきつけてきました。
「礼文ブルー」と呼ばれる
青い海を実感できるスポットが
「澄海岬」になります。

「澄海岬」の海の色は、
その名の通り「青く澄み渡り」
美しく弧を描く海岸線と
底まで良く見える
透明度の高いコバルトブルーの
海の美しさには心を奪われて仕舞います。

その後は
東海岸の金田ノ岬を巡り...
礼文島東海岸(上泊崎付近)より
利尻山(利尻富士)の眺望を楽しみ、
日本最北の湖「九種湖畔」にある
「九種湖畔キャンプ場」にテントを設営し、
この日のツーリングを終えました。

7月16日
am3:00-起床!
キャンプでの画像が無いのは…
これをする為にバタバタと
入浴や食事を済ませ、
早く就寝したためです(笑)
テントの中に荷物を残し
キャンプ場より向かった先は…
さきほどご紹介した
「スコトン岬」です♪

am3:00-にキャンプ場を出発して
何をしに来たのかというと...。
最北限の岬から昇る「日の出」を拝みにきました♪
日の出時刻まで時間があったので、
「日の出待ち」をしていると…。
なにやら軽自動車に乗った
お父さん達が集まってきました。オット!(・oノ)ノ
こんな早朝のスコトン岬に
何しに来ているのかと尋ねてみると…。
皆さん船泊漁協(漁師さん)の皆さんで、
漁が解禁になれば毎朝「スコトン岬」に集まり
「風向き」や「潮の流れ」を観察して、
漁のポイントや内容を
話し合って決めるのだそうです。♪⌒ヽ(*゜O゜)ノスゴイッ!!!
礼文島の漁場のことは
「スコトン岬」に聴けなのですね♪
まぁ...
お父さん達からしたら、
早朝にオートバイを岬に止めている奴の方が
「アヤシイ」のでしょうがね(笑)
ポツリポツリと
漁協のお父さん達が帰り始めた頃…

ゆっくりと...
東の空が白んできました♪

いよいよ「日の出」です♪
上陸時の「香深港」や
出発時の「九種湖畔キャンプ場」には
大勢のライダーが居たのですが、
早朝の「スコトン岬」には
ヨッシーの他にライダーの姿はありません。
皆さんまだ寝てるのでしょうね...(汗)
しかし...
「早起きは三文の得」と言った通りの
美しい「日の出」を見ることが叶いました♪

言葉に出来ぬ美しさ...。
「最北限の岬」で日の出を拝む...
この様な感動は
人生においてそう滅多に味わう事などできません♪
朝日はどこにでも昇ります。
しかし...
「最北限の岬」から見る「日の出」は、
想像していた以上に力強く
「心に響き」ました。゚+.゚(′▽`人)゚+.゚スバラシイ♪

キャンプ場に戻り
他のライダーを尻目に
そそくさと朝食を済ませテントを撤収し出発です♪
他のライダーの皆さんからすると、
陽が昇る前にキャンプ場を出て行ったかと思えば…
今度は
なぜあんなに「撤収を急いでるの?」と
いった感じでしょうかね(笑)
その理由はこれです…。

道道40号礼文線(香深村)周辺の
この景色を見たかったからになります。OK☆⌒c( ̄▽ ̄)
この眺望は...
天気の良い日の早朝。
それも...
「ほんの僅かな時間」にしか
見る事のできない貴重な景色になります♪
どうぞご覧下さい♪
雲海に浮かぶ利尻山(利尻富士)になります。
この姿を見る為に
「礼文島」を訪れる人が多い絶景中の絶景となります。
しかし...
この様な景観は天候や気候に左右されるので、
この絶景を見れずに「礼文島」を
後にした旅人も多く居たのだと思うと、
ヨッシーは見ることが叶い
とてもラッキーでした♪

「礼文島」を離れる前に
見ておかないとイケない場所がまだあります。
島の南西海岸にある
「桃岩猫台」よりの眺望なのですが...。
右側画像に写っている
「赤い屋根の建物」は見えますよね。
あれが...
かの有名な礼文島は「桃岩荘YH」になります(笑)
このYH(ユースホステル)の儀式?は、
23年前にヨッシーが北海道の地を
初めて「旅」した際に、
道内のキャンプ場で出会うツアラーの皆さんから
何度も何度も聞かされた程に
有名な物なものになります。
ある意味では「北海道名物」になるかもしれません(笑)
※詳しくはご自分でお調べ下さい。

さて...
早朝の「桃岩猫台」に
何をしにきたかと言うと…。
このYHのペアレントさん達が、
旅立つホステラーさん達を
お見送りをする姿を見にきました(笑)
赤い屋根に登り
深い礼文の山々にこだまする大声で、
※ペアレントさん達の
「いってらっしゃーーーーい!」
と言うお見送りに
※ホステラーさん達は
「いってきまぁーーーーーす!」
と大声で応えます。
この掛け合いは...
お互いの姿が見えなくなるまで
延々と続きます。
これも「礼文島の名物」です(笑)
ここ「桃岩猫台」は
「桃岩荘YH」を見るために設置された
展望台ではありません(笑)
※ペアレント:ユースホステル(YH)の管理責任者
※ホステラー:ユースホステル(YH)の宿泊者
『桃岩猫台展望台』
桃の形をした巨岩「桃岩」を確認できるのが、
礼文島香深とは逆側の西海岸の、
標高50mほどの高さにある「桃台猫台展望台」です。
この展望台からは「桃岩」だけでなく、
海岸の「猫岩」「地蔵岩」方面の
元地漁港と集落を見ることができる
ビューポイントとなっています。

