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鼓絆@スイートベイジルSTB139

2009-01-28 00:25:44 | music
昨日は年明け初ライブの鼓絆に行って来ました。
前々回のJZ Brat、前回のイクスピアリと比べるとPAのバランスが良かったし演奏のまとまりも向上して、やはり私はこのバンドはベイジルが一番良いな~と思いました。
あの太鼓の大きさと鳴りには、それなりの空間が必要だと思うので、JZだとちょっと小さいのよね。
この日、ドラムセットは今までの大二さんのセットCanopusに変わりまことさんのセットで、和風のイラストの入ったキックのヘッドに高橋信と漢字縦書き文字が入っていたのが珍しかった。
セッティングも今までと変わり、ドラムが下手側は変わらないけど、ヒロさんがドラムの前、坂下さんが上手側と逆側にチェンジしましたが、リードボーカルのヒロさんが前の方に出てくれて、この配置の方が断然良いです!
前回に比べると、歌もベースもちゃんと聴こえてトータルのバランスは良かったけど・・・でも正直いうと、中盤までは低域がかなり引っ込んでいて、もの足りなかったな~・・・生楽器の和太鼓が沢山並んでいる状態に電気・電子楽器のバランスを取るのは、かなり難しいことなのでしょうが。

新曲のひとつは、昔私が関わったHIROISM、ヒロさんの中国西安への演奏ツアーのころにやっていた曲(元々は「獅子座の夢」というタイトルだったかな)でしたが、鼓絆風味が生きた味付けで久々に聴けたことは嬉しかった。

あと、途中でのサプライズ・・・メンバーが妙にニヤニヤしてるな~とふと隣に気配を感じて見ると、ひょっとこのお面をつけた人が後ろから踊ってステージに向かって来ていたのでした。
ヨーロッパツアーでは、このひょっとこの登場には客席の子供が泣き喚くお騒ぎになったそうですが、ステージに上ってからは瓢箪でパーカッション担当。
このお方、以前に鼓絆の師匠門下のコンサートの時にもステージで観たことがあるのですが、ものすごい迫力なんです。
瓢箪振りに命をかけているその様が、客席の目を釘づけにするインパクトで。
瓢箪とだけ書いても分かりにくいと思うけど、瓢箪に何か?お米?みたいな物を入れてマラカスのような音を出す楽器なのですが。
昨日も全身全霊、からだ全てを使って曲に入り込んで瓢箪を振る姿は観る者をぐっと鷲掴みにしました。

後半のステージは、和太鼓によるワイプアウト!が、なかなかに面白かったです。
あと、アンコールでのまことさんの「嵐を呼ぶ男」(おいらはドラマー)、最高でした!!!
90年代半ばに、まことさんがソロアルバム発売コンサートをやった時に、後楽園ホールで観たことがありましたが、今回は途中から和太鼓の西野さんにもチェンジして「このやろう、やりやがったなー、えーいフックだチンだ!」ってのがバトルになりさらに盛り上がりました。

次は、4月14日(火)、JZ Bratが決まってます。
今回は月曜で都合が合わない方も多かったけど、ファンの皆様、次回は結集しましょうね~。

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映画「ご縁玉」

2009-01-26 16:14:13 | ノンジャンル
アップが前後しましたが、先週木曜は渋谷のユーロスペースで「ご縁玉」を観て来ました。
大分県豊後高田市で養護教諭をしていた山田泉さん=山ちゃんは、自らの乳がん闘病体験をもとに小中学校での「いのちの授業」、各地での講演活動を続けてこられた方。
この映画は余命宣告を受けた後に、最後の旅行先に選んだパリで出会ったチェロ奏者のエリック・マリア・クテュリエとの交流を描いた、ドキュメンタリーです。
映画の完成を喜び大分での先行上映には間に合ったものの、東京での上映を待たずして11月半ばに他界されてしまった。
山ちゃんは、松下竜一さんの草の根通信で連載を持っていたので、友人の大谷ねこと親しく、私は直接お会いする機会は無かったのだけど、同い年だし友人のような気持ちで彼女の活動に注目して来ました。

ヴェトナム戦争孤児のエリック・マリアはフランス人夫妻に引き取られ、その後世界的なチェロ奏者に成長し活躍しているが、彼は育ての母を数年前に乳がんで亡くしている。
運命的な出会いをした山ちゃんを励ますため、日本までチェロを持って再会を果たしに来る。
そして、チェロを使ったセラピー=横になった山ちゃんのお腹にチェロをあてて音を響かせる。
その音色と振動に身をゆだねることで、彼女は迫ってくる死への恐れなどから少しずつ自由になっていくようだった。

発病当時、娘が小学校の高学年で、娘が20歳になるまでなんとか生きたいと願いながら闘病を続け、そしてその間その体験を生かして人との繋がりを紡ぎ続けた。
エリック・マリアの来日に合わせ、山ちゃんが20歳の時に着た着物をまとった娘の1ヶ月だけ早い成人式の写真撮影、山ちゃんの入っていたホスピスの患者さんの前でのエリック・マリアの演奏、児童養護施設での演奏シーンや子供たちとの交流、そしてエリック・マリアの深いチェロの響き、すべてが美しく心に残りました。

音楽の持つ力に付いても、改めて考えさせられた。
いつも目先のライブ活動に追われているばかりだけど、今までの経験を生かしてこれからの人生でなにをやって行くべきなのか・・・重い宿題を課せられた気持ちです。

山田泉著書
・「いのちの授業」をもう一度
・いのちの恩返し
高文研発行

映画「ご縁玉」
渋谷ユーロスペースで1月30日まで
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=174

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オレンジチューブ同窓会?!

