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13日は長沢ヒロ、レコ発LIVE!

2021-03-10 15:22:00 | 安全バンド関連


3月6日、ニューアルバムの発売日に行われた埼玉会館の浦和ロックシティ再始動!の興奮も冷めやらぬなか、13日には渋谷エッグマンでレコ発イベントが行われます。

「LIVE FORWARD」 – shibuya eggman 40th. anniversary – “長沢ヒロ『Journey Continues / Hiro Nagasawa(1980~2020)』レコ発イベント”
OPEN 16:30 START 17:00 ADV 4500yen+1D DOOR 5000yen+1D
■長沢ヒロ with バンド (長沢ヒロ(Vo, B) / 菅原弘明(G) / ホッピー神山(Key) / 湊雅史(Dr)
■Guest : PANTA(頭脳警察) / 木暮 “shake” 武彦(RED WARRIORS)
http://eggman.jp/schedule/schedule-14856/

今回の作品は古希を越えてなんと初めてのソロアルバム、このアルバムのために書き下ろされた新曲2曲に80年代前半のHERO第2期の作品、90年代の西安ツアー前後のオリジナルをサンドイッチした全10曲。
新曲のカッコ良さに私は痺れっぱなしで、聴いて以来ずっと頭の中でヘビロテです。
80年代90年代の曲も私にはとても思い入れの深い曲ばかり。
マゼンダ時代に渋谷屋根裏で何度か前座をさせてもらった頃、毎回新曲の発表を耳にして生のライブ演奏が深く刻み込まれていて、当時HEROが1枚のアルバムを残すのみで次のアルバム制作に入る前に活動を休止したのはなんとも残念なことでした。
30年の時を経てHERO 第2期のメンバーだったホッピー神山のプロデュースにより世に出たことは、喜ばしい限りです。
90年代の楽曲も、その頃私はキーボードでサポートをしていたのですべて新曲のデモを聴かせて貰って、URCのイヴェントHIROSIMの演奏に参加していました。
ホッピー神山のアレンジ、新メンバーによる演奏がとても新鮮です。
https://amzn.to/3bUt2w9
https://bit.ly/3r7GNOm
https://bit.ly/37TOK23

安全バンド、HERO、PEGMO、SCOPEの後はプロデュースやJ-POP、CMソングの作曲の仕事をメインとする時期が長く続きましたが、ベースを弾いて歌うヒロさんの姿を見られるのは何よりも一番嬉しい。
木暮 “shake” 武彦の新潟ツアーがきっかけで、2年前に渋谷のDUOで長沢ヒロ・トリビュートコンサートが行われ、そしてそれが契機になって今回のアルバムが実現しました。
長沢ヒロへの深いリスペクトを持った方たちが、それぞれ日本を代表するミュージシャンとして活躍しヒロさんの音楽に光を当てて形にする動きがどんどん展開していく・・・、本当に素敵なことです。
13日のライブが楽しみ!!!!!


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3/6安全囃子セットリストと裏話など

2021-03-08 19:03:00 | 安全バンド関連

<リハーサル室、ステージへの移動前なのでペダルとアダプターを上に載せちゃってる。昨年買ったペダルは極性を変えるスイッチがあるのが便利>


<胴なしのドラムをセッティングした堀内氏>

3月6日の浦和ロックシティ再始動!、素晴らしいイヴェントでした。
コロナ禍の中で最大限の感染対策を取りながら、この時期でも多数の出演者のコンサートが実現出来たことをスタッフの皆さんに心より感謝します。
浦和にゆかりのあるミュージシャンたちの繋がりの再発見や再会、久しぶりにとてもわくわくする時間、その空気感に田島ヶ原のコンサートの雰囲気を思い出しました。
終演後ロビーで挨拶をした友人たちの笑顔、マスクで隠れていてもご来場の方々が皆コンサートを心から楽しんでくれた満足感が表情から溢れていて、出演者として参加出来たことに感無量でした。
11日までアーカイブ配信のチケット購入が可能なので、ご来場出来なかった方はぜひ!
https://eplus.jp/sf/detail/3381190001-P0030001
◆アーカイブ期間:2021年3月12日(金)23:59まで
◆販売期間:2021年3月11日(木)23:00まで


安全囃子セットリスト
G&Vo森園勝敏、Ds.岡井大二、Sax&鍵ハモ 中村哲、B&Vo 長沢ヒロ、Piano&cho フジタヨシコ、友情出演 Vo.金子マリ
1. Red House(Jimi Hendrix)
2. もぐら(長沢ヒロ)
3. 彼女の笑顔(忌野清志郎)