どうですか?
桃の形に見えますかねぇー(笑)
眺望は抜群の展望台なのですが...
生憎この日は雨でしたので眺望は望めませんでしたが、
道道40号から「桃岩猫台」までの間は、
「礼文島」では数少ない
ワインディングを楽しむ事が出来ましたので
満足でした♪

島を満喫し
「礼文島」の玄関口は
香深港へ戻ってきました♪
am8:45-香深港発
am10:40着(稚内港)ゆきの
サイプリア宗谷が入港してきました。

「利尻島」「礼文島」の二島を巡り
稚内へと戻る時が迫ってきました。
「サイプリア宗谷」に乗船してしまうと...
現実の世界に戻ってしまう様な
何とも寂しい気持ちになります(汗)
『サイプリア宗谷デッキより』
さきほどまで降っていた雨も上がり...
ヨッシーを見送るかの様に
「青空」が広がりました。
国旗が美しい島の景色に映えます♪

これにて「礼文島」ともお別れ...。
寂しさとは裏腹に
大満足の離島の「旅」が出来ました♪
ここで!本当に最後...。
これぞ「礼文島」の名物という
シーンを見る事ができました。(*′▽`)ノ゙ぁぃぁぃ♪
これは香深港(礼文島)⇒稚内港(稚内)ゆき
「第1便」の出航時にのみ見る事のできる風景になります。
この感動的に触れたいのであれば
『島』を離れる際には
必ず「第1便」に乗船することをお薦めします。
ここでも
「桃岩荘YH」のペアレントさん達が、
島を出立するホステラーさん達を
大声でお見送り。
「いってらっしゃーーーい!」
「いってきまぁーーーす!」
の掛け合いが延々と続きます…。
「ホテル」「民宿」の女将さん達も
総出で宿泊者の皆さんに紙テープを投げて
最後のお見送りです。
定刻am8:45-
汽笛を鳴らし「サイプリア宗谷」が
港を離れます…。
女将さん達が手を振りながら
港の端まで走ってお見送り。
これ宿泊者の皆さんには
堪らないサービスとなります。
そして...
離岸してゆく船のデッキまで届けとばかりに、
さらに大きな声で「桃岩荘YH」の
ペアレントさん達の声が響き渡ります…。
また礼文島に来て(帰って来て)欲しいという
気持ちからなのか、
お見送りの言葉は
「さようなら」ではなく、
「いってらっしゃーーーい!」なのです。
この言葉が
ほんとうに、ほんとうに、
心に沁み渡る旅立ちとなります。

『海鳥達もお見送り』
サイプリア宗谷が島を離れても
海鳥達はしばらくのあいだお見送り♪

ここでひとつ
「サイプリア宗谷」という船名は、
礼文島にのみ生息する
「レブンアツモリソウ」に因み、
アツモリソウの学名
「CYPRIPEDIUM(サイプリペディウム)」に
国・地域名「IA」を合わせた造語で
「サイプリア」としたそうです。
そして...
「アツモリソウ」の花言葉は
「君を忘れない」だそうです。

7月14日から16日の
足掛け3日間で、
離島(利尻・礼文)を巡ってきました♪
この3日間は、
過去の北海道ツーリングの
「やり残し」を埋める旅以上の感動の連続でした。
「利尻島」「礼文島」へのツーリングは、
素晴らしい天候にも恵まれ
最高の形のツーリングができたと感じています。
しかし...
「またいつの日にか…」
という気持ちは今はありません。
また島を来訪する機会があるとすれば...
それは己の中に『島』に行く
「必要を感じた時」なのかもしれません。
今はただただ
「利尻島」「礼文島」からもらった
「これ以上無い爽快な気持ち」を
壊さぬ様に大切にしてゆきたいと思っています♪

次回第五5夜、
「NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北の楽園編 ♪ -」を
ご期待下さい♪

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪

【関連記事】
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>

【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】<2012年7月27日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!利尻島上陸編 ♪ -】<2012年7月30日更新>

【関連リンク】
【久種湖畔キャンプ場】ー礼文島唯一の湖にあるキャンプ場ー
【桃岩荘ユースホステル】-伝説?のユースホステル-





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【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!利尻島上陸編 ♪ -】

2012-07-30 | TOURING

Webーyoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

2012年の夏旅(ロングツーリング)
北の大地は「北海道ツーリング」の
ツーリング紀行第3夜の始まり

過去の北海道ツーリングでも、
それなりに心揺さぶる様な
楽しさは感じてはいた...。
しかし、
何故か心の片隅に
「達成感」や「走破感」を
感じられずにいたのもまた事実(汗)
常に「北海道ツーリング」に対して
心の中にやり残し感を抱えていたのだ…。
それは何だったのだろうかと考え、
出た結論は『離島』への憧れであった。
北海道の離島...
「利尻島」と「礼文島」へ渡らなくして、
「北海道ツーリング」は完結し得ないという思いが、
再びヨッシーを
「北海道ツーリング」へと向かわせる
大きな原動力となったのだ。
第3夜では、
「利尻島」への上陸の模様をお伝えします。
乗船する「フィルイーズ宗谷」が
稚内港に着岸した模様です...。
いよいよ
離島へ渡る時を迎えました。(*^-゜)vOK♪