2009-01-25 18:05:29 | music
昨日は昼間観劇、夜はライブ観戦のダブルヘッダー。

元・オレンジチューブの大山大介氏と元・“THE なかぞの”のSaichiのユニットKADAN+パフォーマーのshin、古舘徹夫+万琳はるえのライブ@梅が丘Crazy catsに行って来ました。

古館氏はオレンジチューブのメンバーの友人として当時知り合いましたが、80年代前半からずっとノイズ系の音楽活動を続けてきて最近はヨーロッパでも活躍しています。
私がオレチューを辞めた以降も、断続的にたまに妙な縁で接近遭遇がありましたが、数年前に藤掛正隆氏(石井啓介氏とやっているTGBO他、多方面で活躍するドラマー)とのユニットを発見し再び連絡を取り合うようになり、今回のお知らせをもらいました。
久しぶりの大山氏のライブに、客席には歴代のオレチューのメンバーが結集。
なんとも、懐かしかった。
20数年ぶりに会うメンツもいたわけですが、一緒に活動していた80年代前半は皆20代頭で彼らはまだ学生だった。
その後に皆、語りつくせぬ紆余曲折を経て。
そして、みんな今年50歳になるわけです。
ぼちぼち、今のうちにやりたいこと、やれることをやっておかなきゃ、会える時に会いたい人と会わなきゃ・・・ってなことを考える年齢になって来たことなどをしみじみ感じた一夜でした。

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カモメ来るころ

2009-01-25 17:58:46 | event etc.
昨日は、松下竜一&洋子夫妻をモデルにしたお芝居を観に、両国ベニサンピットまで行って来ました。
前日になって前売りを買おうとしたらなんと土日は完売だったので、主催者に問い合わせてみたら当日券を出来る範囲で出すとのことで、並ぶつもりで早めに出かけて無事に当日券ゲット。

私の高校の同級生でBest friendのNEKOさんは16年来中津在住で、松下さんが主宰していた草の根通信に連載を持っていた。
なので、私は彼女に会いに行った折に何度も松下さんにお会いしていて、今回の芝居の舞台になった北門の海も松下さんのお宅もすべて実際に行ったことがある場所なのです。
松下さんが倒れたあと入院中に九州に行ったので、病院にお見舞いにも伺った。

今回のお芝居、それらの情景がよみがえって、涙が何度もあふれました。
主演のお二人は、松下夫妻の飾らぬ人柄をとてもよく表現されていたと思うし、二人芝居の形やセットなども非常にマッチしていて、心に残る舞台でした。

NHKドラマの「豆腐屋の四季」を主演されて以来、松下さんと親しいお付き合いが続いた緒方拳さんに観てもらうことがもう叶わない・・・、それがすごく残念でならないです。
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元祖ギャルバン、ルシール!

2009-01-20 23:47:58 | music
先週土曜に、リアル屋根裏ナイトVol.2@四谷アウトブレイクに行ってきた。
mixiに屋根裏コミュが出来てから、ダディさんのZZで同窓会が行われたり、ライブがあったりは知りつつもなかなかタイミングが合わずに行けないでいて。
昨年秋は、コミュを通じて20年ぶりに再会したルシールのみほちゃんが私のライブを観に来てくれて、その時知ったルシールの再結成第2弾ライブはぜひとも行きたいと固く決意!、元マゼンダのshe-herと連れ立って観に行った。

マゼンダがイーストウエストのレディース部門に出たのは1980年、結成数ヶ月の時でなんの賞も取れずすごすご帰ってきたのだけど、その時に入賞して後にデビューしたのがルシール。
本当の意味での、日本の元祖ギャルバンだ。
日本の女性バンドの歴史としてはもちろん、それ以前にデビューしているガールズやブローインフリーなどがあるが、少なからずレコード会社の企画によって形が作られた部分があったり飼い馴らされた印象があるなか、ルシールは自らのオリジナルを中心にしたバンド活動の形をそのまま生かしてデビューしてライブ活動を続けた稀有な存在だったと思う。
当時何度か屋根裏で観たことがあるが、憧れの存在だった。

女性バンドは、もちろん個々に差はありますが、出産子育て期間が挟まったりあるいは仕事のキャリアを積んできて忙しかったり・・・。
30代から40代前半までは余裕が無かった人も徐々に活動の場に復帰出来るようになり、今回20数年ぶりにルシールが全員女性メンバーで活動再開したこと、そして、ギャルバン魂全開でミニスカ&タンクトップ、短パンヘソ出しと衣装も超過激にバリバリな姿を見せてくれたこともすごく嬉しかった。

この頃私は、ロマンスグレー?!の方たちと演奏活動することが多いですが、やっぱりギャルバンは自分のルーツ、血が騒ぎます。

オリジナルメンバーでは実現が難しいけど、いつか、何らかの形でマゼンダのリユニオン企画が出来ないものか・・・、じわーっと考え中です。

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