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チャーリー・ワッツの訃報

2021-08-27 15:34:00 | music


近況アップしようかと考えてたタイミングで、チャーリー・ワッツの訃報が届いて、そのことに全く触れずに近況だけアップするのもなんか違うよな~と思って、数日が過ぎましたが自分なりのエピソードを書き残しておきます。
私がストーンズを知るきっかけは実はなんとPYGの田園コロシアムのライブ盤でした。
PYGはこのライブでストーンズから「BITCH」「Love in vain」「悪魔を憐れむ歌」の3曲を取り上げていて、ストーンズフリークだった大口広司の意見が大きく影響したのではないかと想像しています。
そしてこのライブアルバムの大口広司のドラミングのカッコ良さにノックアウトされ、私はロックに開眼したのです。
中学1年生の時にこのアルバムを聴いて、多分その翌年くらいと思うのだけど、同級生女子から大学生の従兄がロック好きで部屋に楽器やレコードが沢山あるよと教えてもらって連れられて遊びに行ったことがあり、帰りにお土産でストーンズのシングル盤「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」と「黒くぬれ!」をプレゼントしてくれた。
なぜ下さったのか謎です・・・、シングル買った後にアルバムも買ったからいいやと思ったのかな~、可愛い中学生が来たから何かプレゼントして喜ばせようと思ったのかな~。
とにかく、まだロックのレコードをほとんど持ってない時期だから本当によく聴きました。
写真にもう一枚写ってる4曲入りコンパクト盤は自分で買った物です。
なにしろね、中学生のお小遣いじゃLPはなかなか買えなかった。
ましてや2枚組なんてまず無理、PYGは大ファンだったから2枚組のライブを買ったけど、例えばその後にリアルタイムでストーンズなら「メイン・ストリートのならず者」、これは欲しくても2枚組は無理だと諦めたわけだし。
限られたお小遣いの中でLPまで買うのは優先順位の最上位なわけで、ストーンズは73年に「山羊の頭のスープ」が出ても買ったのはシングルのアンジーのみでした。
その後ウラワ・ロックンロール・センターに出入りするようになって、76年にストーンズナンバーを演るURCスタッフのバンド「ルナティック」にベースで参加する機会を得たのだけど、そのレパートリーは完全に60年代の曲のみ。
メンバーのほとんどは5歳前後年上だったし、選曲はURC創設者だったボーカルの蓮実氏によるもので彼は9歳年上だったので、彼が一番影響を受けた時期の曲をやっていたわけです。
というわけでなぜか60年代の曲中心の自分の年齢にそぐわない偏った聴き方、同世代ではストーンズファン以外は当時は知らないであろう初期のストーンズナンバーから入ったわけだけど、それらのストーンズの原点と言える曲をライブでやることを目指して、チャーリー・ワッツに影響を受けたドラマーと音を合わせる経験を10代の頃に積み重ねたことは、自分の演奏人生の中の深いところの土台になっていると思っています。
チャーリー・ワッツ様、ありがとう!
ご冥福をお祈りいたします。