7月14日pm4:05ー
稚内港(pm4:05-発)⇒鴛泊港(pm5:45-着)
「利尻島」マデ1時間40分の船旅♪
「HeartLandFerry/フィルイーズ宗谷」の
車両甲板で記念撮影♪
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2と
「利尻島」へ上陸する時が...
刻一刻と近付いてきました♪

「フィルイーズ宗谷」は波間を進む...。
デッキより「利尻山」を望めば、
雲間に隠れて「利尻富士」がお出迎え♪
『利尻山』
北海道の「利尻島」に位置する独立峰。
日本最北の「日本百名山」のひとつであり、
「利尻富士」とも呼ばれる。
標高は「1,721m」である。


pm6:30ー
「利尻島」ゆきの
第4便(最終便)での上陸となりましので、
島を満喫したいという
逸る気持ちを抑え込み...、
日暮れまでには、
テントの設営と食事の準備マデは
済ませておきたいと考え、
港近くのスーパーで食材の買出しを済ませ
利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」さんに
足早でのチェックインとなりました。

『利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に』
良く手入れされた美し芝サイトで、
快適なキャンプを楽しむことが出来、
キャンプサイトからは美しい
「利尻山(利尻富士)」を望む事もできる。
徒歩で行ける位置に、
「利尻温泉」もあり入浴にも苦労はない。
ロケーションは素晴らしく
施設(炊事棟/トイレ)も整っており、
とても快適なキャンプ場です♪
「ゆ~に」さんは、
早朝から「利尻山」に登山される方達の多くが
利用されるキャンプ場ですので、
夜も静かで「離島」気分も満喫できます。
フェリーで知り合った
関東のツアラーさんも、
翌日に「利尻山(利尻富士)」に
登るとの事でした。d(゜-^*)ナイス♪
ヨッシーは「登山」する趣味はありませんので、
翌日の島巡りに胸を高鳴らせながら
この夜は早々に眠りにつくのでした…

7月15日am3:30ー
どうやら「利尻山」へ登山へと向かう人々の
出発時間なのであろう...。
セットしておいた
「目覚まし(起床時間)」よりも
かなり早い時間に、
「話し声」と「鈴の音」に起こされた...。
眠たい目を擦り、
テントのジッパーを開け放てば
清々しい早朝の空気が
テント内に滑り込むのを感じる。
見上げればそこには朝焼けの空が広がり
徐々に「東の空」が白み始めた...。

「明けの明星」が、
美しいく早朝の空に瞬く幻想的な時間(とき)を
しばしテントの中から満喫する...。
贅沢な時間(とき)を満喫できたのも
「山人」達のおかげか(笑)
ヨッシーは
この日の夕刻には
「礼文島」へと渡る手筈。
「礼文島」ゆきのフェリーの出航時刻までの
限られた時間(とき)を満足したものにするために、
朝食は手軽に「カップ麺」で済ませました。(^^ゞテヘッ♪

am5:40-
手早くテントの撤収を済ませ、
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2に
荷物を積載し終えると...
キャンプサイトから
快晴の空に「利尻山(山頂)」が
鮮やかに浮かんでいました♪
『最高のツーリング日和になるだろう♪』
という期待感を抱きながら、
島巡りに出発となりました♪

利尻島の玄関口である「鴛泊港」にて
利尻富士をバックに記念撮影。
ここから島1周ツーリングの
「ハジマリ」です♪

島1周ツーリングの様子をご紹介する前に、
利尻島の「案内看板」をどうぞ♪
これを見ながら日記を読んでいただけると、
ご紹介する場所の「位置関係」が分りやすく
よりブログ記事を
楽しんでいただけるのではないでしょうか。
では...
「鴛泊港」を起点とし、
島を時計回りで巡ります(^ー'*)b-☆OK♪

鴛泊港を後にし姫沼を抜け...
「野塚展望台」に
愛車KawasakiZRX1100ーC2を止めれば、
美しい「利尻富士」が眼前に聳えます...。
「来て良かった♪」
...と思わず感動する風景が広がります♪
『野塚展望台』
日本で最初のネイティブスピーカー(英会話教師)の
ラナルド・マクドナルド氏が、
初めて日本に上陸したとされる場所。
氏所緑(ゆかり)の地として
記念碑が立てられている。
「利尻山十六景」という
利尻山(利尻富士)が美しくみえる場所の
「第十一景」となるのがこの展望台だ。
振り返り海側を見渡すと、
「鴛泊港」や「ペシ岬」の眺望も
楽しむことができる。
※ラナルド・マクドナルド
(Ranald MacDonald,1824年2月3日-1894年8月5日)は、
英領時代のカナダで生まれた
メティ(西洋人と原住民の混血)の船員であり冒険家。
1847年の秋、
捕鯨船プリマス号に乗り込み日本に向かう。
翌1848年(嘉永元年)鎖国下の北海道焼尻島に
上陸したのち利尻島野塚へ上陸(密入国)。
松前藩より長崎へ護送され7ヶ月監禁された後、
1849年4月に「アメリカ軍艦プレブル号」に引き渡され、
1853年に帰国。
著書に『日本回想録』がある。

