6月24、25日は古澤隆広ユニットのコーラスレコーディングで、土曜は砧公園で野外練習、その後はKYOKO宅で打ち合わせ&セッション、日曜はスタジオで録音。
その前日は月まで飛んでプロジェクトの打ち合わせ、今週は自宅でコーラスアレンジのデモトラック録音もあって、あっという間に旅行から半月が過ぎました。
間が開いてしまったけど、ブルガリア後編と旅行のこぼれ話を書いておきます。
プロヴディフのホテルから翌日はソフィアに向けて移動、この日は世界遺産のリラの僧院を見学してからソフィアの市内観光の予定で全移動距離は350kmあまり。
朝はやはり6時にはモーニングコールで8時に出発。
好天に恵まれ、山を越えてのドライブは景色も美しく快適でした。
途中の幹線道路沿いにコウノトリの巣が沢山あって、子育て中の親鳥が餌を運ぶ姿、巣からのぞく雛の姿を見ることも出来ました。
春の風物詩だそうで、ブルガリアのこの地方の方たちがコウノトリを大切にしている様子が伝わって来ました。
リラの僧院のフレスコ画や歴史のある建物は圧巻で、もう少しゆっくり見学できる出来ると良かったのですが、40分ほどで昼食に移動。
僧院近くのレストランでマスのムニエルなどを美味しくいただき、午後は移動の途中でスーパーマーケットでの買い物時間をキープしてくれた。
お土産を買ってからソフィアの中心部に。
さすが首都の賑わいで観光客も多かったです。
<アレクサンダル・ネフスキー寺院>
<キリル文字のマクドナルドの看板>
チェックインの後はホテルでバイキングの夕食。
翌朝は10時集合だったので、ゆっくりと過ごすことが出来て、友人に絵葉書などを書き朝食の後荷物をまとめてチェックアウト後空港へ。
現地時間午後14時過ぎに飛び立ち、行きと同じくフランクフルトで乗り換えて、羽田着が翌日の昼の12時過ぎでした。
日本に残った太鼓塾のメンバーが楽器運搬の車で迎えに来てくれて、積み込みの後に皆でラーメンを食べてから、楽器の運搬組と直帰組に分かれて解散。
長いようであっという間の1週間の旅でした。
とにかく、皆元気に体調も楽器も故障なく帰り着けて良かった!
お世話になった皆さま、ありがとうございました。
<ブカレスト大学公演のプログラム>
こぼれ話としては、ブカレストに着いた途端にまず空港のトイレに便座がない!ということで、女子に動揺が走りましたです。
ホテルにはありましたが、ブカレスト大学のトイレも便座は無かったです。。。
中腰です・・・、腰痛が出てない時期で良かった。
ホテルはすべて4つ星でしたが、シャワーカーテンがないとかバスタブがないとか、他の部屋ではドライヤーが壊れていたり私らの部屋は冷蔵庫が故障していたり・・・、すべて整っていたのはソフィアのホテルだけだったけど、それだけ日本のホテル事情、トイレ事情は充実しているということだなと改めて感じました。
今回のツアー、ブカレスト大学の公演では中野の着物専門学校の生徒さん40名の研修旅行の合流があり総勢100名でしたが、彼女たちはパリへ移動したそうでこちらは60名がバス2台で移動する旅でした。
参加者は女子率が高いのでトイレ休憩の時に女子トイレの方だけ長い行列になってしまうから、男子トイレも空いていたら使っちゃってという指令が添乗員さんからあり、空いていると思って入ってドアが固いな~とエイッと引っ張ったらなんと恒田師匠とこんにちは!?という事件もありました、師匠ごめんなさい、顔しか見てませんのでお許しをっ!!!
楽器の運搬というのは、やはり大変な作業でしたが、荷物を軽くするために太鼓の台は普段使っている物ではなく組み立ててスーツケースに入れられる仕様の物を西野師匠が手作りで準備して下さいましたし、10名が大小18個の楽器類の荷物を預けるための段取りをスムーズに進めて下さった今回の旅行社は、小口大八先生の海外公演の時代からの長いお付き合いの会社と聞きなるほどと納得しました。
そして関西在住の兄弟子、松本さんのご参加はとても心強く大きなものでした。
ステージで迅速に楽器をセッティングする段取りを指揮して下さり、経験豊富な兄弟子に教わることは沢山あるということを実感しました。
師匠お二人は、戻って10日後の先週末には西宮大鼓フェスの鼓心大鼓にゲスト出演されました。
今回は私は観に行けなかったけど、兵庫は祖母ゆかりの地なのでこのフェスにもいつか行ってみたいです。
さて、女子部の太鼓のお稽古は諸般の事情で7月半ばまでお休みですが、私は古澤ユニットのレコーディングやら月まで飛んでプロジェクト向けのデモトラック録音や譜面書き、イヴェントのタイムテーブル作り、7月は恒例の長野県原村調律ツアーなど予定目白押しです。
温泉入ってラディッシュ・ガーデンでくつろいで英気を養うべく、それまでに出来るだけの作業を片付けまーす。