遅くなりましたが、4月3日に行なった春待ちこんさあとVol.2の報告をアップします。
ナゴヤンチュ大結集で、リハーサルに集まったメンバーの間は同窓会のような和やかな雰囲気。
リハ後に、店長の中野さんとしばしお話させてもらったのだけど、私は浦和にあった最初の曼荼羅を知っているので、その話でも盛り上がりました。
以前に客として行った時にマゼンダ時代にハイタイド・ハリスの前座で出た話をしたことを覚えていて下さったし、MANDA-LAには80年代にマゼンダと桃色ヴァンピールで出演しているけど2の方に出演するのは初めてなので、今回ここでライブをやらせてもらえることは嬉しいことでした。
客席はほぼ満席、トップバッターの佐藤幸雄さんの演奏は、エレキギター1本の弾き語り。
曲によってルーパーを使って音を重ねるなど、エレキ1本の中でも変化に飛んだ演奏、そして彼の歌は言葉がとにかくストレートに胸に飛び込んで来ます。
シンプルな言葉に深い意味を感じさせるその歌は、一度聞いたら忘れられないフレーズが潜んでいて、前回昨年8月に南青山MANDA-LAの時に歌われた「書くものと書かれるもの」という言葉も、そのライブで一度しか聞いていないのに長いこと私の頭の中でエンドレスで響いていましたが、今回も「分からないことがないことが無かった」というフレーズが以後ずっと脳内ヘビーローテーションになってます。
2番手の出演はCOMEDY、ベースのSHIGEさんは元・バナナリアンズ、現在は瀬川洋&トラべリン・オーシャン・ブルーバーズで活動されていて、彼女とは布谷文夫のバンドのライブで競演をしたことがあったし古澤さんのイヴェントでも何度か会ったり、SNSでも親しく繋がっている仲。
ボーカル&ギター、Qujilaの杉林恭雄さんのライブを観るのは今回初めてでしたが、ずっと現役で活動を続けてきたその澄んだ歌声と歌唱力、今回のためにいくつもの新曲を用意した途切れることのない創作意欲にも敬服。
今回始動したSHIGEさんとのユニットも、とても良いコンビネーションでした。
そして、古澤隆広&ザ・スモーク・サークル・オブ・フレンズ。
彼の好きなロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズにちなんで付けたバンド名ですが、なぜスモークサークルかというと、古澤氏がスモークチキンなど手作りの燻製を作るのを年中行事にしていて、そこからの命名。
80年代後半から約10年活動したピカドールの初期に、彼がやってたコンクリーツとの共演があって、その縁がずっと繋がって古澤さんの呼びかけでピカドールのメンバーが久々に集まり、彼のオリジナル曲を演奏するライブが実現しました。
今回、古澤氏の旧友、Qujila、KIRINJIほか数々のバンドで活躍されている楠均さんと一緒に演奏出来たことも大きな喜びだった。
KIRINJIのステージも何度も観ていますし、百戦錬磨の一流ドラマーとリズム隊を組むことが出来て感無量でありました。
セットリスト
1、ささやきワルツ
2、夏
3、6月の溜息
4、Ahie
5、春待ち
6、なべにやかん
7、やきなすのカッペリーニ
8、カリプソの夜
9、パライソ
アンコール
出演者全員で、「手にひらに太陽を」をスカ風アレンジで。
あいだに、佐藤氏の「機械はみんな生きている」も挟まり、にぎにぎしくイヴェント終了。
ライブ後に、お客様の一人からサインを求められたのですが、出されたのが布谷文夫の立ち眩みライブのCDで、なんと布谷ファンでありつつ佐藤さんのファンでもあり、昨年の南青山マンダラのライブを観ていらしたとのこと。
オレチューでキーボードを弾く私を見て、この人は布谷さんのCDに入っている人だと気が付いてくれたそうです。
サインなんて滅多にする機会無いですから照れ臭かったけど嬉しかったし、表紙に布谷氏のサインもあって達筆だったことなど、思い出したりしました。
会場に見えていた瀬川洋さんともお話しできたし、色々と有意義なイヴェントでした。
東京ライブを終え、古澤&SSFは年内に名古屋公演もやろうと計画中です。
さて今月は、色々とライブが続くことになりました。
23日は南浦和のトモミックで、元Hold Upの藤田義治&元・安全バンドの相沢トモのユニット、Midnight Guitarsのライブにボーカルの塩崎秀子と2曲参加予定。
昨年のライブではピアノ&ボーカルで参加しましたが、今回はベース、そして塩崎とのハモリをさらにフィーチャーした曲を準備中です。
4月30日は、中央林間のパラダイス本舗でウクレレの山下セイジとのDUO、藤山コン美のライブ。
私はウクレレベースとメロディオンとコーラスを担当。
藤田義治と紀の国屋バンドの歌姫、高崎昌子のDUO、Foggy Rainと競演します。