島を巡っていると
海岸線に「天日干し」さている
昆布が目に入ってくる...。
偶然にもこの日が
「昆布漁の解禁日」と重なり、
多くの漁船が海に繰り出し、
水揚げされた「昆布」を
海岸線で干す作業に追われていました。
この「昆布」は、
高級品として名高い「利尻昆布」となります。
「利尻昆布」はこうして天日干しされ
私達の手に届くのですOK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆

『利尻昆布』
「利尻昆布」とは、
北海道の道北地方に生息する昆布の品種名で、
留萌以北から
オホーツク沿岸網走に至る地域で採取されます。
特に利尻島産・礼文島産は「シマモノ」と呼ばれ
昔から京都などの料亭でも
最高級品として重宝されてきました。
一般市場に出回るものは少なく
大変貴重な食材です。
また、
天然昆布は気候や海のサイクルによって
収穫量が変動する為、
養殖での生産も行われております。
用途は主に出汁昆布として鍋や湯豆腐をはじめ
鮃の昆布締めなど多岐に渡ります。
とろろ昆布やおぼろ昆布などにも使われ
深みのある味と香りが特徴です。
工夫次第で使い道は広がるでしょう。
- 工藤利尻昆布店HPより -

心地良い風吹く美しい海岸線を走り...
沼浦湿原は「オタトマリ沼」に到着♪
『沼浦湿原』
沼浦湿原は、
「オタトマリ沼」と「三日月沼」の2つの沼を擁し、
面積約29haにおよぶ利尻島最大の湿原です。
湿原は、
おおよそ7000年前以前に起きた
「マグマ水蒸気爆発」によってできた
「火口跡(マール)に、
縄文海進による海面上昇で水が溜まり、
その後海退に伴い4000年前以前に誕生したと
考えられています。
ミズゴケが発達した「高層湿原」の周りには
アカエゾマツが広がり、
沼やその周辺にはカキツバタやネムロコウホネ、
リシリアザミなどが咲きます。
湖畔にはハクセキレイやアオジが訪れ、
カモ類や鷺(サギ)・シギ類なども
多く観察されます。
さらに道路を挟んだ海側には
オタトマリ(アイヌ語で「砂のある入江」)の
名のとおり島内でも珍しい
穏やかな砂浜海岸が広がり、
オホーツク文化期(5~9世紀)を中心とした
遺跡が分布していることから、
古来よりこの地に人が住みやすい
場所であったことがうかがえる。
『銘菓白い恋人の...』
この「オタトマリ沼」を
違った意味でメジャーにしているのが...
北海道銘菓の「白い恋人」だ。
実は...
この沼からみた「利尻山」が
「石谷製菓の白い恋人」の
パッケージに印刷されいているのだ(笑)

しかし残念なことに
山の天気は変わりやすいもので...(ノω・、)ウゥ
「鴛泊港」からの眺めた際に、
利尻山では雲ひとつなかった天気も、
島の反対側に周り込む間に
雲が湧き立ち...
利尻山を完全に隠してしまいました(涙)
どれだけ望もうとも自然に抗うことは叶わず...
仕方が無いので、
お土産やさんの前に設置してある
「白い恋人の里」の看板を
記念撮影しておきました。プー!(*≧m≦)=3

出発時点の澄み渡る様な青空を見て、
「オタトマリ沼」では
最高の「利尻山(利尻富士)」を見れると
確信していただけに残念でなりませんでした。
「礼文島」ゆきのフェリーへの乗船時間もあるので、
気持ちを切り替え、
美しい「利尻島」の海岸線を進みます♪

仙法師御崎公園に到着♪
しかし...
ここでも「利尻山」は厚い雲に隠れ
顔をだしてくれませんでした…( ノω-、)クスン
『仙法師御崎公園』
ここ仙法師御崎公園は利尻島最南端の岬で
利尻山(利尻富士)が噴火した時の溶岩が海に流れ込んでできた
奇岩/奇石が多く見る事ができる景勝地です。

「利尻山」は見えませんでしたが、
ここ仙法師御崎公園には
この様な「生け簀(いけす)が
海に突き出す様な形で作られており、
そっと中を覗き込んで見ると…

いました...いました♪
「ゴマフアザラシ」です。
生け簀を周遊しながらも、
人間に興味があるのか
時折こちらを「チラミ」してきます(笑)
その姿がなんとも可愛らしくて堪りません♪
このアザラシ...
人に馴れてしまい
完全に飼い慣らされてしまっています(笑)
公園にある
お土産屋さんで餌を売ってんだもの...(*≧m≦*)ププッ♪
愛らしい「チラミ」も、
コイツにとっては餌を貰う為の
ルーチンなのでしょうね(笑)

「仙法師御崎公園」を後にし、
さらに海岸線を進むと...
「麗峰湧水」と「北のいつくしま弁天宮」が現れます♪
『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』
雄大で麗しき峰(やま)からの恵みの水として、
「麗峰湧水」と名づけられました湧水。
この湧水は、
利尻山に降った
雨水や雪解け水が山の地面を浸透して、
30年余りもの長い年月を経て
湧き出しているといわれています。
自然のろ過装置ともいえる
山体を通り抜けている伏流水は持ち帰り自由。
利尻島の西海岸は仙法志エリアの
道道108号沿いにあります。
『北のいつくしま弁天宮』
「北のいつくしま弁天宮」は、
嵐で岩に打ち砕かれそうになった
「弁財船」を弁天様が救い、
そのご加護に感謝した海の男たちが建てた
といういわれのあるお宮です。
社は「龍神の岩」の上に建てられ、
海に突き出した形で祀られています。
ー りしぷらHPより -
 