「彼女の笑顔」は清志郎の1992年の作品。
2009年に他界した翌年、マリさんのバンドで清志郎を偲んで演奏されて以来定番のレパートリー。
マリさんは2005年に「金子マリ Presents 5th Elements Will」を結成してコンスタントに活動されていて、森園氏はそのバンドのギタリストでもあります。
youtubeのチャンネルが開設されていて、現在レコーディング中なのでその模様やライブの楽屋風景などがアップされています。
https://www.youtube.com/channel/UCHtbirwtpwZg3SLEnwRjFJg

裏話ですが、安全囃子コーナーにURCの瀧口氏から当初リクエストがあったのは、ジミヘンとジャニス。
当日瀧口氏のMCにもありましたが、URCが最初に行ったレコードコンサートがジミヘンとジャニスの追悼企画だったので、ジャニスのサマータイムをという話も出ていたのだけど、森園氏の選曲で「彼女の笑顔」を演ることになったのでした。
各バンドの持ち時間の都合で1曲の登場であったにもかかわらず、会場内すべての方の心を鷲掴みにしたマリさんのボーカル、その存在感は圧倒的で日本のロックボーカルの最高峰だと感じた。
森園氏は9年前に脳卒中で入院した時期があり心配しましたが、その後今は少しずつ活動の幅を増やしているようです。
現在バネ指を患っていて動きにくい部分もあるということなのですが、本番のステージでは神がかった音色を聴かせてくれて、やはり唯一無二の存在と再認識。
15年ほど前、布谷文夫、佐野行直のバックで何度か一緒に演奏したり彼のソロライブのサポートをした時もありましたが、実に久しぶりに一緒に演奏出来て感動した~。
さて今回このメンバーは事前のリハーサルは組めずに当日合わせだったので、サウンドチェックの後に会館のリハーサル室で音合わせをして本番に臨むというスリリングな流れだったうえに、あろうことか当日まで3曲中の1曲は決まっていなかったのでした。
2曲目の「もぐら」は私の提案でやることになったのですが、安全バンドのスタジオ録音には入っていないブルースをこのメンバーの演奏でお届けできて良かったと思っています。
それにしても今回のユニット、他の皆さんは百戦錬磨のプロですが私はなんせ普段の担当はベース、鍵盤でブルースならソロも弾けないとダメだろ~?!ということで、恥ずかしながら珍しく真剣に毎日自宅練習に励みました。
自分の機材は30年前のKORG M1しか持ってなくて、生ピアノで練習してもエレピの感じは掴めないし、やはりデジピも必要だ!買うなら今でしょと安めのデジタルピアノを購入。
今後の運搬の利便性も考え鍵盤数は少なくてもOK、軽さとコンパクトさで73鍵を選んだ。シンセの61鍵に比べれば全く問題なしだし、試奏してYAMAHAを選んだので鍵盤タッチにもまあまあ満足。
エントリーモデルでも新しい機種は、古い上級機種よりもピアノの音はリアルだしエレピの音もなかなか良かった。
という流れで、当日もその機材で演奏したから慣れた楽器でやれて安心でした(^_^)v
リハーサル室用に胴なしの小音量のドラムセットを堀内ヒロシさんが用意してくれて、私の家からベーアンやミキサー、モニタースピーカー、マイクにスタンド一式も運んだのですが、セッティングから運搬からすべてをサポートしてくれる心強い仲間がいてくれて本当に助かりました。
四人囃子のキーボードの坂下秀実さんが不慮の事故のためにリハビリ中で残念ながら参加出来なかったので、今回私にお声が掛かった経緯がありましたが、坂下さんの順調な快復を心から祈っています。

今回の企画、浦和ロックシティ再始動!は今後にも続いていくきっかけを作ってくれたと思います。
次の世代に流れが繋がって広がりを感じさせてくれた!、これからがとても楽しみです。