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2回目の抗がん剤点滴

2021-08-11 15:09:00 | がん治療


昨日は2回目の抗がん剤点滴でした。
今回から分子標的薬のハーセプチン(トラスツズマブ)が加わりましたが、初回は量が少し多いのとゆっくり点滴を落とすためにこれに1時間半、その前に吐き気止めの点滴30分、最後にオキサリプラチンが2時間、それぞれの間と最後に管に残った薬を流す生理食塩水の点滴が15分ずつ加わるのでトータル時間は何と5時間だった。
カーテンで囲われたリクライニングチェアの脇にテレビがあって、病室みたいなテレビカードは不要でイアフォンを持って行けば自由に見られるけどそれは持って行くのを忘れたので、読書と少しだけ仮眠とスマホいじりで過ごしました。
外来化学療法室は午前の部の方は10時から、午後の人は13時からになっていて、午後の人は大体16時前には終わって帰って私だけ最後まで残されてるって感じの寂しい状況でしたが、一人だけ残ったベテラン看護師さんと色々とお話も出来たのは良かったです。
次回は1時間短縮されるそうだけど、それでも4時間は掛かるわけだし、午前10時に化学療法室の問診を受けてから採血、その後に診察、お昼休憩の後点滴で病院にいる時間は計7時間、大変だけどそれでも入院よりは楽だな~、帰れば好きな物が食べられてオットとお喋りが出来て自分のベッドで眠れる、翌朝も好きなミルクティーや果物が食べられるのは本当にありがたいこと。
前回入院で便秘になったのは病人食のせいも大きいけど、昨日点滴チェアに説明に来られた薬剤師さんの話によると吐き気止めの点滴薬が便秘を起こしやすいそうで、それは初めて聞きました。
抗がん剤の副作用は山のように書いてあって、そのどれが起きるか個人差があって分からないってことなんだけど、担当する薬剤師や看護師によって色々と情報が広がるのでそれはそれで興味深いことです。
点滴の針刺しは以前は看護師がやっていたそうだけど今は医師がすることになっていて、液漏れで問題が起きたことがあったのがきっかけでという理由を看護師が教えてくれた。
ぶっちゃけ慣れてる看護師にやってもらう方が上手だから、こっちは助かるのにね。。。
昨日の研修医さんには出来れば左腕でとお願いしたけど苦戦しそうだったので、大変だったら右でも良いですよと言ったら結局右になりましたが、上手に入れてくれたので前回みたいな痣にはならずに済みました。
今日の副作用は、点滴の血管痛が少しあるのと冷たい物を持つと指先がしびれる症状だけで、発熱は予想されてたけど上がらずに済み調子はまあまあです。
今のところ味覚障害が全く無いのは、実に嬉しい!
あと2回点滴治療を受けたら10月上旬に内視鏡とCTの検査を受けて、内科と外科のカンファレンスがあってその後の方針が決まります。
化学療法の結果が凄く良かったらもう少し続けることで手術の範囲を縮小出来る可能性もあると言われたので、それに期待しているところです。
お酒を飲むことについては、抗がん剤治療中も少量は禁止するものではないそうですが、私の場合患部がアルコールの影響をもろに受けやすいところなので・・・ということで止めてます。
ノンアルビールをたまに飲んで満足してる。
病気による疲れやすさもあるので、お酒抜きで早寝でもしっかり眠れて妙に早起きなこの頃です。

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美容院とケーキ♪

2021-08-06 21:56:00 | がん治療




昨日は車で都内に出て美容院でカラーカット、その後に友人とケーキ&お茶で近況報告しあって和みました。
緊急事態となり県をまたいでの外出が好ましくない状況ではありましたが、7月に検査や入院で美容院を2回キャンセルしていたのと、来週は2回目の抗がん剤点滴を受けるので体調的にしばらく出掛けるのが無理になるかもと思って、このタイミングしかないと決行。
髪が軽く明るくなってすっきりしました。
黄桃のタルトも美味しかった~♪
お酒飲めないんだから、たまには美味しいケーキくらい楽しまないと&同世代女子トークはやはりとても楽しくて癒されました。
帰路に観た夕焼け空も美しく、良いお出かけが出来た。
週明け10日にはいよいよ、外来点滴室初体験で2度目の抗がん剤点滴、今回から分子標的薬も追加で入ります。
現時点の実感として、当初感じていた食べ物の飲み込み難さはすでに消えているので、薬は効いている、腫瘍は小さくなり始めていると思ってます。
抗がん剤治療はあまり長くならずに手術に進むことになるのではないかと予想していますが、果たしてどうなりますか。。。

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ジムに行けた!

2021-08-01 15:17:00 | がん治療

<抗がん剤点滴から2週間経っても、まだこんな痣です>

退院して丸1週間は、日に何度も腹痛があったり立ち眩みがしたりで全く外出できなかったけど、その後少しずつ調子が良くなって近所のスーパーで買い物も出来て、土曜にはジムのプールで水中ウォーキングも無事に出来ました! 
食欲も復活したらあっという間に1キロ戻りまして、体重減が心配という状況はほんの数日だけだったという笑い話。
見た目的にはもう少し絞りたいところだけど、当面現状維持で行きたい。
後に手術に進むと体重は1割減ると言われている(胃と食道の手術だから1週間は食べられない)わけなので、少し余分に付けておかないとね。
そんなわけで体力にもいくらか自信が出て来たので、明日は1台仕事をすることに。
明日の午後から休薬期間に入るので、それなりには動けるかな、とりあえず今週は仕事1台と後半に美容院に行ってみる予定。
丸一日はエネルギーが続かない感じなので、少しずつ様子を見ながら動いてみます。


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