「麗峰湧水」で喉を潤し...
「北のいつくしま弁天宮」にて
旅の安全を祈願し...
沓形岬に到着♪
この岬にたてられている
「道標」が実にユニークですので、
是非この地に訪れてた際には、
各所までの距離を感じてみて下さい♪

『沓形岬(くつがたみさき)』
岬からは「礼文島」を一様に見渡せる場所
として人気があり、
利尻町出身の作詞家「時雨音羽(しぐれおとわ)」の
詩碑などがあります。
この出船の港の歌詞に
「どんとどんとどんと波乗り越して」とあることから
地元では「どんと岬」と呼ばれ
親しまれています。
- 利尻町観光ポータルサイトより -
展望台からは、
この後渡る「礼文島」も望む事ができました♪

「沓形岬」を後にして
さらに島巡りを続けます。
この「利尻島」は
1周55kmの小さな島...
されど実に内容の濃い55kmなのです♪
海岸線を走っているかと思えば、
直線道路だってあります(笑)
肌に心地よい涼やかな風がこころを癒やし...。
信号機の無い気持ちの良い道がこころを洗い...。
知らず知らずの内に
「自分」と「オートバイ」と「自然」とが同化した様な
感覚になってゆき...
溜まっていたストレスが
浄化されていく様に感じられるのです。

さらに島の東側は、
左方に「礼文島」を...。
右方には美しい「利尻山」を望む
これ以上ない
最高ツーリングルートとなっています。(+`゚∀´)=b グッ

そして...
島1周ツーリングが終わりを告げる頃には、
さきほどまで厚い雲に覆われ隠れたいた
「利尻山(利尻富士)」が、
一点の曇りも無く
目の前に姿を現わしてくれました♪

雲ひとつない利尻山(利尻富士)…。
ん!?もしかして...
(・・*)。。oO(想像中)
この感じだと、
この場所の反対側(真裏)にある
オタトマリ沼からも、
美しい「利尻山(利尻富士)」が
見えるのではなかろうかという
良からぬ思いが頭を過ぎった瞬間に、
ヨッシーの
ツーリング魂に火がつくのを感じた...。

島1周を終え「鴛泊港」へ到着した時には
フェリーの乗船手続き45分前…。

……
………だよなぁー(笑)

理屈...なんかじゃないんだよナ♪
乗船時間に
「間に合うか」「間に合わないか」なんて考えていちゃ...、
旅(ロングツーリング)なんて
面白くもなんともないじゃん(笑)
考えるよりも先に
気がつけば「オタトマリ沼」へ向け
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2を
全力で走らせていた。
本日2回目(笑)のオタトマリ沼に到着♪

予想した通り...
最高の景色に出逢うことが叶いました♪
「利尻山(利尻富士)」と「オタトマリ沼」の共演。
あまりの美しさに声もでませんでした。
旅の出逢いは一期一会。
二度と訪れることのない奇跡の瞬間...。
『この景色を見に利尻まできたんだ』
迷わず走って良かった...
これで納得して「礼文島」へ渡れます♪

「オタトマリ沼」からの絶景を堪能し終え、
次なる地「礼文島」ゆきの
乗船手続き開始時刻の迫る「鴛泊港」へ
急いで戻ります(汗)
乗船時間僅か10分前に
再び鴛泊港へ無事に到着d(´▽`)bOK♪
乗船手続きを済ませ
フェリーの到着を待ちます。(´▽`)ホッ

am9:30-鴛泊港(利尻島)発
am10:10香深港(礼文島)着
ハートランドフェリー「ボレアース宗谷」入港。

汽笛一閃...
「礼文島」へ向け
フェリーはゆっくりと
港から離岸してゆきます...。

「利尻島」ツーリングを終え、
「礼文島」ゆきの「ボレアース宗谷」のデッキより
いま一度利尻島を振り返り見れば...
あれほど澄み渡っていた
「利尻山(利尻富士)」山頂は
すでに雲の中へと消えゆく…。
「オタトマリ沼」にて、
一欠片(ひとかけら)の陰りさえ無い
「利尻山(利尻富士)」を望むこと叶う
一瞬のチャンスをプレゼントしてくれた
「利尻島の大自然」に感謝し、
ボレアース宗谷のデッキで
「心地よい潮風」に吹かれながら、
心は次なる『島』
「礼文島」に気持ちが向かっている
自分がそこにあった…。

次回第4夜
「NORHT ISLAND HOKKAIDO- 北限を目指せ!礼文島上陸編♪ -」を
ご期待下さい♪

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪

【関連記事】
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>

【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】<2012年7月27日更新>

【関連リンク】
【利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に】-利尻富士町HPより-
【工藤利尻昆布店】ー 利尻島産の利尻昆布を産地直送で提供する通販サイト
【りしぷら】ー 利尻島 体験観光情報ポータルサイト -
【利尻町観光ガイド】- 利尻町の観光ポータルサイト -






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【ご自由にご覧下さい♪ - 14 -】

2012-07-30 | magazine(雑誌紹介)

Web-yoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

夏の「北海道ツーリング」に
出掛けていたので、
少しだけ発売日より紹介する
時間が経ってしまいましたが...
月刊誌入荷のご案内です

☆RACERS Volume16
今回は、
「WGP/500cc・250cc」の
Wタイトルを狙った
F・スペンサー&HONDAの特集となります♪
フレディーの「Wタイトル獲得」の裏側とは…。
ワークスマシーン「RS250RW」の真相が
いま明らかになっていきます♪
F・スペンサーやHONDAファンならずとも
GPファンであれば、
これは必読の1冊といえます。

2冊目にご紹介するのは...