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安全バンド、秋田ライブ報告

2019-09-11 21:35:00 | 安全バンド関連










FBには旅の報告的に書きましたが、先週9月3日の安全バンド秋田ライブのことをアップしておきます。
安全バンドのドラマー、純平さんが埼玉の桶川から郷里の秋田に居を移されたのは11年前。
桶川にいらした時代には何度もご自宅でのセッションに参加して、時には四人囃子のメンバーやPANTAも参加する豪華なパーティに同席させてもらった。
思えば70年代の安全バンドの時代は私はまだ中学高校生で彼らは遠い存在。
その後にURCのイヴェントで一緒に音を出す機会を持つようになって、相沢トモさんを中心にしたバンド、アンクル・トモズ・キャビンも結成11年になりますが、そのバンドも純平さんが皆を気軽に呼んでセッションパーティで交流の場を設けてくれた流れから生まれたのでした。
秋田に移ってからもあっという間に人脈を広げご自宅をリフォームして開いたジェイカフェのライブブッキングやセッションバンドに活躍されていて、1月25日に渋谷で行われた長沢ヒロ・トリビュートコンサート、安全バンド50周年には秋田在住のご友人たちも10人が東京目指して集まったとのことで、その人気の高さはさすが!
秋田のお店に一度遊びに行きたいと思いながらなかなか叶わず、一昨年に行われたラウド・アフェクションでの秋田ライブの日は都合が付けられなかったので、次の機会があったら絶対に行くと心に決めていたところ、木暮シャケ武彦のソロツアーとのジョイントライブが決まったので観に行くつもりでいたら、キーボードで参加してと声を掛けてもらって超嬉しかった。
安全バンドの代表曲は私もこれまでに沢山演奏の機会がありましたが、スタジオ盤未収録の「あやつり人形」(10代の頃に、キーを上げて塩崎のボーカルでカバーしていた!)をヒロさんのボーカルで、そして純平さんの名曲「教えてまわれ」をステージで一緒に演ったのは人生初で、安全バンドに憧れた10代の頃の自分が思い浮かんで感無量でした。
秋田の伊藤純平、新潟から長沢ヒロ、埼玉から相沢トモ、そして「あんぜんバンドのふしぎなたび」のツアーサポートメンバーだった藤田義治が参加、このメンバーと一緒に演奏出来たのは最高に幸せな時間だったし、ヒロさんトリビュートコンサートをプロデュースしたシャケのプレイは安全バンドへのリスペクトに溢れていて素晴らしいステージだったと思います。
ゲストのShioriが歌った「ドアを閉めろ」も新鮮なVersionになりました。
次は新潟セッションも実現させたいな~!
まずは今月28日に西川口のRでトモズの久々のステージがあるので、それを目指してリハしつつ来年の予定など立てて行くのも楽しみ。

9月3日 ライブ@Music Bar Porto 安全バンドSet list
1. いくら待っても
2. もぐら
3. あやつり人形
4. 教えてまわれ
5. ドアを閉めろ 
6. 偉大なる可能性

シャケ&安全バンド
1. 13階の女
2. けだるい
3. 月まで飛んで

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HIROISM前史

2019-05-01 15:33:00 | 安全バンド関連


今年2月に「安全バンド1972-1976 LIVE ANTHOLOGY」(4枚組)と「長沢ヒロ 1978-1994 LIVE ANTHOLOGY」(3CD+DVD)が発売され、25年前の長沢ヒロ&HIROISMの西安公演のライブ映像が収録されていますが、HIROISMの前身のバンド、How Are You?で私は鍵盤を担当していましてDisc3の12曲目、「こんな男」は私が参加しているライブのテイク。
25周年記念祭開催にちなんで、HIROISMというシリーズイヴェントがあった90年代前半のことを書き残しておきます。

