yotchaブログ【ベーシスト、キーボードプレイヤー、ピアノ調律師、よっちゃことフジタヨシコのブログ】

え～booksの更新1ヶ月ぶりだな。
今日は掃除洗濯デー。
1ヶ月間積み上がった本をやっと、整理した。
あ～これじゃ、1ヶ月まともに掃除してないのバレバレじゃん・・・恥ずかしい…ま、ライブもあったし許してくれ…。

古本屋で買ったのが、
「ぼっけえ、きょうてえ」岩井志麻子
「欠陥住宅物語」斉藤綾子
これ、古本屋で買ったすぐ後、文庫が出たんでちょっとショック、300円くらい損した。

あとは新品で、
「カノン」篠田節子
ナンシー関の「小耳にはさもう」ファイナル・カット
「なれずもの」中島らも
「昨晩お会いしましょう」田口ランディ
「スパイダースありがとう！」井上堯之

今読んでるのが、
「ASIAN　JAPANESE ２」小林紀晴
これから、着手するのが
「春の数え方」日高敏隆
「空のオルゴール」中島らも

篠田節子の音楽小説は、ブログを始めてからmayumiさんに教えてもらって、5年くらい前の小説だけど、ハルモニアもカノンも偶然本屋で見つけて買えた。
本の入れ替わりの激しい昨今、古い文庫で欲しいのが店頭にあるということは、そうそうないので、これも縁があるってことですね。
篠田節子の音楽への造詣の深さは半端じゃない。
小説家でなければ演奏家をやっていたんじゃないかと思えるくらいに、プロの視点で綴られていて、なおかつホラーとしての質が高く上品。
多才な人が、いるんだよね～。

井上堯之は中学生の頃、ファンでした。
PYGからロックを聴き始めたので。
その後の彼の活動には、興味が薄れていたのだけど、この本は面白く一気に読みました。
驚くほどにストイックで非常に求道的な人なので、ビックリした。
まあ、真面目なんだろうなとは思ってたけど、ここまでとは・・・。
ガンを克服したという噂は聞いていたけど、本人がガンになることを望んでいたのだと。
寿命のカウントダウンが始まれば、生きることにより真剣になれると考えたそうですが、充分沢山の作品を残し大勢のミュージシャンとファンに愛されてきたのに、それでも自分の生き方を厳しく問い直さずにいられない人なんだなぁ。
あの厳しさは私にはとても真似できない・・・。

昨日は荻窪ROOSTERで、布谷文夫ライブでした。
以前に何度か友人のライブに行ったことがあるけど、改装されていて明るくなった＆ステージの段がなくなってた。
前回とメンバーが変わったものの、キーボードの石井氏とは昔に一緒に布谷さんのバックをやったことがあるし、メンバー全員お互いに馴染んできて良い意味でラフさが出てきたかな？と思います。



<左側の石井啓介氏は壁際のアップライトピアノに向かっているのである>

ここの生ピアノはかなりきちんと鳴る＝普通の小屋だと他の楽器の音に負けちゃうんだけど＝上に、コンディションもちゃんとしていたようで、嬉しかったです。


<布谷さんのヒョウ柄のシャツに対抗して、ゼブラ柄で攻めてみました>

荻窪在住の非常になつかしい友達がライブを観に来てくれて、積もる話があったので、4時まで飲んでしまった。
すげー二日酔いだー、うぅぅぅ。

映画「RAY」観てきました。
MOVIXさいたまには初めて入ったけど、新しいシアターはやはり音響も立体感があって良かったです。
一昨日満席という苦い経験があったので、今日の午前中にネット予約したのだけど、「おさきにNET」は座席も選べて、結果的に大正解。
観やすい席で、ゆったり楽しめた。
客席の年齢の幅広さ（相当高め寄りでしたが）、売店でサウンドトラックは売り切れというのを見て、ファン層の厚さを感じました。

「RAY」すばらしかったです。
レイ・チャールズの曲は昔から演奏する機会はそこそこありつつも、実はアルバムは持ってなかったのですが。
でも彼の音楽は、私のからだに深く刻まれているのを再認識しました。
彼の偉大さと、ジェイミー・フォックスのすばらしい演技に感謝！

今日は、布谷さんのバンドのリハでした。
休憩とるたびに、皆なかなかお尻が持ち上がらないのだ。
布谷さんは日本ロック史の生き証人で話題が豊富だし、皆で喋ってる時間がけっこう長かったりして、最後に焦り始めた時には時間切れ。
まあ、しかし、こういう音楽は根を詰めてやるもんじゃないし。
きっと明後日のライブは、楽しくできることでしょう。

帰りにぱらぱらと降り始めた雨は、北浦和に着いたらみぞれに変わっていて、しばらくしたらすごい雪になってる…うちの庭は吹きだまるのですでに5センチは積もってます。
天気予報見たら、土曜まで天気悪そうじゃん。
まいったな～。
ライブ当日雪だったら、困るよー…。

さいたま新都心のmovixにRAYを観に行ったのだが、なんとチケット売り切れー！
レディースデイの割引がある日とはいえ、ダイジョブだろうと油断してました。
くやしいー、埼玉にそんなにray charlesのファンいたか？
人のこと言えるほど詳しくないけどさ、ほとんどの人には「いとしのエリー」歌ってた人でやっと通じる状態だったじゃん。

珍しく時間が取れたオットとharumiちゃんと3人、えぇ～っと言いつつコクーン内の飲食店を見渡すも、今日はなぜかどこも満員だったり気に入らなかったりで、新都心駅隣接の飲み屋にやっと落ち着きガンガンに飲んだのでした。
映画は金曜までなので、明後日リベンジします。