☆CUSTOM PEOPLE 9月号
■ツーリング×カスタム/旅を楽しくするてめの方程式♪
■カスタムとツーリング
ともすると相反する
この2つのキーワード!
しかし…
カスタムというものは
実に奥深いもである。
カスタムピープルを読めば、
ツーリングに最適なカスタムの形が
見付かるかるのかも...しれませんよ。
こちらも必読の1冊となっています♪

ご紹介致しました雑誌は、
「Realーyoshy'sGarage」の本棚に
置いておきますので、
ヨッシーが、
2012年の夏旅(ロングツーリング)で訪れた
北の大地は「北海道ツーリング」の
写真と一緒にでもご覧くださいませ♪
冷たい珈琲を入れてお待ちしています。

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪





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【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!稚内到達編 ♪ -】

2012-07-27 | TOURING

Webーyoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

2012年の夏旅(BigTouring)
北の大地は「北海道ツーリング」の
第2夜の始まり♪

さて...、
今回の「渡道」は
過去のものとは一線を画し、
己の歩んできた
「北海道ツーリング」の歴史を総括するべく
「テーマ」を持って挑みました♪
最重要の達成目標(メインテーマ)に掲げたのは、
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2を
「利尻島」と「礼文島」...へ持ち込むこと。
即ち「離島上陸」です♪
学生時代に何度か
チャンスはあったものの...
資金難(金欠)であえなく断念。
その後は時間の制約等々で
結局上陸は果たせず仕舞いに…(涙)
この無念を晴らすべく今回は、
「最高の離島」を満喫しようというのが
最重要課題なのです。☆⌒o(*^ー゜)OK♪
と言う事で…
今宵の「北海道ツーリング記」は
北海道上陸(苫小牧港着岸)より
日本海オロロンラインを経て
最北の地「稚内」到達までをお届けします♪

7月14日am5:00ー
「東横イン苫小牧」エントランス前。
前日の天気予報によると
宗谷地方の天候は「曇り時々晴れ」。
予定通りに
「稚内港発⇒鴛泊港(利尻島)ゆき」の
ハートランドフェリーの最終便に
乗船すべく苫小牧のホテルを出発ですOK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆

道央道に乗ってほどなくすると、
「どす黒い雲」が現れだし
ヘルメットのシールドに雨粒が落ちる…(汗)
合羽を着込む余裕も無く
辺りは「アッ!」と言う間にヘビーレインコンディションに...。
最寄りのサービスエリアに飛込み
雨支度することとなりました(涙)
同じ様に雨を避け入ってきたツアラーの方達と
しばしの「ツーリング談義」。
これもまた楽し♪
天候は優れないまでも、
ツアラーの皆さんとの「バイク談議」で
気持ちスッキリと「最北の地」を目指し走ります。
国道232号線は
苫前町上平地区の風力発電用の風車も
晴れていれば最高の景色となるのですが…"o(-_-;*)ウゥム

とは言え...
このスケール感は流石に北海道ダケはある♪
画像などでは到底お伝えすることは叶いません。
以前に訪れた際には、
風力発電の風車はありませんでしたが...
その時代とともに北海道の風景も変化してゆきます。
しばらくすると雨はあがり…
遠く進行方向の雲の切れ間から
若干ではありますが
「青空」が垣間見える様になってきました♪

『ホクレンSSライダーキャンペーン』
さてここで...
今も昔も「北海道ツーリング」の際に
最も気を付けなければならないのが
「給油(燃料補給)」のタイミングになります。
これを間違えると...大変な事になります。
北海道のGSは
「日曜・祝日」がお休みというトコロも多々あり、
pm6:00-を時計が回る頃には
店仕舞いというところも少なくはありません。
事前にしっかりとした計画をし
「燃料補給(給油)」するのをお忘れなく。
また...
毎年夏に「ホクレン」で開催されている
「ホクレンSSライダーズキャンペーン」も
忘れない様にしましょう。゜+.゜(*′∀`)b゜+.゜
稚内を目指す途中の「ホクレンSS」で
「オジロワシ」がプリントされた
道北のフラッグをゲットしました。(*^-゜)v♪

2012年度は、
7月6日から9月30日までの期間。
北海道の野生動物がプリントされた
「ワイルドフラッグ」が
1本100円で販売されていました♪
このフラッグは、
道内の「ホクレンSS」を4エリアに分け、
各エリアごとに
違うプリントが入れられたフラッグを
購入することができます。
4種類のフラッグを集めるには...
「道央」「道南」「道北」「道東」の
「ホクレンSS」を巡る必要があります。
このフラッグキャンペーンは、
全ての「ホクレンSS」が参加している分けでは無いので
確実にフラッグをゲットしたいのであれば、
「フラッグあります」の看板を目印にして下さい。
キャンペーンに参加している「ホクレンSS」には、
詳細なエリアを色分けした地図が
備え付けてありますので、
それを参考にすると良いでしょう♪
 