ライブイヴェントのHIROISMは1991年12月に与野のHORE HOREで開催されたのが最初で、URCの友人である亀井さんが若くして他界されたことを一つのきっかけに、長沢ヒロの生の歌と演奏を聴きたいというURCの呼びかけで始まりました。
初回は安全バンドのリユニオンに始まり、その後ヒロさんのベース&ボーカル、ドラムに高橋まこと、ギターに中野祐二の3ピースの時期を経て私がキーボードで加わり4人編成になりました。
オープニングアクトをURCの高沢氏率いるFLASH BACK、そして私が当時参加していたPICADORがつとめることが多く、その流れからHow Are You?にも参加する展開になったのでした。
当時私自身はまだアマチュアバンドの活動ペースで週に1~2回はバンド全員でスタジオに入って、時間をかけて一緒に曲をアレンジしていくやり方だったのですが、How Are You?に参加することによってヒロさんが毎回用意してくる新曲のデモテープを聴きヒロさんの譜面を見て演奏するやり方を学んで行ったのです。
70年代にヒロさんのファンになったことをきっかけにベースを弾き始めた自分が、サポートの鍵盤奏者として実りの多い時間を共にすることが出来たのはかけがえのない経験だったと思います。
ライブはHORE HOREの他に南浦和のポテトハウスでも回を重ねましたが、この場所が今はライブハウス宮内家になりプロアマ多くのライブが活発に組まれています。
93年1月のHIROISM Vol.5のあと、その年の6月に大久保青志さんの都議選支援コンサート「KEEP ON ROCKIN'」が行われて、そのステージではギターに佐藤満、サックスに中村哲も参加、安全バンドのレパートリーに加えHow Are You?のナンバーも演奏。
このコンサートは自分のライブ史上3本の指に入る、豪華メンバーの集まりだったと思う。
四人囃子はベースに中村真一、ギターは森園勝敏と佐藤満のお二人とも出演され、PANTA、クリエイションと70年代から活躍してきた方たちが勢ぞろいしました。
一番の若造な上に女は私一人、同窓会のように盛り上がる楽屋で平気でズボンを下ろして衣装に着替え始める男性もいて居場所に困る場面もありましたが、このイヴェントに参加出来たのはとても大切な想い出です。
その日の楽屋に浦和市民連合の東さんが訪れて、西安ロックプロジェクトという企画をスタートさせた経緯を伝えられてヒロさんのバンドの中国公演を実現させたいという話があり、ヒロさんの快諾で翌年のHIROISMというバンドに繋がって行ったのでした。
イヴェントのHIROISMはその年の12月、Vol.7まで続き、その後、メンバーを組み替え翌94年3月には西安LIVE前夜祭コンサートを埼玉会館で行ない、私はPICADORでオープニングアクトを務めました。
ちなみにその当時PICADORの鍵盤をやっていたサポートメンバーの西野が、のちに結婚することとなったオットでありまして、PICADORの練習場所だったRinky Dink Studioが縁で知り合ってサポートをお願いするようになり、その後は一時期彼の率いる関東石田組のベースのサポートを私が担当していました。
その頃はまだ恋人関係ではなかったのだけど、その年の秋くらいからだったと思うので、ちょうど交際25周年ということになるわけか(^^ゞ
西野の紹介で知り合ったギタリストの長谷部さんの繋がりでプロデューサーの山崎直也さんと出会い、ギターの藤田洋介さんに繋がりバディ・ホリーのトリビュート盤のレコーディングに参加したり、布谷文夫のバックの仕事をきっかけにその後様々なミュージシャンのバッキングの機会が増えて行ったわけです。
PICADORは90年代後半で活動を休止しましたが、15年余の時を経て古澤隆広&ザ・スモーク・サークル・オブ・フレンズで再び一緒に活動するようになって、90年代当時から観ていて下さった友人たちにも応援して頂けることをとても嬉しく思っています。

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長沢ヒロ・トリビュートライブ報告

2019-01-28 20:12:00 | 安全バンド関連


1月25日、渋谷duoは満員のお客様、満席の上に後方のスタンディングの方たちもびっしりの大盛況で、3部構成4時間近いステージを堪能いたしました。
木暮〝SHAKE″武彦さんのブログにセットリストと写真がアップされていますので、詳しい内容はそちらをぜひ!
http://www.psychodelicious.com/blog.php?no=1239&fbclid=IwAR1VnUasosA2oHhqY5_ON8kS0SOmwuSXgJdweFvmYm20PPXZiAF_h7S2p70

オープニングはユカイさん、うじきつよしさん、ROLLYがボーカルを取りベースは喜一さんで安全バンドのナンバーをカバーする趣向でしたが、ROLLYがヒロさんを紹介して第一部半ばから登場、「13階の女」から後はヒロさんがすべての曲で歌にベースにアコギとその多彩な曲をじっくりと聴かせてくれました。
フルメンバーの鼓絆の登場も嬉しかったし、何といっても私はHeroが楽しみだったしもちろん安全バンドも!
純平さんから直接聞いたお話では、秋田の自宅に開いたカフェのライブで最近はハードなブルースロックのユニットで演奏しているそうで、安全バンド解散後に一時期はジャズをやっていたけどその頃に比べるとロックの勘を取り戻しているということ。
キーボードの三国さんはアルバムの再現を強く意識した演奏で、実に緻密なプログラミングで効果音までを網羅した内容にはファンからも驚嘆の声が上がりました。
過去何回かの安全バンドのリユニオンの中でも、一番素晴らしいステージだったのではないかと思います。
普段はシャイで滅多に明るくMCをすることのないヒロさんが最後に満場の客席に向けて、「みんな、ありがとう!愛してるよ!」と言ったその笑顔が本当に印象的でした。

2月6日には長沢ヒロ1978-1994 LIVE ANTHOLOGY [3CD+DVD]、あんぜんバンド1972-1976 LIVE ANTHOLOGYも発売されますので、近々その情報もこのブログにもアップします。


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