最北の地を目指し進む...。
天塩郡遠別町から日本海沿いに
北へ伸びる「開拓農道町道浜更岸線」で記念撮影♪
左方に「利尻富士」を望み...
視界を遮る物も無く...
ただただ
「牧草地」の広がる約10kmの道。
これぞ「北海道」という
最高の道路に胸が高鳴りました♪

「開拓農道町道浜更岸線」より複線を使い
国道232号線へ戻るとそこには...
全高99mという巨大な風力発電用の風車が
約3.1kmの長さに渡り28基並ぶ
「オトンルイ風力発電所」の風車群にあたります♪
「サロベツ原野」に
真っ直ぐに立ち並ぶこの風車群は、
ツーリング雑誌等に紹介されているので
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
因みに「オトンルイ」とは
アイヌ語で「浜にある道」という意味だそうです♪
 
道道106号線は
「日本海オロロンライン」を満喫しながら、
稚内へと入ってきました♪
利尻島へ渡るフェリーの出航時刻まで観光。
『ノシャップ岬』
「ノシャップ」の語源は、
アイヌ語で「ノッ・シャム」...
「岬が顎のように突き出たところ」
「波の砕ける場所」という
2つの意味があると伝えられています。
天候が良ければ
「利尻富士」が美しく見える景勝地です♪

稚内はノシャップ岬マデきたならば…。
お食事処「樺太食堂」さんで腹ごしらえ♪
「樺太食堂」さんと言えば…
店舗の外壁に掲げられている看板で分る様に、
「無敵の生うに丼」で一世を風靡した
説明不要の超有名店になります。

店内にはぎっしりと隙間なく
このお店に訪れた人々の書いた
「メッセージ札」が貼り付けられています♪
「樺太食堂」さんに初めて訪れる人は、
真っ先にコレに驚ろかされます(笑)
「無敵の生うに丼」は以前にも食べたので...
今回は「うに丼」より
「海胆(うに)」が2倍も入っている、
名物「ウニだけウニ丼♪(時価)」にしました(* '-^) ⌒☆
ヨッシーも
メッセージを残してきましたので、
行く予定のある方は探してみて下さい。
入口付近の冷蔵ストッカー横に貼っておきました(笑)
 
『JR稚内駅/最北端の線路』
JR稚内駅の
「最北端の線路」に訪れてみました♪
JR稚内駅は2011年に改装され、
とても美しくなっていました。
以前とは趣きが違って仕舞いましたが…
これより北には「線路」ナシ!という事実は
変わりませんのでご安心下さい。
意外なことなのですが...
「四端の駅(東西南北)」で終点となるのは、
このJR稚内駅だけなのです。
「行き止まり(終着地)」を感じたい人には、
JR稚内駅は
他の端駅とは違う良さを感じれますので
オススメです♪

余談になりますが...
「日本の端鉄道駅」は
最東端:JR根室本線「東根室駅」(北海道根室市)
最西端:松浦鉄道「たびら平戸口駅」(長崎県北松浦郡田平町)
最南端:JR指宿枕崎線「西大山駅」(鹿児島県揖宿郡山川町)
最北端:JR宗谷本線「稚内駅」(北海道稚内市)
となるのですが、
ヨッシーはその全ての駅を制覇しています♪
何の自慢にもなりませんけどね(笑)
 
『日本最北端のマクドナルド』
マニアックついでに…
マクドナルド日本最北端店舗である
40号稚内店に来てみました(笑)
この店舗は日本で唯一、
「日本最北端のMacDonald Hamburger」が食べられる
お店となります。!(*≧m≦)=3ププッ♪
そりゃそうだろう...
日本最北端の店舗だもの(笑)
何でも最端にしてしまえば
感動するものなのでしょうね♪

日本の一番端に座っている
ドナルドとの記念撮影も忘れません。(* ̄Oノ ̄*)オーホッホ!!
樺太食堂さんの
「ウニだけウニ丼」を食べて
お腹がいっぱいでしたので、
記念撮影だけで失礼させていただきました。
MacDonaldさん...(*_ _)人ゴメンナサイ。

『北防波堤ドーム』
北海道遺産に指定されている
稚内港の大型の防波堤...。
長さ424mにわたって続く
「古代ギリシャの建築様式」を彷彿させる
「エンタシス状の柱列群」は、
美しい佇まいで港を守っています。

稚内のメジャー「観光スポット」を
精力的に巡っていると、
利尻島へ渡るフェリーの出航時間が
近付いてきたので...
紹介した「北防波堤ドーム」が
対岸に見えるフェリー乗場で
愛車Kawasaki/ZRX1100-C2と
フェリーの着岸を待っていると...
空は知らず知らずの内に
「青空」に変わっていました♪

『稚内』⇔『利尻島』⇔『礼文島』へ
車両を持ち込むには、
それ相応の金額(渡し銭)が必要となるため、
現地で「レンタルバイク(原付/原付Ⅱ種)」を借り
島を巡るライダーも多いのですが...
この夏旅の最大の目的は
「北海道ツーリング」の総括であり、
「離島」へ渡ることがメインテーマ。
愛車と供に渡らねば意味が無いということで…。
乗船手続きを済ませ
島の観光案内パンフレットを読んでいると…。
ゆっくりとフェリーが入港してきた

『HeartLandFerry』
ハートランドフェリーは、
北海道と「利尻島」「礼文島」「奥尻島」を結ぶ
離島フェリー航路を運航している日本の海運会社。
以前は、
サハリン(樺太)のコルサコフ港(旧・大泊)への
国際航路も運航していたこともある。
旧称は東日本海フェリー。
さぁ...
「フィルイーズ宗谷」に乗り
念願の「利尻島」へ上陸となります♪

オット!(・oノ)ノ
これ以上は、
ブログ記事が長くなりますので
第2夜はここまでとさせていただきます。

次回第3夜...
「NORTH ISLAND HOKKAIDO - 北限を目指せ!利尻島上陸編♪-」
をご期待下さい 

つづく...

では
Thanks for coming!
Webーyoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪

【関連記事】
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>
【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】<2012年7月26日更新>


【関連リンク】
【ハートランドフェリー】- カーフェリー -





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【NORTH ISLAND HOKKAIDO - 上陸編♪ -】

2012-07-26 | TOURING

Webーyoshy'sGarageへようこそ♪管理人のヨッシーです(^^)ニコ

以前までは、
SNS(mixi)にツーリング記を公開していましたが、
今回の2012年の夏旅(BigTouring)である
「北海道ツーリング」から、
新規カテゴリーとして「TOURING」を新設し
このブログでツーリング記を
公開してゆくことに致しました。
宜しくお願いいたします。

記念すべき第1回は
北海道への上陸編(7月12日~13日マデ)とし、
出発から...
新日本海フェリー乗船、
そして北海道(苫小牧東港)上陸までを
お届けします♪

「Real-yoshy'sGarage」pm5:00-のこと。
乗船予定をしている
「敦賀港発苫小牧東港ゆき」の
新日本海フェリーの出港時刻はam1:00ー...。
空を仰ぎ見れば...
大荒れでドシャ降りの雨(涙)
出発時刻までには少しは...
と期待しながらも、
雨天仕様で荷物のパッキング。w( ̄o ̄)wマジー

天候は生憎の雨であれど、
ガレージの白いカーテンを越えた瞬間から
「北海道ツーリング」の始まりです。OK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆
雨天走行は気になりますが
気持ちはやはり「北海道」を意識し
時間と共に昂ってきます。♪...ヘ(= ̄∇ ̄)ノヒャッホォーイ
天はヨッシーに微笑んだか...
あれほど降り仕切っていた雨も
出発時刻にはひと段落。(^^ゞホッ...
高速道路で降られことを懸念し、
一応は合羽を着込んでの出発。
名神高速道路は「養老SA」で休憩を入れると…
意外にも荷物を積んだバイクが多いことに気付く。
皆...北を目指すのか?
 
PM11:30ー
名神高速道路より北陸自動車道へ合流し、
順調に「敦賀港」へ到着♪
すでに敦賀港には、
6月に就航したばかりんお新造船
「すずらん」が停泊していました♪
乗船手続きや記念撮影などをしながら
出港時間を待ちます。

ほどなくし2輪車の
「車両甲板」への誘導が始まりました。OK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆
フェリー内部へと続くブリッジを渡る瞬間は、
何度経験しても堪らない感動を覚えます。
車両甲板に、
北海道を目指す多くの車両が呑み込まれていきます♪
「養老SA」で見掛けた車両も...。
この時期は「北を目指す」ライダーで
フェリーはごった返します。
これも「夏の風物詩」ですね♪
 
さて...
甲板でタイヤを滑らし転倒することも無く(笑)
無事に車両の積み込みを終え、
荷物を指定の部屋(ベッド)に放り込んだら
新造船「すずらん」を見学して回ります
エントランスには、
真新しい「乗船記念のオブジェ」も
置いてありました。(*^^)vOK♪

『エントランスとラウンジの風景』
流石に新造船だけあり、
どこも清潔で美しい状態です♪
2段ベットのツーリスト(以前は2等寝台)は、
ベットの配置にも工夫がこらされ...
快適性がかなり向上されていました。d('▽^*)Good♪
ツーリストS(シングル)であっても、
快適な空間が確保されていますので、
長い船旅が更に快適に過ごせる様になりました♪
 
北海道(苫小牧港)到着までの
17時間あまりの長い船旅も...
ツーリングの事を考えていると短く感じます♪

船は北の大地を目指し...
進んでゆきます。
天気が良ければ
甲板(デッキ)に出る事も可能なので、
気晴らしにアイスコーヒー片手に
景色を眺めていると...
津軽海峡渡る際には
津軽半島は「竜飛岬」をも望むことができました♪
 
さらに驚く事に...
本当に偶然なのですが、
同じ船にSNS(mixi)『ZRX我路』の
masaさんも乗船されており、
チョットした宴会をしながらの
楽しい船旅となりました♪

7月13日pm8:30-
新日本海フェリー「すずらん」は
無事に苫小牧東港に着岸♪
「すずらんをバックに
masaさんの愛車と記念撮影
お互いの「旅(ロングツーリング)」の安全を
確かめ合いここでお別れとなりました。

苫小牧港から
2012年の「北海道ツーリング」は始まりました♪
この夏...
北海道はどの様な感動を
ヨッシーに見せてくれたのでしょう...。

つづきは次回...。

では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しをお待ちしております♪

【関連記事】
【NORTH ISLAND HOKKAIDO ♪】<2012年7月11日更新>

【関連リンク】
【新日本海フェリー】- カーフェリー -





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